鎌倉ガイド協会の史跡めぐりに参加した。
鎌倉駅から妙本寺へ、ここは比企ガ谷と呼ばれ、1203(建仁3)年比企の
乱で北条時政により滅ぼされた幕府の重臣比企能員(ひきよしかず)一族
の屋敷があったという所である。今月の13日修復法要された二天門は
欄間の龍の彫刻が鮮やかで、両脇に持国天と毘沙門天が仏法を守護
している。
二天門の中で手を打つと音が響きこだまする、「鳴き龍」と言うらしい。
祖師堂で、高橋さんという若いお坊さんの法話を拝聴する。その後境内
を拝観、広い境内には祖師堂、霊宝殿、本堂、蛇苦止堂など多くの伽藍
がある。
妙法寺の裏手から昨夜の雨で滑る坂道を上り、祇園山・見晴台に到着。
材木座、由比ヶ浜、稲村ケ崎を見渡すことができ、また、遠くに初冠雪の
富士山を見ることができた。
山を下りて、八雲神社、常栄寺(ぼたもち寺)、を拝観し、鎌倉市農協連
即売所で解散する。
左 : 妙本寺の修復された二天門 右 : 常栄寺(ぼたもち寺)