加代子のつぶやき

毎日の生活で思うこと

わたしたちはどんな福祉をめざすのか

2007-08-31 22:15:27 | Weblog

 北秋田市のケアタウンたかのすが、現在のたかのす福祉公社から、来年度は市社会福祉協議会に運営が決まったことについて、その選定基準が不明として、たかのす福祉公社の松橋理事長が、情報公開の請求に踏み切るといういう。あたりまえだと思う。はたから見ていても、ほんとうにおかしい。指定管理者選定委員会ではどのような審議がなされたのか、議事録の前面公開をしてほしいものである。
  コスト縮減の方策などが指定管理者の選定の基準となったとすれば、今現在市からの補助もなく、必死でがんばっている福祉公社の何処が問題だったというのだろうか。そのうえ、福祉公社が2年間の指定をうけていたと思ったら、福祉協議会は10年間だそうだ。10年・・。

 現在の北秋田市市長が鷹巣町の町長に当選してから、福祉の町の看板ともいうべきケアタウンたかのすに対しての処遇と、「高齢者安心条例」の廃止にともなう福祉の後退 は、ついにここまで来た・・・とみるべきなのかもしれない。

 安心条例を廃止して、介護者の抑制を認める・・とした現市長のことばは、わたしは忘れる事ができない。これが医療に関わる人のことばなのかと信じられなかった。
  抑制とは人手がたりない病院や福祉の現場ではよく行われていて、ベッドにしばりつけられたり、手をしばったりするものである。
 わたしは、自分が、どんなにわからなくなっても、縛り付けられたいとは思わない。身内の者の、そんな姿も見たくない。だから、鷹巣町の安心条例が、県内どこでも適用になるか、同じ条例をつくることをめざして、福祉の充実を訴えてきた。

 ケアタウンたかのすは人手の確保をすることで、介護される人の尊厳を守り、その人にあった、介助をすることを心がけてきた施設だ。この施設が今後どのように変わっていくのか、わたしたちの将来がかかっている重大な問題なのだと思う。


  失敗

2007-08-31 08:17:58 | Weblog

 昨夜のブログ、”朝青龍はDV夫” のタイトルでUPしたら、突然、文章がどこかに消えてしまって、がっかり!
  ある一定の時間がたつと、消滅するらしいことを知りました。

 また、日を改めて書こうと思っています。


ケアタウン鷹巣のこと

2007-08-29 23:59:03 | Weblog

 福祉の町、鷹巣のシンボル、ケアタウンたかのすを運営していた、たかのす福祉公社が、指定管理者からはずされてしまいました。来年度から、北秋田市社会福祉協議会がその運営をするようですが、こんなことがあっていいのでしょうか・・。
 首長が変わるということは、こんなにもひどい状態になっていくのですね。

 ケアタウンたかのすは、前岩川徹町長がデンマークの福祉を学んで、町民と共に築いてきた、利用者の立場にたった介助や介護をめざしていた、全国からも注目された福祉施設でした。
  町長が変わってから、ケアタウンの予算がけずられ、合併後の現在は市の補助を受けずに、職員の給料を削りながらがんばっていると、聞いたばかりでしたのに、なぜに認めてくれないのでしょうね。

 福祉の後退をまねくのは必至と思われますが、これも鷹巣町の人たちが望んでいたことなのでしょうか・・。
  山の中に大きな病院をつくれば、それでいいのか、疑問に思います。
 

  全国に誇れた秋田の宝ものが、消えていくようでとても悲しいです。

 

 

  


安倍改造内閣

2007-08-28 23:41:48 | Weblog

 きのうの安倍総理のあいさつは、「この人、何がいいたいのか、よくわからないなあ」という感想を持っていました。前回は、美しい国をつくりという、信念だけはわかりましたが(嫌な信念ですね)、今回は、果実の分配をするためにも、果実をふやさなければならない・・ぐらいしか印象がありません。地方との格差是正をはかるつもりのことばなのでしょうけれど、国民の目線にはたっていない気がしました。

 安倍さんは、はたして、このメンバーのリーダーになれるのでしょうか? 顔ぶれは安倍さんよりも、総理が似合いそうな人もちらほらいる気がして、 安倍さんは苦労するでしょうね。まあ、ばらばらな内閣になって、早期に衆議院の解散となってくれれば、これもまたよしですね。

 大臣皆さんの挨拶を聞いたわけではありませんが、鳩山法相の 「少年や外国人の犯罪が多発している」 といった言い方は、正確ではありませんし、人権感覚のなさです。こういう人が法務大臣なのは最悪です。

 きのうも書いた、上川陽子さん。靖国に参拝して続投をアピールしたのかと思われた高市早苗さんとの交代ですが、さて、どのような政策をうってくるでしょうかねえ・・。
  小池さんといい、高市さなえさんといい、そうそう総理補佐官とかいう山谷えりこ(すみませんがこの人は呼び捨てにされていただきます) がいますが、女性ならだれでも議員にとは、絶対に言えない、タイプの方々です・・・。これが自民党の女性議員というものでしょうが・・・。

                     
             きょうの皆既月食。  月が少しづつ、顔をだしていました。
                     美しい輝きでした


マイブーム

2007-08-27 23:29:10 | Weblog

 安倍改造内閣が発表されました。
  9時のNHKのニュースの中で各大臣を紹介した時に、「男女共同参画担当」ということばを聞くことはありませんでした。少子化担当と一緒なのでしょうが、少子化はクローズアップされても、男女共同参画が消えてしまっては、本末転倒なのではないでしょうか。そのことに気が付かない安倍総理が、これから進める政策を注視しましょう。
  担当大臣の上川陽子さんとはどんな人なのでしょうね。ネットで検索をしたら、すごい学歴の方でしたが・・・。
  防衛大臣の小池さん、「女子の本懐」とは・・・。よほど、アメリカのライスさんが、うらやましかったのでしょうかねえ。2ヶ月にも満たない在任だものね。
  いっそのこと留任してもらって、防衛省をかきまわしてくれても良かったのにね。(わたしは、防衛省・・軍隊が機能しなくてもかまわないと思っています。戦争反対なのです。自衛隊を災害救助隊に!)

 話は変わりますが、マイブームということがありますね。
 私は、この間まで、着メロがロッキーのテーマでした。ロッキーの映画をみて、元気をもらっていたところもあるのですが、先週、加山雄三さんの若大将シリーズを4日間見て、はまってしまいました。きのう、BSで加山さんの特番をやっていて、まあ、70歳にして、相変わらずの光進丸ではかっこいいし、水上ジェットをしたり、若い若い・・。歌も昔のまんまだし・・ということで、口をついてでるのは、加山さんの歌ばかり・・。最近の「星の旅人」いい歌ですよね。
  俳優で、歌手で作曲をして、絵もかき、ピアノ、ギター、ウクレレをひきこなし、スポーツ万能で、70歳にして新しいCDアルバムを出す、加山さん。前向きなその姿に、人生かくありたい・・と、はまってしまいました。


約束の旅路

2007-08-26 23:14:59 | Weblog

 友人のオススメで、シアタープレイタウンで上映されている「約束の旅路」を見ました。

  1984年、スーダンの難民キャンプから、ユダヤ人をイスラエルに送るという事態の中で、エチオピア人の一人の母親が9歳の息子に、ユダヤ人と一緒に行くように・・と突き放すように送り出す。イスラエルで、養子になった主人公シェロモが、宗教のちがい、肌の色のちがい、孤独や不安・・の中で、自分とは何者なのかを問いながら、恋をし、成長する・・。やがて医者になったシェロモは、再び訪れた難民キャンプで、母と再会・・?    そんなストーリーです。

  単純ではなくて、ユダヤ教でも、エチオピアにはファラシャと呼ばれる人たちがいて、この人たちをイスラエルに連れて行ったのですが、ちがいを認めない人たちが、対立したりします。
   でも、シェロモをやさしく見守る大人がいて、養母もそうですが、ほんとうのことを話そうと駆け込んだ警察署の警官が、おとなの知恵で受け止めてくれるんです。そういう人たちがいて、自分を肯定していくんですね。

 監督のラデュ・ミヘイレアニュはチャウシェスク政権を逃れて、ルーマニアからフランスへ移住した人で、自分のアイディンティティーに悩んだそうです。
 私はまさに、この映画のシェロモを通して、自分を考える機会となりました。

  いい映画です。教えてくれた友人に感謝です。ありがとう!
  

 

  

 

 

  
  

 

 

 

 

 


なんということでしょう!

2007-08-25 23:52:05 | Weblog

 昨日の小池さんのニュースには、あ然・・でした。ちょっとは、いいかな・・と思ったのに、なに、もうやめます・・。まあ、次から次とやめていく安倍内閣ですから、めずらしくないのですが、小池さんは、続投かと思いましたよ。はでにパフォーマンスしていましたもの。あちこち外遊で、税金はどのぐらい使ったのでしょうね。なんということでしょう。

 きのう、時給800円と書きましたが、秋田県の最低賃金は610円ですね。今、その値上げに5円とか10円とか言っているのでした。これは、わたしが20年前に働いていたころの時給と変わっていませんね。20年間・・・、日本は何をやっていたのでしょうね。直接雇用が減って、派遣労働のおかげで賃金をおさえ、改革と称して、景気回復をはかったのですね。でも、庶民の給料はそのまま・・これが格差社会ですよね。

 時給800円は無理かもしれませんね。


気持ちが引きこもり・・

2007-08-24 23:01:30 | Weblog

 朝夕すっかり涼しくなり、寝やすくなったせいか、きょうは寝坊をしてしまいました。
 早朝に、近所のTさんがスープをもって来てくださったのに、はずかしいことでした。

 夫の学校もまだ夏休みということで、いささかのんびりです。

 パートかアルバイトがないかと思い、パソコンで検索したりしています。
  時給800円で4,5時間を希望したのですが、なかなかみつかりません。
   甘いかなあ・・。      甘いなあ・・。

  母の施設料とむすめの受験をひかえて、こうしちゃいられないのだけれど、
  気持ちが引きこもり状態になっています・・。

 


映画の一日

2007-08-23 23:57:36 | Weblog

 今日は、家で2本も映画をみてしまいました。

 「ALWAYS3丁目の夕日」と「フラガール」です。夫の趣味が映画をみることと収集ですので、2本ともDVDが棚にあったのですが、なかなか時間がとれなかったのですが、ようやくでした。

 いやあ、2本ともいいなあ。(こればっかりですね・・・・)

 ALWAYS3町目の夕日は昭和33年東京、フラガールは昭和40年の常磐ハワイをつくるとき。時代も描かれる人々も、せいいっぱい生きていて、人情があって・・・。

 泣くのはストレス解消にもいいらしいので・・・・オススメです。


きけんな”うそ”

2007-08-22 16:22:30 | Weblog

 きょう、静岡県御殿場で6年前におきた暴行未遂事件で、冤罪を主張していた元少年4人にたいして、懲役1年6ヶ月の実刑判決が出ました。たまたま、今朝、テレ朝でこの事件のあらましをやっていたので、興味深くみていたのですが、証拠は自白だけのようです。これも取り調べ室で執拗に、強制的に自白をさせたということでしたが、わたしはこの手の告訴にはうそがないだろうとこれまで思っていました。というのは女性が暴行事件を告訴をするということは、自分のプライバシーをさらけださなければならないと考えていたからです。だからこれまで泣き寝入りする人が多く、なかなか告訴に踏み切ることができなかったのです。しかし、最近は泣き寝入りしないで、告訴をする人も増えて、警察の対応も、「あんたにもすきがあったのではないか」と言った、被害者を再び傷つけるような言動はしない方向で、女性の人権がまもられるように、ようやくなって来たのではないかと思っていたら・・・

 きょうのテレ朝の報道では、一審で、少年達が事件当日のアリバイを必死で集めて証拠としてだしたら、裁判当日に、被害者が事件日を1週間間違えていたということを言って、裁判のやり直しになったらしいのです。まあ、こわい思いをしたことで、記憶があいまいになって、その日がいつだったか覚えていない・・・ということは確かにあることですから、事件の日を、裁判の当日まで勘違いしていた・・ということもない話ではないかもしれませんが・・・だからもっと情報がないとなんとも言えないのですが、

 どちらかがうそをついていますよね・・・。
        

   朝青龍問題も、最初のけがの診断書がうそだったか、そうでなかったか。
 いろいろごちゃごちゃ言っていますが、わたしは、その最初の"うそ"をきちんとしないとおかしいと思っています。6週間の治療を要する怪我だったんだから、今こうしている間も、怪我が悪化しているんじゃないの。うそでなかったら・・。

 うそは危険です。どんどん、人をまきこんでいきます。

 そんなとき、8月6日に広島に行った友人が、おみやげに冊子をくれました。立命館大学の安藤育郎先生の「こんどの騙しはてごわいぞ」という、メッセージです。
  これがいい!!

  わたしたちがいかにしてだまされていくか、ホント、国はいかにしてわたしたちをだまそうとしているか、だれのためにそんなことをしようとしているか・・。
  この本をぜひ多くの人に読んでほしいので流布に努めようと友人ときめました。
    平和は、憲法を守る→憲法で守るにしましょう! という提言もいいなあ。
 

  満州事変も 国民には”うそ”をついた日本ですからね。戦時中もずっと”うそ”をついていた国日本。いまもそうか・・・
              見破るちからが、市民力ってものですね。