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かぜねこ花鳥風月館

出会いの花鳥風月を心の中にとじこめる日記

北八・双子池の星空

2019-10-16 11:12:34 | 日記

台風19号の打撃は、想像したとおり、登山道にも及んだようで、ヤマケイ情報が伝え始めている。中央本線の不通ばかりか、先々週利用したバス道路でもある長野県茅野駅から北八の麦草峠までの道路も陥没したようで、これから、中部山岳以外でも、北関東及び東北の山々でも、被害情報が寄せられるだろう。ただ、営業小屋が少ない東北などは、登山者が歩かないと情報が伝わらないので、もっと遅くなるのだろう。

ヤマケイ情報では、南アルプスの畑薙~椹島や奈良田~身延などもやられたようで、来年以降南アをじっくり歩きたいと思っていたので、早めの回復を祈りたい。

https://www.yamakei-online.com/journal/detail.php?id=5527

 

先週までの北八には、G3X君のほかに、やや重いのであるがD750君も連れて行ったが、双子池での二晩、せっかくの晴れ空で、未明は、月も隠れて絶好の撮影機会であったが、彼ら撮影機材の能力を十分発揮させられなかった嫌いがある。

 

G3X君については、簡単「星空モード」に頼りすぎたら、記録上は「暗い絵」に仕上がってしまった。画像編集で明るくしようとしたら、ノイズがでて画像が荒れている。自動では、ISO2000、5~6秒で撮影されているが、もう少し撮影時間を長くできないかと、帰ってからカメラをいじくっていたら、このコンデジカメラ、マニュアルだと一眼レフと同じようにバルブ撮影(手動でシャツタースピードが選べる)が可能で、レリーズがあったのだからマニュアル撮影で画像をもっと明るくすべきであったと反省している。

 

  双子池のシリウス (G3x夜空モード)

 

 

 

  明るく調整するとノイズが現れる

 

 

で、頼りにしていたD750君であるが、画質優先に普段は、記録モードを「FINE+RAW」にしていたのだが、帰って確認してみると「NOMAL」になっていた。なので、高画質編集ができない状態となっていた。まあ、ブログに貼り付ける程度なら、さして変わりはないのだろうが、印刷だと違うのだろう。テント内での時間はたっぷりあったのに、撮影前に、そんな確認もしないまま外に出たのは、そそっかしすぎる。

 

 

双子池雌池 深夜の東の空   池に映る灯は、双子池ヒュッテ 

 

 

同じ空をソフトフィルターを使用して撮影した。

 

 

おおいぬのシリウス、オリオンのベテルギウス、子犬のプロキオンらの冬の三角 (ソフトフィルター)

 

 

 

 双子池黄昏のアーモンドの月が池に映る

 

 

双子池南の森の未明の空   (フィルターなし)

 

 

 

双子池南の森の未明の空 (フィルター)

 

 

 

双子池南の森の未明の空 (フィルターなし)

   

それから、北八、双子池の未明の空は、あんなに星空が輝いていたのに、1回の撮影時間が30分程度だったののは、ぬくぬくとしていたシュラフから飛び出したので、あまりの寒さに震えがきて、早々と店じまいとしたこと。カメラのモード、ピント、ミニ三脚の水平度などあいまいなまま、ドタバタとシャツターを押したのだと思う。

秋の高山では、もっと、早く目覚めて、テント内でカメラのモードを点検し、防寒具ばかりでなく、「ホッカイロ」をポケットなどに入れ、レンズの結露防止などを施して外に出ることに努めるべきだったろう。

 

月の落ちた双子池は、山小屋の灯りという人口灯以外は、麓の灯りなどに悩まず撮影できる、星空の絶好撮影ポイントだと思う。また、あそこに出かけ、今度は、ちゃんとした三脚を連れて、出かけてみようかと思う。(もっとああたかな、夏がいいかな)

 

 

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