今回の鎌倉史跡めぐりは相模一ノ宮に寒川神社と梶原景時の本拠地を
訪ねました。相模線宮山駅から10分程のところにある。太鼓橋を渡り
三の鳥居をぐぐると、だんだん気持ちが引き締まる。手水舎で心身を
清める。拝殿と神門をつなぐ東西の廻廊で囲まれた内庭がすごく広い。
ここは1500年余りの歴史を有する古社で、相模の国の一宮(二宮は
川勾、順に比々多、前鳥、平塚八幡の各神社)であり、日本唯一の
八方除・方違(かたたがえ)の神として有名な神社です。
参拝の後、西善寺では弘法大師様と握手をし縁を結び、興全寺では
大きな相模子安地蔵、珍しい唐がらし地蔵に手を合わせ、大(応)神塚
古墳から安楽寺へと廻る。
午前の最後は石橋山の合戦で洞窟に逃れた源頼朝の一命を救い、
その後家臣となり鎌倉幕府の中核を担っていた梶原景時の館跡を訪ね
た。水道記念館でゆっくりと昼食をとり、田村の渡し場跡~八坂神社~
三浦義村田村館跡を見学し、バスで平塚駅へと帰路につく。
予想以上に天気が良く気温も20度近くに上がりガイドさんは腰を痛め
大変のようでした。お大事に。
願掛けの参拝者が後を立たない神社があると新聞で知り、ペリー来航
の町「浦賀」を訪れた。叶神社は浦賀湾を挟んで二箇所あり、「西叶神社」
「東叶神社」と呼ばれる。まずは、西叶神社。社殿前には「叶」の文字が
書かれた絵馬がたくさんあった。「大学合格祈願」「良縁を祈願」・・・など。
今月、娘の縁談があり、遠く、高崎から参拝に来たという親御さんに会う。
西叶神社から徒歩1、2分のところに「浦賀の渡し」がある。時刻表はなく
乗客がいれば出港。対岸まで3分、あっという間である。
船を降りて東叶神社までは歩いてすぐ。神社裏の明神山は咸臨丸が太
平洋横断前に勝海舟が水垢離(みずごり)をし、断食をした場所とされる。
頂まで縁結びの「恵仁志坂(えにしざか)」と「産霊坂(むすびざか)」
は計257段。上り切ると視界が開け東京湾・房総半島がくっきり見える。
西叶神社の「まが玉」を購入、東叶神社の「お守り袋」は売り切れのため
宅配でお願いしてきた。「まが玉」が「袋」に入ると願いが叶う。
東叶神社近くのレストランで「黒船シチュー」の昼食をとる。
画像 左:西叶神社 中:浦賀の渡し 右:東叶神社