きまぐれ日記

散策での発見や孫の成長などをきまぐれに綴ります

小田原で “北条氏” を偲ぶ

2010-03-29 23:00:00 | 史跡めぐり

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今回の古都史跡めぐりは特別企画で小田原で北条氏を偲ぶということ

でJR小田原駅に集合し各班ごとに箱根湯本まで電車で移動。

まず徒歩で白山神社へ、十一面観音像と温泉湧出の説明を聞き、

いよいよ向かいの早雲寺へ。戦国時代、難攻不落の玉縄城を築いた

北条氏の菩提寺である早雲寺の本堂を住職による説明で特別に拝観

した。北条五代の墓も参拝し、帰りは山越えで箱根湯本駅へ向かう。

小田原駅に着くと心配していた雨になり、桜の名所である城山公園は

カットして小田原城へ直行。ここで昼食をとり、北条氏の本拠地で

あった小田原城は地元小田原のガイドさんが案内してくれた。

それにしても、冬のような花冷えのなか体も冷え切ってしまった。


特別展 長谷川等伯

2010-03-09 16:53:54 | アート・文化

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東京国立博物館の平成館で「没後400年 特別展 長谷川等伯」が

開催されている。 水墨画の最高峰 「松林図屏風」、金碧障壁画の

至宝「楓図壁貼付」を描き、あの狩野永徳をも脅かした桃山絵画の

巨匠、長谷川等伯の幅広い画業を、ほぼ網羅する70点以上が展示さ

れている。なんといっても「松林図屏風」がいい。極限にまで切り詰めた

筆数と黒一色をもって松林の空間的ひろがりと、そこにただよう湿潤な

大気の流れさえ感じる。お気に入りの作品である。

待ち時間はないが展示場内はかなり混雑していた。本館前の

「カンヒザクラ」が満開でした。