行事食

奥様はサンドウィッチを買って旦那様のいる施設へ。

今日は旦那様の妹さんと待ち合わせて、お昼を一緒に食べる段取り。

食堂の横の小部屋で旦那様の七夕の行事食と一緒にサンドウィッチをひろげる。
行事食、えびしんじょう・海ぶどう・鯵の押し寿司・そうめん・などなど、お品書を見るとおいしそうだが、懐石弁当風の器に盛られてきたのはどれも一度ミキサーにかけて固めた‘とろみ食’。色からだけで、これはキュウリらしい、かぼちゃらしい、鯵かな、卵かなと推測。味見をしても素材が何か分からない。
旦那様、サンドウィッチは食べるがとろみ食はあまりはかどらない。最後は口を閉じてしまう。

飲みこみが悪く、薬が効いている時間内に出されたものを食べきれないし（薬が切れるとがちがちになりなおさら食べられなくなる）、体重減少、むせるので‘とろみ食’にならざるをえないが、やはり自分で噛んで食べることは大事なこと。食欲と大きく関係するようだ。

妹さんと奥様がかわるがわる、しっかり食べなくては栄養失調になる、病院に入院することになるなど言うが、おいしくないものはおいしくないよね。