加代子のつぶやき

毎日の生活で思うこと

秋田市議会傍聴

2011-09-29 22:34:52 | Weblog

久しぶりに市議会の傍聴に行った。秋田市のゴミの有料化が決まる日だった。

そして、賛成多数で可決された。

担当の建設委員会や、各会派の賛成意見を聞いていても、なんだか賛成理由がわからなかった。

ゴミ問題は、目的が減量から、将来の溶融炉の建設のための積立金にいつの間にかすり替わっていた。これも驚きだった。賛成派は、だから必要だとしていた。つまり、また大きなたてものを建てたいのだろう。建設委員会で話し合われたのが、ようやく納得いった。
なんでも燃やす溶融炉は、20年しかもたないのだそうだ。だからまた新しい焼却炉をつくるんだそうだ。

だったら、最初からそう言ってよ!と思う。なにがゴミの減量の必要性だ。昨年からの説明会で、こんな積立金の話は出てこなかった。ゴミ袋の値段をあげて、収益の半分を積み立てるのだそうだ。税金の二重取りである。

反対意見をのべた、公明党、共産党、フォーラム21、わんぱくの会の方々の意見は心から納得できた。どの反対意見もそのとおりだと思った。


 市民のみかたという議員が、市役所の職員の苦労をほめたたえて有料化に賛成の意見をのべた。市民のみかたではなくて、市の職員のみかただろう。 

こうして議案が通っていくんだと思ったら、怒りを通り越してあきれてしまった。

 


槇坪監督のこと

2011-09-27 23:03:59 | Weblog

槇坪夛鶴子監督が亡くなったとの知らせをうけたのが、日曜日25日の出勤日の朝だった。

監督との出会いは、1998年に性教育映画「わたしがすき」の秋田での上映会を決めたときからだったから、15年まえになるかなあ。以来、何年かおきに監督の作品の上映会をして、お会いしてきた。リュウマチを患い車イスでメガホンをとる監督で、性教育や、介護のことなど、女性が抱える課題を、ていねいにしかも暗くならずに切り取って、考えさせてくれた。

2年前には、自閉症について理解を深める映画「星の国から孫ふたり」の上映会を秋田県児童会館で行った。それが最後となった。つい最近、9月の初め、東北をまわるので10月1日に秋田で映画の上映ができないかとのメールが入り、時間の余裕がなくてできないことを電話でお話をさせていただいたが、「なんとか元気よ」とのことだったのに・・。ほんとうに残念なことである。

「母のいる場所」は秋田氏と男鹿市で上映会をしたが、認知症のお母様が監督の車イスを押してステージに登壇されてご挨拶をされていた。認知症でも役割があることでその人の存在が大切なのだと、身をもって教えてくださっていた。

私も母を介護して12年になるが、そうそう、うちの母は倒れたとき、ちょうど監督の作品「老親ろうしん」の上映会を準備しているときで、母も映画をみるのを楽しみにしたのに、その3週間まえに脳出血で倒れ、以来ねたきりになってしまった。

監督の撮られる作品が、わたし自身の生活とも重なっていたので、カウンセラー役になってくださったり、ほんとうにお世話になった。 優しい方だった。

心からご冥福をお祈りいたします。合唱。

 


放射能の除染ってなに?

2011-09-22 08:58:42 | Weblog

台風が日本を襲った。春は東日本大震災、秋は台風12号と15号、被災者は増えるばかりだ。

台風の進路をみていて、福島や宮城のことを考えた。福島第一原発の周辺の放射能汚染された物質は、この台風でどこに飛散しているのだろう。ふりそそぐ雨は、地下水となるのか、汚染された大地を洗うがごとく、地面を流れ、その行く着く先はどこなのか・・。

海か、地下水か・・

山々にふりそそぐ雨は、木々の放射能を洗い落すのか・・。

政府が言うことろの、除染・・。たしか地面をはがして・・と言っていたけれど、どこの地面なのか、広大な土地のなにを除染するのか・・・。

予算は除染のたねの予算と言っていたが、どのように使うのか・・。

台風によって、放射能はどのように拡散するのか・・誰か教えてほしい・・


原発の交付金は経済産業省の天下り先へ

2011-09-20 22:19:02 | Weblog

こういうからくりを知ると、非常にむなしくなる。怒りを通り越して、むなしい。

これが日本の政治だ。自民党政権の遺産だ。

市民は懸命に働いて、税金や電気代を払っているが、それを吸い上げている人たちもいる。・・原発事故は起こるべくして起こった気がする。安全そっちのけで、我欲に走っていたのではないか・・。

東京電力や、東北電力の給料の高さはどうだ。補償金も税金よりまず、東電の役人や株主や、経済産業省の天下りの人間や、そういう人からお金を出してもらったほうがいいと思う。

ホント、怒・怒・怒 の気分です。

台風被害がひどいなあ・・

 


秋田市のゴミ有料化について

2011-09-14 23:31:47 | Weblog

昨年家庭ゴミの有料化について秋田市は条例化を見送ったが、再度9月市議会で市長が出してきた。なんでゴミの有料化にこんなに執念を燃やしているのか理解できない。

議員も昨年は見送って、選挙のときにも、話題になっていたと思うが、選挙が終わったら、この市長が出した案に賛成するのだろうか?だれが賛成するのか、興味津津だ。

はなはだ、市民無視の市政だと言わざるをえない。

ゴミは減っている。だまっていてもゴミは減る。消費力は落ちているからだ。

市長はそれしかやることがないのだろうか。ゴミを有料化することがそんなに大事なことなのだろうか。

ゴミ袋10枚を500円で買うなんて・・・。住民税はなにに使われているのだろう?

議員たちよ、行政改革をやってくれないかなあ。


死のまち 発言

2011-09-11 07:26:41 | Weblog

野田内閣で、もう辞任者がでた。福島第一原発を視察後に「放射能つけちゃうぞ 」 と言ったらしいが、これはまずい・・と私も思う。 だが、「死のまち」 については、事実発言だ、と思う。

原発事故周辺は、「死のまち」なのではないか。もう人は住めない。

そこで作業をしている人に対する配慮・・とかになると、わたしはどうしても、戦争中に「この戦争は負ける」 と言った人を「非国民」と呼んだ、現実無視の国民性を重ねてしまう。

事実を、現実をみようとしない。大本営発表と同じように、国民に事実を知らせようとはしない政府、政治。知ろうとしない国民。

経済産業大臣といえば、国の要だろう。就任10日たらずで、辞任させるような野田さんという人の、ふところの浅さにがっかりする。
そして、この国の政治家の認識に、暗澹たる思いにとらわれてしまう。

もちろん、自分も、ドジな人間だが、子どもたちの未来は守りたいと思う。
原発はいらない。 戦争もいらない。  きょうは9月11日。あれから10年目の日だ。


福島、再生よりも県民の移住を!

2011-09-08 22:30:15 | Weblog

 2日から5日まで、台風に向かって上京したが、行く時に、栃木県あたりでものすごい暴風雨の中に新幹線が突入した。少しの時間雨の中を走り、また、雨のないところに移動した。
 群馬県の太田市にある群馬県立がんセンターについた時に、また猛烈な雨にみまわれたが、その後は、雨のないお天気となり、親戚の法事や、10月に行うセンターの講座の打ち合わせなどをしてきた。

 台風は12号は、進路を変え、三重県奈良県など近畿、西日本に上陸して、甚大な被害を出していた。その風景は、3月11日の津波のときに似ていて、なんでこんなに災害が頻発するのだろう・・と少し暗い気持ちになる。

 きょう、夕方帰り道の車のラジオで、放射能汚染と食の話をしていた。消費者の立場での話として、国はすべての食品の汚染を調べて発表してほしいと言っていた。データをきちんととって公開することが、国民の不安をとりのぞく道だとも言っていた。

 食はいのちをまもることに直結している。国の責任として取り組んでほしいと思う。

 野田総理は福島に行って、「福島の再生なくして日本の再生はない」と言っていたが、福島の再生とはなにを意味しているのか、わたしにはわからない。福島原発の周辺にはもはや帰ることはありえないし、除染では限界がある。原発の収束にも莫大な費用と時間がかかる。

 総理として、いのちを守るために、県民の移住や、農業の代替え地や、食品の安全について、決断することがやまほどあると思うし、それは福島の再生というよりは、まったく新しい視点でとりくまなければいけないことなのではないかと思う。

こんなときに、秋田県に5万人の移住を引き受けましょうと!秋田県も言ってtみたらいいのではないか。秋田県は毎年、ひとつの市が消えてくような人口減少に陥っているのだもの、福島の人に移り住んでもらったらいいと思う。農業をやりたい人には田んぼを、酪農をしたい人には山を貸与する。あとつぎがいなくて困っている農家や林業者にとっても悪くないとおもうし、コミュニティごと移ってもらって、リトル福島をつくってもらってもいいと思うし。

こんな考えはとっぴだろうか・・

お金を生かして使ってほしい。すべてが税金だもの。死に金にはしたくないと痛切に思う。


溶融燃料を取り出す?

2011-09-01 22:12:07 | Weblog

台風12号が日本に上陸しそうだ。きょうは群馬県で大雨だったらしいが、その群馬に明日出かけることになっている。

いとこの病気見舞いなのだが、ついでに月曜日に東京で仕事をして、5日の夜に帰る予定だ。

台風に向かっていくようで心配だが、大人の休日切符を使っての安価旅なので、変更もできない。まあ、なんとかなるだろう。

きょうのさきがけ新聞に、原発溶融燃料について、東電が作業概要を発表したとの記事があった。冠水して燃料を取り出すのだそうだ。読んでいて、これが専門家の言うことなのかと思った。ロボットやカメラで事にあたるらしいが、工程ごとに技術開発が必要とある。つまり、イメージはしたが、こんなことをできるとは思っていないのだろう。

チェルノブイリの10倍の放射能が測定されている地域もあるというのに、6か月にもなるというのに、この歯がゆさはなんだ!