鎌倉・東慶寺仏像展で普段拝観できない仏像を拝観する。
東日本大震災の影響か、人出はなく静かな境内です。
松ヶ丘宝蔵の受付を通るとすぐ、像高134.5㎝の聖観音菩薩立像
像には、土紋の装飾が施されています。鎌倉地方独特であり、鎌倉時代
末期から南北朝にかけて造られた貴重な装飾法であるといわれる。
観音さまはにこやかな顔をしています。
苦悩の全てを包み込む慈悲深い尊貌は水月観音菩薩半跏像です。
水辺に坐して、水面に映る月を眺める姿を表しているところから水月
観音の名で呼ばれている。
その他 銅造香薬師如来立像(旧国宝 模造)や三下り半といわれる
離縁状など展示されている。
左 : 静かな境内
中 : 水月観音菩薩半跏像(post card)
右 : 本堂前 しだれ桜