goo blog サービス終了のお知らせ 

かったかくんのホームページ

日々感じたこと、心に残ったこと・・・綴っていきますね。よかったら、立ち寄って下さい。

未来に何を残すのか

2011年04月25日 | Weblog
昨日、地方統一選挙の後半戦の部分が終わりました。激戦の市町村もありました。これから公約などを実行に移して、住民本位の社会を創るため、住民の思いを受けて止めてほしいですね。




 昨日、地方統一選挙の後半戦、市町村議会議員選挙が行われました。当選した方は、これから、しっかりと住民の思いに応えて欲しいと思います。




 3月11日の東日本大震災の衝撃は、1か月以上経ってもおさまることがありません。昨日、原発がある市で首長選がありました。当選後のコメントで、記者から「今後、原子力発電所の増設についてどう考えますか。」の質問に、「安全性を確認しながら、推進していきたいと思います。」と答えていました。



 何かやるせないものを感じました。原子力について詳しいわけではないのですが、これからの世代に何を残すのか、どのような幸せな社会を創っていくのかを私たちは考えなければならないと思うのです。




 日本は、地震大国です。津波も直下型地震も想定内です。他国が侵略して、発電所を襲撃するのも想定内です。何らかの故障から爆発するというのも可能性は0ではありません。




 原子力発電所を建設するために、地元には大きな予算を与えられています。福祉にも雇用も他の地域よりも優遇されています。しかし、今、自分たちの住んでいる地域は、優遇されていないけれど、十分に生きていけています。原発の優遇は、致命的なリスクを背負っての優遇なのです。





 優遇されてきた福島原発のある地域の人たちは、いつ家に帰ることができるかわかりません。高齢の方たちは、生きている間、帰ることができない可能性は高いです。




 また優遇は、地元の人たちですが、被害を被るのは、その該当の市だけでなく広い範囲の地域です。長い間、見えない放射能との戦いを強いられるのです。発がんによる死の恐怖と対峙しなければならないのです。それが今、現実に福島県を中心におこっているさなかです。





 それなのに、まだ、何基も増設をしなければならなればならないのだろうか。




 また山口県上関原発のように新たに作らなければならないのだろうか。それが将来にわたっての幸せを運びこむことにならないと思うのですが、間違いでしょうか。




 それよりも夜になると、華やかに彩る電気の節約をすればいいのです。早い話、今以上の消費電力にしなければいいのです。



 それだけでも増設、新設はする必要はないでしょう。原子力発電を今すぐ0にするというのではありません。原子力の依存率を少しずつ下げるのです。原発に代わるエネルギーの開発も同時に強力に進めてほしいです。





 今日、亡くなったキャンディーズの田中好子さんの肉声のメッセージがテレビで流れていました。東日本大震災についてふれていました。この心をわたしたちは受け止めるべきだと思うのです。




「被災された皆さんのことを思うと、心が破裂するように痛み、ただただ亡くなられた方々のご冥福をお祈りするばかりです。私も一生懸命、病気と闘ってきましたが、もしかすると負けてしまうかもしれません。でも、その時は必ず、天国で、被災された方のお役に立ちたいと思います。それが私の務めと思っています。」