神奈川県立金沢文庫にて「仏像からのメッセージ 像内納入品の世界」展
が開催されている。仏像を造立する場合、そこに魂を籠めるために
仏舎利やその容器をはじめ、造立に携わった人々の結縁を示す文書や
印物・摺仏、仏像などが納入されることが、平安時代後期以降盛んに
行われるようになった。特に興正菩薩叡尊を中心とする真言律宗では、
仏像造立にあたって像内納入品が最重要視された。
奈良・西大寺の釈迦如来立像の像内納入品や神奈川・光明院の弥勒
菩薩像とその像納入品などが展示されている。運慶作の大威徳明王像
にも再会できました。
引き続き、「称名寺の創建」の講演も受講し、盛り沢山の一日でした。
隣の称名寺も冬の風景に変わろうとしています。