夷堂橋から和賀江嶋までの小町大路沿いを訪ねた。ここは、鎌倉時代
に最も賑やかな通りであり、なかでも小町大路と大町大路の二つの
大路が交差する大町四ツ角は中世鎌倉の最大の繁華街であった「町屋」
があった場所です。
この商業地域(町屋)に住む町衆が信仰した恵比寿様の本覚寺(夷堂)
から、祇園会の天王社・祇園社(八雲神社)を訪ね、和賀江嶋に陸揚
げされた御用材木の木曳唄が伝わる五所神社で、「天王唄」を拝聴した。
また開基・源頼朝、開山・文覚と伝わる補陀洛寺では住職のお話により、
多くの仏像と「平家の赤旗」を特別拝観した。
そして、中世鎌倉の国際貿易港であった日本最古の築港遺跡・和賀江嶋
で昔の繁華を偲ぶ。
普段の心がけは、あまりよくありませんが、梅雨の晴れ間に恵まれ
久しぶりの「史跡めぐり」でした。
画像 左から夷堂、五所神社で「天王唄」拝聴、和賀江嶋と遠方に江ノ島