きまぐれ日記

散策での発見や孫の成長などをきまぐれに綴ります

鶴岡八幡宮 流鏑馬神事

2018-09-16 20:22:58 | 祭り・行事

   

朝から降り続いていた雨もあがり、鶴岡八幡宮において例大祭の最終日、「流鏑馬(やぶさめ)神事」が行われ拝観しました。
疾走する馬上から的を射抜く騎馬武者の勇壮で華麗な伝統技に沿道の拝観者からは感嘆の声とともに拍手が沸き起こります。

四万六千日

2015-08-10 15:52:55 | 祭り・行事
8月10日は四万六千日(しまんろくせんにち)。観音菩薩を参詣する縁日で、この日に参詣すると四万六千日間参詣したのと同じご利益を授かるといわれます。
そこで、三浦三十三観音第22番札所である「観音寺」とその本山である「良心寺」を参詣した。

  
画像左から観音寺参道、観音寺、良心寺

建長寺 三門梶原施餓鬼会

2014-07-15 12:55:27 | 祭り・行事

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餓鬼道で苦しむ一切の衆生に食物を与えて供養する法会が施餓鬼会

だそうです。建長寺で三門(山門)の下で早朝から、この施餓鬼会が

行われました。30人以上の僧侶の読経は荘厳です。

三門からは、施餓鬼幡(せがきばた)と呼ばれる、各如来の名前が

記された布が下がっています。

僧侶は「水向け」と言って、三門前に設けられた施餓鬼棚に向かっ

て桶に入った水を撒いて供養します。

終了後、一般参列者も「水向け」をすることできました。


大祓式 鶴岡八幡宮

2014-06-30 18:41:36 | 祭り・行事

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正月から半年間の罪や穢れを祓い清め無病息災を祈念する

大祓式の神事が鶴岡八幡宮で行われました。

式後に参列者は舞殿前に茅草で作られた「茅の輪」を左まわり、

右まわり、左まわりと八の字に三回通り穢れを祓っていました。

この大祓式は大晦日にも行われます。


白山神社の大注連祭

2014-01-08 16:00:38 | 祭り・行事

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鎌倉の白山神社(今泉)で大注連祭(おおじめまつり)が行われました。

源頼朝が京都の鞍馬寺を訪れた際に賜った毘沙門天像(行基作)を

勧請した毘沙門堂がそのはじまりとされています。

大注連祭は、毘沙門天の使いとされるハガチ(百足(ムカデ))を

模した6メートルにもなる大注連縄(大百足)を奉納し、農作と日々

の安寧が祈願されます。

氏子たちが藁を持ち寄って、朝9時頃から何時間もかけて作られます。

出来上がった注連縄に12組の足をつけ、社前の椎の木とモチの木の

間に吊るされます。

1つの組に15本(7・5・3)の足がついていますので、180本の

足となります。吊された注連縄に御幣がさされて完成です。


坂ノ下海岸の船おろし

2014-01-02 14:24:08 | 祭り・行事

明けましておめでとうございます。

今年もよろしくお願いします。

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鎌倉の坂ノ下海岸で漁師さんの仕事始め「船おろし」が行われました。

大漁旗を掲げた漁船が海岸に集結し、船内に祀られた船霊に御神酒を

供え、昨年の漁の無事に感謝し、この一年の豊漁と安全を祈願します。

さしこのはんてんを着た船主が船の上から日ごろの感謝を込めて船霊

に祈念し海に向かって「みかん」を投げられた。


円覚寺開山忌

2013-10-03 14:11:01 | 祭り・行事

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北鎌倉の円覚寺では、毎年10月3日に開山無学祖元(仏光国師)の

大法要が行われます。

9時ごろ円覚寺に到着。修学旅行の生徒だけで境内は閑静です。

開山の無学祖元は、二度にわたる元の襲来に際して、八代執権北条時宗

の相談役だったといわれている。一山の僧侶が舎利殿に集まり、宋朝様

式の古式ゆかしい法会が行われる。(一般は舎利殿に入れません)

この後、開山像を祀る仏殿に移り、盛大な法要が行われました。


御霊神社例祭

2013-09-18 23:44:57 | 祭り・行事

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例祭は祭神鎌倉権五郎景政の命日に坂ノ下の御霊神社で行われる。

境内で鎌倉神楽とも呼ばれる湯立神楽(ゆだてかぐら)を奉納した後、

奈良時代から伝わるという伎楽面(ぎがくめん)や田楽面(でんがくめん)

を付けた面掛行列(めんかけ)がおこなわれた。

行列は金棒をついた陣笠姿の露払い、注連榊、天狗面、太刀持ち、

弓矢などに続いて、爺・鬼・異形・鼻長・烏天狗・翁・火吹男・福禄寿・

阿亀(おかめ)・女 の面掛十人衆が順に町内を練り歩き、豊作・豊漁

を祈願する行事で神奈川県の無形民俗文化財である。

妊婦姿で特別に着飾った「阿亀」は若い女性に人気があり、お腹を触らせ

安産を授けている様子はとても微笑ましい姿でした。


浜降式

2013-09-14 08:22:09 | 祭り・行事

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鎌倉由比ケ浜海岸に向かう。(滑川河口の東側)

まだ夜が明けきらぬ早朝4時半頃になると浜辺に竹二本が立てられ

注連縄がはられる。(暗くて写真は撮れない)

5時頃、白衣、白袴、白足袋のいでたちをした宮司・神職 30名ほど

が入場し祝詞が奏上される。その後、お祓いをうけた一同が褌姿に

なって海へと入り身を清める。

禊のしるしとして採った海藻は鶴岡八幡宮へ持ち帰られ掲げられる。

鶴岡八幡宮例大祭の前日行われる『浜降式』(はまおりしき)です。


草鹿

2013-05-05 19:21:41 | 祭り・行事

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鎌倉宮で毎年5月5日に「草鹿(くさじし)」が行われる。

源頼朝が富士の裾野で巻狩(まきがり)を催した際、草を束ねた鹿の形

を作り、稽古したのが起源。5人ずつ2組に分かれた射手が、古式に

のっとり鹿の形をした的を射て、組ごとの合計点数を競う神事。

勝ち組の大将には神職から菖蒲が授与された。

温雅な中古の言語を用いて興じ、沈着、優美な風格を練磨することが

この式のねらいといわれています。すべての作法が美しく感じられる。


降誕会と甘茶

2013-04-08 16:28:30 | 祭り・行事

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降誕会(ごうたんえ)は主要法会の一つで、潅仏会、仏誕会、仏生会など

ともいい、釈迦の誕生を祝う。花御堂の中に甘茶を入れた水盤を置き、

中央に安置した釈迦像に甘茶をかけて入浴させる。

釈迦が誕生したときに、天から龍が下り、香湯のなかへ入浴させた

という言い伝えがルーツとなっている。

極楽寺では甘茶をいただき、秘仏本尊「清涼式釈迦如来立像」を、また

背後の山の中腹にある忍性の巨大な五輪塔を特別拝観した。

長谷寺では観音堂横の桜の木の下に花御堂をしつらえて行われていた。

ここでも甘茶を頂く。


大國禱会成満祭

2013-02-11 16:51:09 | 祭り・行事

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鎌倉の冬の風物詩のひとつである荒行僧の水行(大國禱会成満祭)を

見に材木座の長勝寺へ行って来ました。(だいこくとうえ・じょうまんさい)

昨年の11月から千葉県の法華経寺の道場にこもり100日間

「寒の荒行」を積んできた修行僧が、最後の水行で満了を示す。

白い行者姿の僧がうちわ太鼓に導かれ水行場に向かい、裸になって

寒風のなか大声で経文を唱えながら水をかぶり、国の安泰、世界の

平和を記念する。

修行中は髭を剃らないらしく、髭面の精悍な風貌は、行者としての

風格がある。水行前の読経の圧力、水をかぶるダイナミックさは、

見ているこちらも背筋が伸び、きりりととした気持ちになりました。


左義長神事

2013-01-15 15:53:43 | 祭り・行事

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鶴岡八幡宮の左義長神事(さぎちょうしんじ)を拝観するため、

朝5:10に自宅を出発。昨日の大雪で歩道は凍ってツルツル。

何とか、7時執行の1時間前に到着。神事の準備作業も見学。

古来わが国では、お正月に家々を訪れた歳神(としがみ)様が、

1月15日の未明にはお帰りになると信じられて来ました。

左義長神事はその神々を送る火祭りです。日本全国で行われ、

地方によって「どんどん焼き」とか「さいと焼き」と呼ばれる。

神社に納められた門松、しめなわ、古神札などを積み重ねて祭典を

執り行い、浄火で焚きあげる。その火で餅や団子等を焼いて食べると

病気にかかる事もなく達者で過ごすことが出来、左義長のに火に身体

を当てると若返るとも云われているようです。