クックの日記

犬の私が、パーキンソン病歴19年のご主人様と奥様の日常を書きとめました。そして奥様も・・・

気持ち

2010-04-22 18:25:24 | 管理人の挨拶
最近の奥様は歩行が少し不自然。他人から見ると少し前傾姿勢でちょっと靴のすり音が気になる程度だと思うが、奥様自身の体感はバランスがとりにくいので変に力が入ってしまう。薬の効き具合いでその時その時で感覚が違うが。

この症状は特に家の中、一人でいるときが多い。酔っぱらった時のようにふらつく時もあるし、足腰に力が入らない時もあるし。しょっちゅう柱やドアなどにぶつかっている。

外に出ると比較的自然に動ける。その時その時で違うが。
車の運転は問題ない。ハンドルさばきが遅いので車庫入れは下手だが、細い道や混雑する道は避ければ歩くより楽だ。
先日は友人を乗せて長距離ドライブ、思ったより楽だった。

パーキンソン病をよく知る人は、患者さんは歩きが不自由でも車を運転する人を知っているし、ブログで知った病歴14年の人も運転している。

車を運転する時は身体のバランスをとることをしなくていいからもあるが、関心が外に向かい、そちらに集中し、自分の体に振り向くことがないから調子がいいようだ。
また庭の草取りをしている時や畑の手入れをしている時など、身体のこわばりがなく病気を意識することなく調子がいい。精神的なものが大きい。

『気持ちだ!』


以前に同病の方のブログを読んでいたら、パーキンソン病の進行について次のことが書いてあった。(断りもなく掲載お許しください) 毎日の経験からありうる気がする。

① 医師より、パーキンソン病と告げられた時に そうなんだ、と受け入れた人ほど進行が 遅い。
② 気持ちをいつも明るく持っている人は進行が極めて遅い。
③ 病気を意識する度合いが高いほど進行が早まる。


奥様は①は合格。②は努力途中。③は・・・病気を知りすぎているのでついつい自分の体調を点検してしまう。何とかしなくては。

昨日の「言霊」の話を聞いて、『悪い方向にはいかない!』 『すべてよくなる!』 と 言葉に出して言うことから始めてみようと思っているんだって。