1日1日感動したことを書きたい

本、音楽、映画、仕事、出会い。1日1日感動したことを書きたい。
人生の黄昏時だから、なおそう思います。

「煙突のようだ」

2012-12-31 16:30:29 | 韓国語
'굴뚝같다 ' 「煙突のようだ」

先日の韓国出張の帰り。仁川空港で韓国語の本を9冊購入。お正月休みを利用して、少しずつ読み始めています。その中の一冊に'살아있는 한국어 관용어 '(「生きている韓国語 慣用語」)というのがあるのですが、この本、なかなかよくできた本だと思います。あっという間に、半分ぐらい読んでしまいました。慣用語を見ていると、動作が目の前にありありと浮かぶものや、これは何故そうなるんだろうと思うものがあって、とてもおもしろいのです。

何故そうなるんだろう?と思った表現の一つがこの表現、'굴뚝같다 'です。
「何かをしたくてたまらない」('무엇을 하고 싶은 마음이 간절하다.')という時に使う表現だそうです。

'굴뚝 'は「煙突」の意味で、この本の挿絵にも煙突の絵が小さく載っています。この本の著者は、'굴뚝 'を煙突と解釈しいているのでしょう。しかし、インターネットで検索してみると、ネイティブスピーカーの間でも、なせ「煙突のようだ」が「したくてたまらない」になるのかという質問がたくさんでてきます。'굴뚝 'ではなくて、もとは'꿀떡 '(「蜜餅」)だったという説もあります。いずれにしても、とてもよく使う表現であることに違いはないようです。

'우리는 "마음은 굴뚝같다"는 말을 자주 쓴다. 어떤 일을 하고 싶은 욕망이 강할 때 이런 표현이 딱 어울린다. 그런데 마음과 굴뚝의 연관성을 찾기가 어려워, 이런 말을 하면서도 갸우뚱할 때가 있다. '
「私たちは、"마음은 굴뚝같다"という言葉をよく使う。あることをしたい思いが強い時、この表現がピッタリくる。ところが心と煙突の連関性を求めるのはむつかしくて、このような言葉を話しながらもくびをかしげる時がある。」

このような比喩表現がうまれ、みんなに認知されていった過程って、どんなのだったのだろう。とても興味がわくけれど・・・とりあえずは例文をメモしておこう。

'고향에 돌아가고 싶은 마음은 굴뚝같지만 공부가 끝날 때까지 참기로 마음먹었다.'