かったかくんのホームページ

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花の香る校舎

2011年04月27日 | Weblog
学校の校庭にはいろんな花が咲いています。4月の最初は、桜でしたが、今は藤の花がきれいに咲いています。また少しずつ、つつじの花も咲き始めました。本当にきれいな環境の中で生徒たちは生活をしています。学校を訪れる人たちは気持ちよい空気ときれいな花などに堪能しています




 昨日は、一日、久しぶりに学校にいました。学校にいると、突発的ないろんな文書の作成などが入ります。



 またたくさんの来客の方もあります。すでに高校の校長先生たちの訪問も受けます。今日もありました。少しずつではありますが、入試への動きも出てきています。



 そんな中で、昨日の昼休み、たくさんのお花を抱えて、昨年三光中学校を卒業した生徒のお母さんがやってきました。



「先生、お花を生徒のために学校に飾って下さい。」



ということでした。生徒のために・・・ということがうれしいことです。



 昔、小学生、中学生だった頃、母が学校に花を持って行きなさいと出かけに、畑に植えている花を新聞紙に包んで持たせてくれていました。そのこととだぶって見えました。教室にその花が飾られたときは、何となく誇らしげなところもあったかもしれません。



 でも母は、それは、自分の子どもに優越感を与えるのではなく、教室がきれいであって、その中で子どもたちに生活してほしいと願ったからでしょう。今考えれば、それは、母が自分に教えてくれた温かい生きた教育であったのかもしれません。花を持って行く子どもが悪く育つことはないでしょう。


 実際殺風景な教室より、ちょっとした花がある教室は明るく見えて、落ち着いた生活ができるのかな思います。



 生徒のために・・・という気持ちがうれしいですね。地域の方から生徒たちが温かく見守られているんですね。花だけではなくて、このような前向きな思いに生徒が受け取られて生活できることこそが地域の中で健全に育っていくのではないかと思います。



 本当にありがとうございました。