クックの日記

犬の私が、パーキンソン病歴19年のご主人様と奥様の日常を書きとめました。そして奥様も・・・

寒牡丹

2015-02-13 15:05:47 | 管理人の挨拶
暖かい3月の陽気と言われた昨日、奥様は今年初めてのバスと電車を乗り継いで,ご主人の母の家へ。義母、御年97歳。頑張り屋。
義妹へ電話すると、ここのところ出かけていなくて炬燵に入ってばかりいるので連れ出したいという。駅で待ち合わせてタクシーで寒牡丹の咲く神社へ。
長い階段は無理なので牡丹園だけ歩いておそばを食べて帰る。

義母は 「年より臭いからイヤ!」 と杖を拒み、代わりに傘を突きながらゆっくりと歩く。先に行く娘が 「ここ段差があるよ!」 と声をかけられると 「段差! 段差!」と声を出し、確かめながら降りる。お蕎麦屋さんの2階から降りるときは、手すりにつかまりながら 「横歩きで1段づつ降りるといいのよ」 と教えてくれる。

一人で外出するときは気が張っていて、もう少し頭がしっかりするんだけど、娘と一緒だとみんな頼ってしまってぼんやりしてしまう・・・・・」 とつぶやいたり。

認知症がだいぶ出てきた97歳の言動は奥様が薬の効きが切れた時に似ている。高齢になるとドーパミンの出が悪くなるというのは本当!