例祭は祭神鎌倉権五郎景政の命日に坂ノ下の御霊神社で行われる。
境内で鎌倉神楽とも呼ばれる湯立神楽(ゆだてかぐら)を奉納した後、
奈良時代から伝わるという伎楽面(ぎがくめん)や田楽面(でんがくめん)
を付けた面掛行列(めんかけ)がおこなわれた。
行列は金棒をついた陣笠姿の露払い、注連榊、天狗面、太刀持ち、
弓矢などに続いて、爺・鬼・異形・鼻長・烏天狗・翁・火吹男・福禄寿・
阿亀(おかめ)・女 の面掛十人衆が順に町内を練り歩き、豊作・豊漁
を祈願する行事で神奈川県の無形民俗文化財である。
妊婦姿で特別に着飾った「阿亀」は若い女性に人気があり、お腹を触らせ
安産を授けている様子はとても微笑ましい姿でした。
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