きまぐれ日記

散策での発見や孫の成長などをきまぐれに綴ります

燕子花と紅梅梅

2015-04-28 17:13:00 | アート・文化
根津美術館において、尾形光琳300年忌記念特別展と題し「燕子花図屏風」と「紅白梅図屏風」の二大国宝が同時展示されている。
今回は混んでいました。何と30分待ち。

燕子花図屏風

金色の光を背景に、群生するカキツバタ、濃淡のある緑青の絵具と、金地との境界がシャープで、くっきり浮かび上がる。平城天皇の孫の在原業平が主人公とされる「伊勢物語」中の、カキツバタを詠み込んだ和歌にちなむ造形らしい。が、故事を知らなくとも明快にして爽快。なにより、このリズム感がよろしい。

紅白梅図屏風

やっと出会えました。光琳の最晩年の作品らしい。
絵自体が対立した要素で描かれている。
花の赤に対して白
動かない梅の木、静に対し川の流れの動
金地に対し川の流れの黒
と、対立が観る人の心に安心感を与える。
また、川の水紋が抽象化されていて、何とも不思議な感じでいつまでも心に残る。

特別展鑑賞のあと、緑豊かな庭園を散策

石畳の小径を進み樹々の中へ入ってゆくと、「八ツ橋の池」と名付けられた池や茶席、石仏・灯篭などの石造物が置かれている。
そして、「燕子花図屏風」を彷彿とさせるこちらのカキツバタもリズム感がありよろしい。

日向薬師秘仏鉈彫本尊開帳

2015-04-24 13:58:25 | アート・文化
金沢県立金沢文庫で日向薬師宝城坊の本尊薬師三尊像が開帳されました。さっそく拝観してきました。

     

本尊薬師三尊像は平安時代にさかのぼり、表面のノミ目を残した独特の技法=鉈彫(なたぼり)による仏像で、弘明寺の十一面観音立像とともに全国的に知られる。
古代以来の薬師如来像の厳しさに比べ、日光、月光菩薩立像の表情や衣文・体躯は穏やかな表情がみられる。

金沢文庫に隣接する称名寺のツツジも咲き始めました。

練習試合

2015-04-12 18:13:11 | 

  
金沢シーサイドライン鳥浜駅の東側に位置する通称「鳥浜グランド」で孫(小4、小2兄弟)の野球練習試合の応援に行ってきました。
このところ寒の戻りか寒い日が続きましたが今日は絶好の野球日和になりました。

  
対戦相手はTFチーム、メンバー数は孫のチームよりかなり多い。
弟は代打で出場、試合で見るのは初めて、恰好は一丁前、空振り三振でした。でも、頑張っています。
結果は10-4で勝ちました。