かったかくんのホームページ

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「秋の甘木鉄道」

2018年10月13日 | 大分県
幼い頃、秋になると、「もみじ列車」が日豊本線から耶馬溪鉄道に乗り入れして、たくさんの紅葉狩りの観光客が耶馬溪を訪れていました。
長く連なった客車のディーゼル列車が家の裏の線路を走ると、秋が深まってきたことを感じていました。
 


今は、廃線になりましたが、耶馬溪鉄道には「もみじ列車」以外にも懐かしい思い出がいっぱいあります。
 


耶馬溪鉄道はなくなりました。
ローカル線は、自家用車の普及、高速バスや路線バスの充実などにより経営が難しくなってきています。


また追い打ちをかけるように、水害をはじめ、災害がおこっている中で、全国各地で存続が危ぶまれているというのが現状ではないでしょうか。



今日、福岡県の甘木から小郡までの甘木鉄道に乗る機会がありました。
なんとなく耶馬溪鉄道の雰囲気に似ていて、「あの頃」が懐かしく蘇ってくるような気がしました。
 


行ったことはないのですが、甘木のキリンビール工場の敷地内にコスモス園があって、「コスモス列車」が走っています。

今日乗った列車には、つり革などのところにもコスモスの飾りをしています。
なんとなくほのぼのとしています。
 


甘木鉄道の列車の中に、「甘木鉄道を育てる会会員募集」のポスターなどがありました。
ホームページを見ると、いろんな企画もあり、地元と甘木鉄道が一体となって、地域を盛り上げているところがあります。


沿線の行事とタイアップさせながら
「待つ」
のではなく、
「乗客を呼び込む」
という積極的な発想の素晴らしさを感じます。


甘木鉄道のホームページを見ながらも、学ぶところがあります。
 


「あまちゃん」で有名になった「三陸鉄道」もいろんなイベントがあります。
ドラマが終わった今でも根強い人気があります。
 


ローカル鉄道が走る風景は、気取らない趣があります。
郷愁を感じさせてくれます。失くしたくない日本の風景です。


「頑張れ!ローカル線」
「頑張れ!甘木鉄道」
「頑張れ!一歩、一歩、あさくら」