クックの日記

犬の私が、パーキンソン病歴19年のご主人様と奥様の日常を書きとめました。そして奥様も・・・

バス旅行で

2012-04-11 19:30:04 | 管理人の挨拶
奥様は、先日参加したお花見バス旅行で合った Hさんご夫婦のことが忘れられない。
70歳過ぎのH氏、姿勢保持が難しく、やたらと左に傾いてしまう。身体も固まりがち。公園内は借りた車いすで散策されたが、バスの乗り降りなどは男性介助者の力が必要な感じ。
奥様は、いつも脇で介助されている細身のH氏の奥様(H婦人)が5~10年前の自分とダブって見えてしまう。
H婦人に「夜眠っていますか? トイレに起こされているのでは? トイレ介助の後ご主人は又すぐ眠れるけど、介助する側は目がさえてしまわない? 」などなど聞くと「そうです」と。あのつらさが思い出される。デイサービスを大いに利用すること。共倒れにならないように一人でがんばりすぎないようになど、アドバイスしたいことがいっぱい。

H氏、椅子から立ち上がられたので奥様とH婦人で両脇から抱えてちょっとお散歩。だがなかなか足が前に出ない。奥様は以前の旦那様の介助を思い出してH氏を左右に揺さぶって少しづつ腰を伸ばすようにゆすり上げ、そーれ!と片足を前に出してあげると動き出した。H婦人ちょっと感心した様子。でもこのやり方、力がいるんだよね。

H婦人、くれぐれも奥様の二の舞をされませんように!