「百八やぐら」をメーンとした史跡めぐりに参加した。
「百八やぐら」は、二階堂覚園寺裏山一帯に存在する大やぐら群です。
現在177基で鎌倉の殆どの類型がここで見られるということです。
広さは1㎡から大きいものでは10㎡に及びますが最も多いのは2㎡位
で、長さ30cm程の羡道(せんどう)をつけている。弘法大師八十八箇所
めぐり、大五輪窟、梵字窟等々ありますが、板塔婆五輪窟が印象に残り
ました。
この後、鎌倉市街の背後、東西に連なる山々は「鎌倉アルプス」と
いわれるが、その一つである尾根づたいの道「天園ハイキングコース」
から横浜市の「横浜自然観察の森」まで縦走し、寺社の背景となる新緑、
古道に満ちるうぐいすや小鳥のさえずり、古都鎌倉の自然の魅力も
存分に味わった。