
新たな自分を発見したい

今年度になって、思春期の生徒たちの心理学もちょっと勉強したいと思って、大分大学の2つの講座の受講をしました。
一つは、「ステップ勇気づけセミナー」です。4人という少人数でのセミナーでしたが、6回、大学の心理学棟で中味のある講義をうけました。
「STEPは(Systematic Training for Effective Parenting-子育てに有効なトレーニングシステム)の略で、アドラー心理学を基に、児童心理学の理論やカウンセリング、コミュニケーションの手法から1972年に発心社とAGS社(米・ミネアポリス)により開発された教育プログラムです。」
今までにない違った心理学を学ばせてもらいました。
二つ目です。昨日までは、5月から年8回に分けて、「教育臨床セミナー」が開催されていました。火曜日という平日の夜だったので、大分市まで通うのもやや疲れている時もあり、うとうとなることもありましたが、昨日で、8回の講座が終了しました。
大学の先生、精神科医、臨床心理士の方々が8回にわたり、講義をして下さいました。高校や中学校、小学校の先生方が集まり、15名定員枠の中で行われました。
「子どもの精神医学」「子どもの虐待」「不登校の今までとこれから」「心の発達ルート」「発達における支援ニーズ」など毎回テーマを決めての講座でした。いろんな側面から子供たちを考えることができ、毎回有意義な時間でした。
自分自身の学習になることもありますが、臨床のネットワークが広がる中で、自分の勤務する学校の生徒にも対応することができ、生徒をサポートできたことがあります。
このセミナーをお世話してくださった大学の関係者の方に感謝しています。
また12月の終わりから、「教育臨床セミナー」の「アドバンスドコース」(上級編)が4回にわたって行われます。学ぶことでまた子どもたちに返すことができたらと思い、研修を積みたいです。