国会での山田真貴子さんの答弁をみていると、安倍元総理の森友のときや、加計学園のときなどの官僚の答弁とおんなじで、記憶に無いし、覚えていないしで、頭の悪さを強調してる。ごまかしているのがみえみえで、これで、この国大丈夫かと思うが、もう、なんの期待もない。
ああ、またやっているわ・・としか思えない。野党の踏み込み方も、不十分だし、ホント既視感・・。
それでも山田さんに職務を続投させて、山田さんを守るために、総理会見を見送ったというのだから、国民を見ていないことは明らかだ。
職務継続の理由が、「女性だから」というが、この場合は性別に関わり無く、違法行為に対する認識が先にあるべきで、ちっとも女性の活躍にはなっていないのだ。
むしろ、そうやって女性の任用を強調することが、森さんと同じように女性をバカにしていることなのだ・・ということ、わからないだろうなあ。。
総務省の接待問題で、菅さんの息子の関与が疑われている。
じっくり記事を読むのも時間がもったいないような話で、詳しくはわからないのだが、安倍さんは妻の昭恵さんが関与していた、近畿財務局だったか。関与していたら議員を辞めるとか言っていたのに、いまだにやめてはいないが、菅さんも息子が父親の地位を利用して、総務省の役人に自分の仕事の便宜をはかってもらっていたのだろう。
おんなじだね。
ジェンダー平等ということばが、ガンガンＴＶで流れて、森さんが辞任したことで、おもわぬ効果があった。この国の遅れ度が顕になり、変えなければという意識が高まった。
橋本聖子さんが大会会長に就任し、男女平等を進めたいと発言をしたことで、一気に進む可能性がでてきた。喜ばしいことである。
それにしても、きのうの、尾辻かな子さんの同性婚に対する菅総理への質問で、菅さんの冷たさを再認識した。菅さんは、オリンピックの多様性といいながら、なあんも理解などしていない。セクシャルマイノリティーの人たちの願いなど、理解できないのだろう。憲法で想定されていない中、同性婚を認めるかどうかは家族のあり方を決める議論だと話した。同姓の人たちの家族のあり方に思いをはせることができない人だと思えた。
菅さんは、オリンピック・パラリンピックが掲げる「多様性と調和」の実現をめざしてという人権尊重の理念など、理解していないのではないか・・。理解不能なのではないか・・。そんなふうに聞こえた。
オリ・パラの組織委員会の会長、森さんが辞めた。後任は川淵さんという人。８４歳。年齢で人を判断するのはまちがっているともうけれど、森さんというあの世代が持っている女性蔑視感は、大丈夫なのだろうか・・と思う。８４歳だ。
この夏までにコロナは終息できるのだろうか。国外から人々の入国はできるのだろうか？
ワクチンは国民にいきわたるのだろうか・・。ＰＣＲ検査がどこでも安価で受けられるだろうか・・。
スポーツの祭典というよりは、利権の祭典といわれるようになっているオリンピック・パラリンピック。ここは、開催よりも中止して、国内の安全を確保するほうがいいと思う。
復興五輪というけれど、福島の原発事故は終っていない。「避難の過酷な実態」があるとニュースで言っている。十分な補償をしていないのではないか・・。ぜんぜんアンダーコントロールなんかでないのに！どこが復興だ！！と思う。
森さんがとんでもないことを言ったせいで、この国の性差別意識があらわになった。オリンピック・パラリンピックの組織委員会の会長として、ふさわしくない発言に、世界中が注目した。女性達が黙っていない。国内でもだまっていない。
これはいいきっかけだ。チャンスだ。
ジェンダーってなんだ？と言っていた人たちも、ＴＶで、ジェンダー平等ということばが頻繁にでることで、気がつくだろう。
日本が性差別で金メダル・・なんて、・・ほんとうに恥ずかしいことだ。
森さんの今回のような発言、そのようにして女性を意思決定の場にいることを否定する、女性を排除する意識は、
世界から取り残されていく。という危機感をもってほしい。
森さんがまたとんでもない発言をしている。
女性がたくさん入っている理事会は時間がかかる・・なんて。
オリ・パラの組織委員長の発言としては、終っていますよ！ということです。
しかも、女性は競争意識がつよいから、一人が発言すると他の人も自分も言わなきゃいけないと思って発言する・・って、競争意識が言わせているという認識は、それが女性の特性とでも思って話をしたのでしょうかねえ・・。
そして笑いをとったみたいですから、もうねえ、この国の女性差別が一気に噴出していますね。
海外からも笑われているでしょう。
社会の変化も、国の課題も見ようとも学ぼうともしないで、意識が止まったままの８３歳の政治家・・。政界は引退したかな。
意識が変わらない見本。他にも居ますね・・麻生さんとか。
