
色づく木々の冬の装い

今日の朝は、特に冷え込みが厳しかったです。朝、あいさつ運動に立っていると、「先生、さむい。」と言いながら、登校する生徒が多くいました。言葉をかけるとき、吐く息も白くなっていました。秋から冬へと季節の変化を感じます。
午後近くなると、気温も上がってきて、日が照ると、ぽかぽかする陽気となっていました。今日は、絵手紙教室の第2弾。3年2組の授業です。Kさんが来校してくれました。生徒のために、忙しい中、時間を作って下さり、感謝の気持ちでいっぱいです。
3年生は、今日から三者面談です。だんだんと進路希望先が絞れられてきます。緊張感や不安が見える生徒もいます。最後の学習の積み重ねを充実させて欲しいと願っています。そんな中で、ちょっぴり心を潤わせてくれる美術の授業です。

Rくんが「今日は、Kさんが来てくれる?」と朝話しかけてきました。生徒たちの中には、楽しみにしている人が多くいました。
1組の授業と同じように、あたたかな雰囲気の空気に包みこみながら、時間を過ごしていきました。
「心を込めながらゆっくり線をひきましょう。」とステップを踏みながら、絵手紙を創っていきました。それぞれ思いをこめて創った生徒のものが最高の作品です。いちょう、もみじの実物を教室に持っていっているものを題材にしている生徒もいました。イラスト集からとってきた生徒もいました。思い思いに、絵手紙までたどり着く作業や絵手紙づくりを楽しく行っていきました。

「先生、もっと時間があればいいのだけど・・・。」とぶどうを描いていたFくん。スローな時間をしっかりと絵を製作することに集中していきました。
受験でちょっと疲れたときに、絵を描いたり、今ではなくてもどこかで絵手紙を描く生徒もこのKさんとの授業から、きっと多くいることでしょう。
いろんな体験を通しながら、受験という苦しい中でも心をしっかり磨き、輝かせてもらいたいと願っています。