かぜねこ花鳥風月館

出会いの花鳥風月を心の中にとじこめる日記

マラニックスタイルで読書の秋を過ごそうかな

2021-09-02 18:20:19 | 日記

1か月ぶりに行ったPCR検査の陰性報告を受け取った。だれとも交流しないので陰性は当たり前といえば当たり前だが、「デルタ株はヒトとすれ違っただけでも感染する」とか「空気感染が怖いので電車やデパ地下も要注意」などと専門家に脅かされると、商店街や電車にもまったく無関係ということではなかったので、無意味なことではないだろう。

9月になって、とりあえず富士山行きはあきらめたが、9月半ばから10月半ばまでの秋山は外せないので、どこをテント基地にして歩こうか。あるいは思い切って、飯豊や八幡平をロングトレイルしようか考え時である。ただし、あくまでもテントであって、昨年のような無人小屋は、日帰り登山者などでいっとき密になるところもあったのでやめておこう。

陰性報告を受けて、「さあ、出かけよう」と思いきや、この9月は、秋雨前線の影響で雨模様と低温からはじまって出鼻をくじかれた。

そのため、今日は緊急事態宣言中であっても公共施設のうち図書館だけは貸出をやっててくれたので、しばらくぶりにトレラン用に使っていた15Lザックを担いで、マラニックスタイルで図書館にでかけて、借りた本を背負いながら、2時間ばかり青葉山をスロージョグしてきた。読書の秋らしく涼しくなったのでこれからマラニックしながら公園のベンチで読書を日課にしようかな。緊急時来宣言下でいいアイデアだ。

きょう借りてきたのは手塚治虫さんの「火の鳥」の角川文庫版であり、マンガといえばマンガだが、ちょっとパラパラめくっただけで「死と再生」という手塚ワールドにのめり込んで時間を忘れる。〇十年前に一通り読んだこの「火の鳥」、人生の秋を迎えた今、読み直したら新たな収穫があるかもしれない。

トレランザックに文庫本を入れてのマラニックか・・・なにか新しい時間の過ごし方を発見したような。

 

     

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