きまぐれ日記

散策での発見や孫の成長などをきまぐれに綴ります

中世の鎌倉の町屋を訪ね「天王唄」を聴く

2013-05-31 16:36:26 | 史跡めぐり

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夷堂橋から和賀江嶋までの小町大路沿いを訪ねた。ここは、鎌倉時代

に最も賑やかな通りであり、なかでも小町大路と大町大路の二つの

大路が交差する大町四ツ角は中世鎌倉の最大の繁華街であった「町屋」

があった場所です。

この商業地域(町屋)に住む町衆が信仰した恵比寿様の本覚寺(夷堂)

から、祇園会の天王社・祇園社(八雲神社)を訪ね、和賀江嶋に陸揚

げされた御用材木の木曳唄が伝わる五所神社で、「天王唄」を拝聴した。

また開基・源頼朝、開山・文覚と伝わる補陀洛寺では住職のお話により、

多くの仏像と「平家の赤旗」を特別拝観した。

そして、中世鎌倉の国際貿易港であった日本最古の築港遺跡・和賀江嶋

で昔の繁華を偲ぶ。

普段の心がけは、あまりよくありませんが、梅雨の晴れ間に恵まれ

久しぶりの「史跡めぐり」でした。

画像 左から夷堂、五所神社で「天王唄」拝聴、和賀江嶋と遠方に江ノ島


特別展 瀬戸神社 ~海の守護神~

2013-05-15 18:24:30 | アート・文化

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東京国立博物館では「国宝 大神社展」が開かれていますが、こちら

金沢文庫では「瀬戸神社」特別展が開催されている。

学芸員による展示解説があり、瀬戸神社の縁起、出品作品等の説明を

受けた。普段、神様(御神体)は見ることが出来ませんが、たくさんの

神様を拝観できました。

行き帰りは隣の称名寺を参詣し、今が見頃の黄菖蒲の写真を撮影。


草鹿

2013-05-05 19:21:41 | 祭り・行事

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鎌倉宮で毎年5月5日に「草鹿(くさじし)」が行われる。

源頼朝が富士の裾野で巻狩(まきがり)を催した際、草を束ねた鹿の形

を作り、稽古したのが起源。5人ずつ2組に分かれた射手が、古式に

のっとり鹿の形をした的を射て、組ごとの合計点数を競う神事。

勝ち組の大将には神職から菖蒲が授与された。

温雅な中古の言語を用いて興じ、沈着、優美な風格を練磨することが

この式のねらいといわれています。すべての作法が美しく感じられる。