神なる冬

カミナルフユはマヤの遺跡
コンサドーレサポーターなSFファンのブログ(謎)

5月9日(日)のつぶやき

2010-05-10 00:12:18 | つぶやき
00:06 from Tween
旭川、asahikawa、あさひかわ、asahigawa、あさひがわ。これに反応しなかったら、死んでるよasahikawa_bot。負けるな旭川bot! …何に?
00:15 from Tween
宮澤、堀田、ハンジェoutの、吉弘、パクジンスin。ですか。道新情報だと、また3-5-2でtop下は岡本。今は迷いを吹っ切るような勝利が欲しいのだが、それをギラパンツに求めても、なめんじゃねェと言われそう。 #consadole
13:59 from Tween
スカパー始まったけど、今、死ぬほど眠たい。ピンチじゃなくて、チャンスで目を覚まさせて欲しい。
14:05 from Tween
キリノ、キター。はえぇよ。 #consadole
14:13 from Tween
守備は危なっかしい。やっぱり、サイドの裏を使われ始めた。 #consadole
14:51 from Tween
キリノのゴールのおかげで勝ってはいるが、今日は3-5-2での守備が効果的ではない。4-4-2に戻したほうがいいかも。 #consadole
14:53 from Tween
ウェリントンがいやらしいところ()に球を出してくる。やっぱりサッカーをよく知っている。 #consadole
14:56 from Tween
岡本は攻めでも守りでもボールに絡めなかったので仕方が無い。ボランチが下がりすぎていたのもあり、3人の間が離れすぎて中盤が構成できていなかった。結果的にキリノにロングボールが出やすくなった。 #consadole
15:00 from Tween
オシムをコンサU-18の監督にしよう(笑)
15:36 from Tween
えー。近藤に変えて古田? 相変わらず意味わからん交代。 #consadole
15:47 from Tween
吉弘キター! #consadole
15:53 from Tween
俺たちの勝利だー! #consadole
16:25 from Tween
現地のみなさま、お疲れ様です。ススキノへ行こうはすっかり定番になっちゃんたんですか。 RT @CS_KANTO: 試合後の様子です Ustream. http://ustre.am/:suFv #consadole
16:29 from Tween
内藤も勝った。
20:08 from Tween (Re: @Consaneko
@Consaneko なんで古田と思った本人ですよ。疑問だったのは、なぜ1topにするのか、だ。4バックにした方がいいというのは先につぶやいている。結果的に勝ったのであまり言いたくは無いが、4-5-1にして中盤でのボールキープ率が上がったかといえば、NOだと思われ。
20:31 from Tween (Re: @Consaneko
@Consaneko そりゃおかしいっすよ。4-4-2と4-5-1の違いはサイドじゃなくて中央の布陣でしょ。そりゃ中盤に一枚増えればサイドの位置取りも変わるだろうけど。実際、終盤は放り込み合戦になって、中盤なんていてもいなくても同様になってたし。
20:36 from Tween (Re: @Consaneko
@Consaneko 自分の問題は石崎監督の采配というより、古田を信用できないということなのかもしれませんね。サイドを厚くして守備的にに行くなら、トップ下パクを見てみたかったと思います。
22:00 from API
【鳥姫伝 (ハヤカワ文庫FT)】中華ファンタジー風のドタバタ系ほら話かと思っていたら、最後の60ページに身震いした。美しすぎる風呂敷のたたみ方。あまりにも中華風な語り口が成功してい... http://book.akahoshitakuya.com/cmt/6036903
22:47 from Tween
杉村太蔵、たちあがれ日本なのか。なんだか、なりふりかまってない感じで、政党の意味が無いような気がする。
by kats_takami on Twitter

[SF] 鳥姫伝

2010-05-09 23:33:18 | SF
『鳥姫伝』 バリー・ヒューガート (ハヤカワ文庫 FT)


古本積読消化。ハヤカワオンラインで検索できないところを見ると、版元品切れかも。

これは正真正銘のアメリカ人が描いた中華ファンタジー。舞台や登場人物だけではなく、台詞回しや道教的な考え方も(少なくとも自分が読む限りは)完全に中華風を貫いていて、ボロが出ない。これだけでもすごい。

内容的には、悪疫にかかった村の子供たちを救うために、力自慢の十牛と、村の依頼を受けた賢人、李高が、幻の万能薬“大力参”を求めて大冒険を繰り広げる壮大なホラ話。

危機一髪を李高の冗談みたいな知力と十牛の体力で切り抜けるあたりは痛快であるが、ホラ話特有の嘘っぽさが緊迫感をそいで、どこかほのぼのとした印象を与える。

と思って読んでいたら、最後の最後に大ネタが。油断して呼んでいたので、これは驚いた。そりゃ、繰り返しギャグみたいに、うまいところでうまいことが起こるもんだ。

そして、悲しい物語の結末は美しいフィナーレへ。

中華風ファンタジー形式でのホラ話という構成がすんなり決まりすぎていたおかげで、感心はするものの小説としての面白さは今ひとつだと思っていたが、これはすごい。ゾクゾクするくらい感動した。

ところで、中国の歴史関係でいくつか疑問に思ってググって見たりしたのだけれど、わざと出鱈目に作ってあるらしい。
“A Novel of an Ancient China That Never Was
だそうだ……。


[コンサ] 2010 J2第12節 北九州 - 札幌

2010-05-09 22:51:04 | コンサ
2010 J2第12節:ギラヴァンツ北九州 0-1 コンサドーレ札幌


先制したのは札幌。前節の前半と同様、下がり気味の岩沼の前のスペースをキリノがうまく使って何度か突破を見せる。その2度目か3度目でシュートまで持って行き、あっさり先制。

今日はキリノが足元ではなくオープンスペースに走るようになった。足元に来たボールも強引に蹴りだして、キック&ラッシュで抜きにかかる。それでこそキリノだ。やっぱり、オープンスペースがあるとキリノは生きるねぇ。

ところがその後は北九州の方がボールを支配するようになってしまう。

藤田が何度か裏を取られて下がり気味なる。上里、芳賀は前節と同様、下がりすぎでDFラインのすぐ前にいる。岡本は守備の場合のポジショニングが悪く、ゲームから消える。という状況で、中盤のプレッシャーがかからず、セカンドボールも拾えない。上里、芳賀、岡本の3人でトライアングルが作れないので、この間でボールが収まらないし、つなげない。

逆に、マイボールの時でもつなぎの位置に選手がいないので、ロングボール主体のカウンター攻撃が効果的に生まれていたのは皮肉な結果。

これに対し、今日は石崎監督が早めに動き、前半のうちに岡本を砂川へ交代。これで何とかペースを持ち直す。

後半立ち上がりは北九州のDFラインが下がり気味なこともあってコンサドーレペース。しかし、チャンスで体勢を崩してシュートを打てなかったり、シュートを打つべきところでパスしたり、シュートを打っても枠の外。

しかも、前半同様、北九州がサイド攻撃を使い出すと、やはり押され気味に。

ここでサイド攻撃に対応するために、近藤に変えて古田を入れ、システムを4-2-3-1へ変更。

キリノの1topはあんまり機能しないということを忘れているのか。サイドを崩すにしても、右に古田、左に藤田じゃ、両方切れ込み型なので、サイドから崩すというより中に寄っちゃうだろう。

ボールキープ率を高めようという意図なのかもしれないが、守備はよくなったものの、攻撃ではいいシーンが見られなくなった。キリノの1トップ、右に古田、左に藤田というのは一番結果を出せていないシステムだというイメージがある。

さらに、終盤はロングボールのクリアのみでまったく形にならなかった。あれは両サイドがロングボールに反応して飛び出していかないといけなかったんだが。しかし、古田はそういう選手じゃない。後半は両チームともプレスが弱まって放り込み合戦になるのは目に見えているのに、中盤を厚くしてもあんまり意味が無いと思うんだけど。

終了間際には岩沼が高原と交錯して足を痛め、負傷退場。この状況で吉弘投入。ついに本職のセンターバックがゲームに復帰。“石川よしひろ”コンビが復活。

北九州のサイド攻撃に悩まされるも、前半早々に奪ったキリノの一点を守りきって、ものすごい久しぶりの勝ち点3。キャプテン石川の音頭で、選手もサポも一緒に♪すすきのへいこう。

前節は3-5-2である程度の結果を出し、今節はその弱点を突かれると4バックへという石崎監督の采配は割りと当たった感じ。しかし、まだまだチームとしては形が定まっておらず、特に攻撃に迷いがあるのが垣間見える。

結果を残しているのは近藤やキリノのカウンターであって、理想とするサイド攻撃やパスサッカーはなかなかうまくいっていない。そのあたりが監督としても悩みどころなのだろう。

長いトンネルの出口は見えたが、まだ抜け切ってはいない。次節は大分、その後に徳島と難敵が続く。しかし、ここで勝ち点を伸ばせれば、まだまだ昇格争いを混戦に持ち込むことは可能かもしれない。


5月8日(土)のつぶやき

2010-05-09 00:15:27 | つぶやき
00:01 from Tween
え、から騒ぎって今頃やってんの? 今さら金曜日に移ったことを知る。
07:43 from Tween
星雲賞のノミネート(参考作品リスト)が出てた。森見登美彦と万城目学が二人とも入っているのが面白い。しかし、今年はグイン・サーガが受賞対象に入っているので、鉄板だろう。
07:49 from Tween
星雲賞自由部門:a-実物大ガンダム、b-KOBE鉄人、c-セカイカメラ、d-ラブプラスと、イロモノノミネートがなくて、去年はおもしろいものがいっぱいあったんだなぁと実感。去年は該当なしだった。おととしは初音ミク。
16:13 from Tween (Re: @tanco3
思わず検索しちゃったよ!結局、そのままじゃん。みんな小学校へ戻れ。 QT @tanco3: 急上昇ワード1位:6+9÷3+4= なにこれ
17:02 from Tween
大伍、初ゴールオメ。いい笑顔。 http://www.jsgoal.jp/photo/00061500/00061582.html
17:58 from Tween
東京Vが勝って抜かされた。と思ったら、コンサの直上が横浜FCになってた。いつのまに!
23:44 from Tween
北見駅、テレビで見た。俺、北見南小学校卒業してるんだよ。6年生の時にしかいなかったけどな。おかげで卒業アルバムとか、誰?って人ばっか。想い出は玉ネギ畑とハッカ工場の匂い。
23:50 from Tween
ふははは。我がふるさとは旭川じゃ。北見って、第4ぐらいのふるさとなのよね。住んでたのは2年だけ。 RT @mitowamo: @kats_takami 同郷ハケーン(`・ω・´)
23:57 from Tween
うわ。北見botなんていたんだ。旭川botもいたけど、ツィート数0だってよ! RT @kitami_bot: RT @kats_takami: 北見駅、テレビで見た。俺、北見南小学校卒業してるんだよ。6年生の時にしかいなかったけどな。おかげで卒業アルバムとか、誰?って人ばっか。
by kats_takami on Twitter

青梅-奥多摩サイクリング

2010-05-08 21:28:57 | Weblog


天気がいいと、奥多摩までサイクリングに出かける。今日もふらっと行ってきた。

ひとっ走りしてくるって、いったい、どんなところに行ってるのかということで、写真を撮ってきた。

時々、自転車を止めて写真を撮っていると、普段の倍ぐらいの時間がかかり、意外に疲れるものだった。自転車ブログをしょっちゅう書いている人を尊敬する。


青梅-奥多摩サイクリング(OCNフォトフレンド)


[SF] 2010年星雲賞参考候補作品

2010-05-08 16:56:23 | SF
2010年星雲賞参考候補作品リストが発表されました。


ノミネートと言わず、参考候補作品というのは、このリスト外でも投票できるため。リスト外から受賞なんて、どこかの組織票じゃないと無理だと思うが、それが可能な投票数しかないというのも星雲賞の悲しいところ。

投票権のためだけに、登録費3000円なんて払えねーよ!という人はともかく、SF大会の参加者の人は忘れずに投票しましょう。
締め切りは6月13日23時59分59秒だ。


■ 日本長編部門
a 『アンブロークン・アロー 戦闘妖精・雪風』神林長平 早川書房 単行本 2009/7
b 『地球移動作戦』山本弘 早川書房 ハヤカワSFシリーズJコレクション 2009/9
c 〈グイン・サーガ〉 シリーズ 栗本薫 早川書房 ハヤカワ文庫JA 最終巻(第130巻)「見知らぬ明日」 2009/12
d 『宵山万華鏡』森見登美彦 集英社 単行本 2009/7
e 『あなたのための物語』長谷敏司 早川書房 ハヤカワSFシリーズJコレクション 2009/8
f 『バレエ・メカニック』津原泰水 早川書房 想像力の文学 2009/9
g 『ファントマは哭く』林譲治 早川書房 ハヤカワSFシリーズJコレクション 2009/10
h 『プリンセス・トヨトミ』万城目学 文藝春秋 単行本 2009/3
y 棄権
z その他

困ったことに、作者逝去のため、ついに〈グイン・サーガ〉が投票対象に。“完結していること”が条件にあるんだが。完結の暁には星雲賞受賞が約束されていたよういなもので、投票しないわけにはいかないので、今年は〈グイン・サーガ〉に投票予定。

森見登美彦はあらかた読んでいるのだが、万城目学の方はあんまり読んでいない。『プリンセス・トヨトミ』は書店でだいぶ迷ったのだが、買わなかった。これはネットで手配中。せっかくなので、これを読んでから投票する。いずれにしろ、この二人が星雲賞ノミネートというのはおもしろい。永遠のライバルか。


■ 日本短編部門
a 「自生の夢」飛浩隆 河出書房新社 『NOVA 1-書き下ろし日本SFコレクション』収録 2009/12
b 「エンゼルフレンチ」藤田雅矢 河出書房新社 『NOVA 1-書き下ろし日本SFコレクション』収録 2009/12
c 「第二箱船荘の悲劇」北野勇作 光文社文庫 『異形コレクション 喜劇綺劇』収録 2009/12
d 「雨降りマージ」新城カズマ 早川書房 「SFマガジン10月号」掲載
e 「ムーンシャイン」円城塔 東京創元社 『超弦領域—年刊日本SF傑作選』(創元SF文庫)収録 2009/6
f 「小鳥の墓」上田早夕里 光文社文庫 『魚舟・獣舟』収録 2009/1
g 「ひな菊」高野史緒 早川書房 「SFマガジン4月号」掲載
y 棄権
z その他

投票するのは、SFマガジン読者賞にも投票した「雨降りマージ」かな。円城塔の「ムーンシャイン」も捨てがたいが……。


■ 海外長編部門
a 『アッチェレランド』チャールズ・ストロス 酒井昭伸 早川書房 単行本 2009/2
b 『レインボーズ・エンド』ヴァーナー・ヴィンジ 赤尾秀子 東京創元社 創元SF文庫 上下巻 2009/4
c 『ペルディード・ストリート・ステーション』チャイナ・ミエヴィル 日暮雅通 早川書房 単行本 2009/6
d 〈プロバビリティ〉三部作 ナンシー・クレス 金子司 早川書房 ハヤカワ文庫 SF 2009/1
e 『ユダヤ警官同盟』 マイケル・シェイボン 黒原敏行 新潮社 新潮文庫 2009/5
f 〈老人と宇宙〉三部作 ジョン・スコルジー 内田昌之 早川書房 ハヤカワ文庫 SF 2009/6
y 棄権
z その他

こちらは粒揃いで悩む。話題性も含めて、『ペルディード・ストリート・ステーション』か。3部作二つは、両方とも一番ワクワクするのが第1巻というのがマイナス。どんどん面白くなる3部作というのじゃないとね。


■ 海外短編部門
a 「暗黒整数」グレッグ・イーガン 山岸真 早川書房 「SFマガジン3月号」掲載
b 「フルーテッド・ガールズ」パオロ・バチガルピ 中原尚哉 早川書房 「SFマガジン2月号」掲載
c 「ベガーズ・イン・スペイン」ナンシー・クレス 金子司 早川書房『ベガーズ・イン・スペイン』に収録 2009/3
d 「蟹は試してみなきゃいけない」バリントン・J・ベイリー 中村融 早川書房 「SFマガジン5月号」掲載
e 「成立しないヴァリエーション」ジョージ・R・R・マーティン 中村融 河出書房新社 『洋梨形の男』(奇想コレクション)に収録 2009/9
f 「出会いのとき巡りきて」C・L・ムーア 安野玲 東京創元社 『時の娘 ロマンティック時間SF傑作選』に収録 2009/10
y 棄権
z その他

海外短編部門は読んでないの多すぎ。とりあえず、『ベガーズ・イン・スペイン』を購入したので、それを読んでからだが、やはりSFマガジンで投票した「フルーテッド・ガールズ」が自分の中では有力。


■ メディア部門
a 『サマーウォーズ』細田守(監督)
b 『アバター』ジェームズ・キャメロン(監督)
c 『スター・トレック』J・J・エイブラムス(監督)
d 『ウォッチメン』ザック・スナイダー(監督)
e 『ターミネーター4』McG(監督)
f 『トランスフォーマー:リベンジ』マイケル・ベイ(監督)
g 『フレッシュプリキュア! おもちゃの国は秘密がいっぱい!』志水淳児(監督)
h 『日曜劇場・JIN-仁-』プロデュース:石丸彰彦/津留正明 TBS 2009/12/20(最終話)
y 棄権
z その他

『アバター』か。『アバター』なのか。しかし、あれはSFとしてはどうなのよ。『サマーウォーズ』に投票しちゃうかも。



■ コミック部門
a 『よみきりものの…』竹本泉 エンターブレイン BEAM COMIX 最終巻2009/12
b 『HELLSING』平野耕太 少年画報社 ヤングキングコミックス 最終巻2009/3
c 『PLUTO』著:浦沢直樹,原著:手塚 治虫,プロデュース:長崎尚志 小学館 ビッグコミックス 最終巻2009/6
d 『函館妖人無頼帖 ヒメガミ』環望 講談社 マガジンZKC 最終巻2009/3
e 『ふたつのスピカ』柳沼行 メディアファクトリー MFコミックスフラッパーシリーズ 最終巻2009/10
f 『トワイライト大禍刻』魔夜峰央 徳間書店 リュウコミックス 2009/11
g 「楽園の泉」吉川うたた 祥伝社 『キャラバンサライ〜トゥズとサーハル』(Feelコミックスファンタジー) に収録 2009/12
y 棄権
z その他

『PLUTO』ぐらいしか読んでないよ。ここは棄権か。


■ アート部門
a 加藤龍勇
b 後藤啓介
c 加藤直之
d 鷲尾直広
e 中川悠京
f 中村豪志
g 依光隆
h 草河遊也
i 岩郷重力
y 棄権
z その他

ここも毎回棄権なんだよね。投票基準が良くわからんし。


■ ノンフィクション部門
a 『日本SF精神史』長山靖生 河出書房新社 2009/12
b 『光瀬龍 SF作家の曳航』著:光瀬龍著 編集:大橋博之 ラピュータ 2009/7
c 『日本幻想作家事典』編:東雅夫・石堂藍 国書刊行会 2009/10
d 『宇宙で暮らす道具学』監修:松村秀一・松本信二 編・著:宇宙建築研究会 雲母書房 2009/8
e 『SFファン48年』川瀬広保 近代文藝社 2009/1
f 『昭和少年SF大図鑑 昭和20〜40年代 僕らの未来予想図』編:堀江あき子 河出書房新社 2009/7
y 棄権
z その他

ははは。どれも立ち読みしかしてない。aとbが面白かった(笑)


■ 自由部門
a 実物大ガンダム 2009年6月20日公開 フィクションの実体化
b KOBE鉄人PROJECT 2009/9/29公開 フィクションの実体化
c セカイカメラ 2009年9月24日一般公開 iPhoneアプリの可能性。公開から4日間で10万ダウンロードを記録。
d ラブプラス現象 2009年9月3日発売 恋愛シミュレーションゲームの傑作。全国に現実の恋人がいらなくなったラブプラス廃人を生産。
y 棄権
z その他

お台場ガンダムだろ。実際に18メートルを見上げた衝撃は忘れられん。SF的に考えれば、セカイカメラなんだろうが、iPhone持ってねぇ。


5月7日(金)のつぶやき

2010-05-08 00:25:15 | つぶやき
22:32 from Tween
おぉ、エピソード1なんかやってたのか。吹き替え見るの初めて。
22:38 from Tween
アナキンとヨーダの会話聞いてたら、初めてじゃない気がしてきた。いずれにしろ、まともに最初から最後までは見てないと思うんだけど。
22:40 from Tween
四畳半神話大系(ハードカバー)、女性に貸したら借りパクされた思い出が…。
23:00 from Tween
このシーン見ると、どうしても信長の野望とか三国志に見える(笑
23:22 from Tween
アナキン、この頃は確かに可愛かったな。あーあ。
by kats_takami on Twitter

「文字のないSF」、あるいは「言葉あれ」と神は言った

2010-05-07 23:49:55 | SF
文字、言語、言葉を抜きにSFは成り立つのかを考え続ける今日この頃。

で、今日一日、仕事の合間に、味覚、臭覚、触覚でSFを表現するのはできるのだろうかと考えていた。結局、面白いものは考え付かなかったので、どなたか、SF的な味、SF的な匂い、SF的な手触りの例を教えてください(笑)

そりゃ、「ハードSF風な味付け」とか、「ワイドスクリーンバロックの香り」とか、「フェミニズムSFの感触」とか、比喩的な意味ではいろいろ使われてはいるんだけど、それじゃぁ結局、SFの味ってどんな味なのよ、といわれてもわからないわけですよ。

バラエティ番組でマンガに出てくる料理を実際に作ってみようという「マンガ飯」というコーナーを見たことがあるが、有名な「SF飯」なんてのも、思い浮かばないしなぁ。

宇宙ツチノコをアルミラリア漬けにしたヘビトロロ(@絢爛舞踏祭)なんて、いったいどんな味なのか想像もつかないし、実際に味覚で味わえるとは思えん。

一方で、宇宙食パックなんてただの保存食だし、上野の科学博物館で売ってるNASAの乾燥プリンだって、味わいとしてはSFな味だとは到底思えない。

『地球はプレーンヨーグルト』みたく、味覚で会話するようなエイリアンがいたら、これがSFの味と教えてくれるんだろうか?

匂いを嗅いでSFだと思うものもあるのだろうかと考えてみても、そりゃ、ラベンダーの香りはタイムトラベルの香りだろうけどさ。それにしたって、『時をかける少女』のおかげだろう。

手触りもねぇ。恐竜の皮膚とか触ってみたいけど、「これが恐竜の皮膚だよ」と言われなければ絶対にわからない。これも最初に言葉ありき。

やっぱり、自分にとっては完全に言葉抜きのSFは無いってのが結論としてはあるんだよね。まず、「言葉あれ」と、神は言った。みたいな。


[SF] さよならのためだけに

2010-05-07 23:08:43 | SF
『さよならのためだけに』 我孫子武丸 (徳間書店)




『密閉都市のトリニティ』が性欲なき恋愛を描くのであれば、こちらのテーマは恋愛なき結婚、もしくは、恋愛なき繁殖。

世界的に加速する少子化への対策として、遺伝子マッチングを含めた相性診断による結婚相談システムが世界制覇した近未来。特A判定を受けたものの、どうにも気の合わない二人が巨大システムを相手に戦いを挑む。

システムの正体は予想どおりで、戦いの結末はも予定調和で終わるのだが、噛み合わない二人にイライラしながらも楽しく読める小説だった。

その中で、というか、常日頃から気になっていることがある。
「人は自分に足りないものを持っている相手を求める」
そうだっけ?

自分は低身長だが、別に高身長の女性を求めたことはない。逆に、同じような低身長の女性を求めている。一応頭脳労働者なのだが、別に肉体が屈強なアスリートを求めたりしたこともない。好きな女子プロレスラーだってキューティー鈴木や、“へなちょこ”さくらたんだったし(笑)

フェミニズム的に見れば、それは男性の社会的優位性を維持するために、自分よりも身長や能力に劣る相手を求めているのだということになるのかもしれないが、もっと動物的な嗜好だと個人的には思っている。証明しろと言われても、そりゃ困るけど。

確かに高身長の相手を望む低身長の女性とか、イケメンを望むブサイクとかの話は良く聞くが、実はあれも都市伝説の類で、本当にそんな女性はいないんじゃないだろうか。ベッキーなんか、低身長の男が好きと広言しているが、あれは男性恐怖症の一種か。

人は遺伝子で劣る部分を補完しようという相手を求めるという理論から見ても怪しい。遺伝子が相互補完するような相手を求めたところで、劣化部分同士がつぎはぎされた子供が生まれてくる確立も高いわけだし。馬鹿でノッポと天才でチビの子供が、天才でノッポである確率と、馬鹿でチビである確率は変わらない。

繁殖相手には、もうちょっと、自分に似た遺伝子を求めるんじゃないかな。恋愛的、類は友を呼ぶ仮説というか。基本的に同類なので安心できて、それでちょっとだけ違うところが魅力的、みたいな。

なんだか、ぜんぜん小説の感想じゃなくなっっちゃたよ。