加代子のつぶやき

毎日の生活で思うこと

自衛隊は災害救助隊に

2008-06-19 23:54:51 | Weblog

 東北地方が梅雨入りをしました。なんかモアッとして、蒸し暑い一日でした。
  ようやくの雨で、じゃがいもが喜んでいます。

 が、九州地方は大雨で、被害が出そうですし、宮城・岩手の被災地は、せきとめ湖の決壊の恐れもありということで、心配です。

 地震による行方不明の人をさがすために自衛隊が活躍しています。自衛隊を災害救助隊に変えたい私は、その働きに心から敬意を評したいと思います。

 オーストリア生まれの、サビーネ・フリューシューシュトウトゥックさんの著書、「不安な兵士たち、ニッポン自衛隊研究」を、先日ようやく読み終えたのですが、憲法で戦う事を禁じられている、戦わない軍隊に所属する自衛隊のアイデインティティは、なかなか興味深いものがあります。戦争のしない(できない)自衛隊だから、自衛隊に入っている・・という人もいるわけで、この本は、著者自身が自衛隊の中で1週間共に過ごして取材しており、面白かったです。

 しつこいですが、自衛隊は災害救助隊として、その役目を果たしてほしいものです。1台8億円なんていう戦車はもう作らないでもらいたいものです。
   人命救助のために、そのお金を使ってほしいですね。http://www.jcp.or.jp/akahata/aik4/2005-06-22/0622faq_0.html

 

 


宮崎勤の死刑から・・

2008-06-19 00:11:24 | Weblog

 宮崎勤の死刑が執行されました。秋葉原の事件もあって、なんかあまり感じがよくありません。
  鳩山法務大臣は、死刑執行にせっせとサインをしている感じです。「それが正義だ」みたいなことも言っていました。
  ただ、宮崎勤は、自分の犯した罪の重さや、自分の命がかけがえのないものだというような、まっとうな考えにはいたらないままの死刑執行のようです。そのような人の命をうばう事が、どのような刑罰になるのだろうか・・と考えてしまいました。

 20年前にこの異常な事件がおきたころから、なぜ、このような人間ができるのか・・ということに興味をもってきました。そうして、ようやく、「人間が成長する過程で、生理的・身体的欲求が満たされ、安心して、安全に、生きていていいという環境にいることの重要性」」 がわかり、それが欠如すると、不安定な精神状態をつくり、自分を肯定できなくなること。その結果、不安定な自分のバランスをとるために、人は攻撃的になること。それが極端な場合、内的に向かえば、自死ですし、他に向かえば殺人と、なります。(攻撃は不安の裏返し。個人から国家まで)

 もう一つは、感情の抑圧によって、共感能力が失われるのではないかと思っています。悲しいとか嬉しいとか楽しいというような気持ちの充分な受容とコミュニケーションが、共感能力をつくりますが、その状態が家庭内暴力などで損なわれると共感能力は育たないのです。

 こんなことを、私は自分の成育歴や、こどもの不登校をきっかけとしたカウンセリングで学び、自分自身も当事者であると思っているのですが・・・・。

 子どもを育てることは、夫婦間のコミュニケーションの問題と大きく関わっています。だから、私は男女共同参画が重要だと考えているのです。

 宮崎勤の死刑から、拙い自論を展開してしまいました。

 6月28日(土)ハーモニープラザまつりで、NPO法人いきいきFネット秋田主催で「母と子のコミュニケーション講座」 をやります。10時~12時までです。   (アトリオン7F)
    興味のある方はのぞいてみてください。