奥様はだんな様のいる施設へ。
だんな様の昼食の介助をしていると、いつものことだが、隣の車椅子に座る98歳のおばあちゃまが、食事が終わるや否や自分で車椅子をじょうずに操作してウロウロ。スタッフたちは、そのたびにテーブルに戻ってもらい車椅子のブレーキを止めるが、おばあちゃまはすぐに動き出される。
カウンターのそばなので配膳や片付け、コーヒーや紅茶を出すので一番忙しい時間帯。ぶつかりそうになったり危ない。
ついに男性スタッフが両肘のついた椅子を持ってきて、「椅子に座る練習をしてください」 と言って、椅子に座らせる。もう動けない。おばあちゃま、動けないとわかると今度は 「トイレ!」とか 「おなかが痛い!」 、「動かしてー!」 大きな声でわめきだす。元気!元気! でもスタッフは忙しくておばあちゃま一人だけにかかわっていられない。奥さまがしばらく話し相手に。
15分位して、仕事が落ち着いたころスタッフがやっと車椅子に移してくれる。自分で動けるようになったおばあちゃま、やれやれといった表情とともに大きなため息が。
自分で思うように動けないと言うことは本当につらいことと思う。
だんな様の昼食の介助をしていると、いつものことだが、隣の車椅子に座る98歳のおばあちゃまが、食事が終わるや否や自分で車椅子をじょうずに操作してウロウロ。スタッフたちは、そのたびにテーブルに戻ってもらい車椅子のブレーキを止めるが、おばあちゃまはすぐに動き出される。
カウンターのそばなので配膳や片付け、コーヒーや紅茶を出すので一番忙しい時間帯。ぶつかりそうになったり危ない。
ついに男性スタッフが両肘のついた椅子を持ってきて、「椅子に座る練習をしてください」 と言って、椅子に座らせる。もう動けない。おばあちゃま、動けないとわかると今度は 「トイレ!」とか 「おなかが痛い!」 、「動かしてー!」 大きな声でわめきだす。元気!元気! でもスタッフは忙しくておばあちゃま一人だけにかかわっていられない。奥さまがしばらく話し相手に。
15分位して、仕事が落ち着いたころスタッフがやっと車椅子に移してくれる。自分で動けるようになったおばあちゃま、やれやれといった表情とともに大きなため息が。
自分で思うように動けないと言うことは本当につらいことと思う。