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日々感じたこと、心に残ったこと・・・綴っていきますね。よかったら、立ち寄って下さい。

「子どもたちに伝えるもの」

2020年09月29日 | 大分県
明日の学級通信の内容です。お家の方と一緒に考えてみたいと思い、綴りました。


昨日の朝、運動会の解団式を行いました。これで、運動会の起承転結の「結」です。
校長先生から次のような話がありました。心に残る話でした。


(1)チームワーク
 人にはだれしもが長所と短所があります。人の悪いところをみて活動をするのではなく、良さを見る、良さを伸ばすことが大切です。短所は、みんなで補い合うことが大切です。それがチームワークです。「ONE FOR ALL・ ALL FOR ONE」(ひとりはみんなのために、みんなはひとりのために)


(2) ノーサイド
「赤」「白」の戦いが終わりました。これから色ごとではなく、一つになってがんば
ります。それを「ノーサイド」といいます。
「赤」「白」でつちかった力を一つにして、活動を行いましょう。




といった内容です。「大運動会」での得たエネルギーを「学校生活」に戻せることが、運動会の意義だと思います。


校長先生が言われるように、「ノーサイド」のホイッスルが鳴りました。
3年生のみんなはどういう生活をするのでしょうか。
 
それを校長先生の話を受けて、学活の時間に、クラスの中でも話し合ってみました。
『「運動会を通して成長したな。」と思うところはどんなところだろう。』


校長先生の話から考えました。
わたしたちは、人のどの部分を見るのだろうと。



今、コロナウィルス禍の中で、学校生活も変化しています。
・マスクをする
・手洗いをする
・給食時間は話すのを避ける
・歓迎遠足、リレー大会等各種行事の中止
・修学旅行の行く先の変更
あげればきりがありません。


子どもたちは、決してプラスの方向ではない状況の中で、対応をしています。
 


さらに追い打ちをかけるように、社会に影響をもたらすような方が自死をしています。
子どもたちの上に、決して青空だけが広がっている状況ではありません。
 

家庭生活も同じであると思います。
 


それだけに校長先生の話にもあったように、わたしたちは、マイナスの方向をみて生きていくのではなく、今ある現状の中で、ポジティブに前向きに生きていく力が不可欠です。


それが運動会であったのだと思います。
平日半日開催という縮小された中でも子どもたちは最大限に力を発揮して、頑張り抜きました。



生き方も、人の短所を見るのではなく、長所を可能な限りみて過ごすことが大切です。
そしてコミュニケーション力です。


否定的な思考、ネガティブな思考は、負のスバイラルに陥ります。
その結果「子ども鬱」にさせたり、心身の成長を妨げたりもしていきます。


プラスに考えると、コロナ禍の中だからこそ、子どもたちが「生き抜く力」を養える時だと思います。



数日前に、女優の竹内結子さんがお亡くなりになりました。
子どもたちに「今必要なものはなんだろう」とすごく考えました。
みんなあったかい生き方をしていきましょうね。