神なる冬

カミナルフユはマヤの遺跡
コンサドーレサポーターなSFファンのブログ(謎)

[コンサ] 2012 ヤマザキナビスコカップ Bグループ 神戸 vs 札幌

2012-06-09 16:55:43 | コンサ
2012 ヤマザキナビスコカップ Bグループ ヴィッセル神戸 2-2 コンサドーレ札幌@スカパー


すでに予選敗退が決まったチーム同士の完全消化試合。しかし、両チームとも敗戦続きで何かを変えたいところ。

そんな中、前節に続いて札幌はいきなりの2失点。

1点目は榊がペナルティエリア内で相手選手に足をひっかけられて、PKを与えてしまう。

この1点目でまったく動けなくなるDF陣。ゴール前に張り付いてプレスもかけられず、相手ボールを見送るだけ。

2点目は低いDFラインの前からフリーで上げられたボールを、ゴール目の前でつながれて失点。あの位置で誰もプレッシャーをかけに行かなければ、そりゃいいボールも入るだろうさ。

これで前節と同様に一方的な展開になるかと思いきや、そこは若梟ががんばった。

PKを取られた榊が一気にDF裏に抜け出してシュート、キーパーがはじいたボールをさらに胸トラップからボレーシュート。ちょっと当たり損ねだったが、これが返って絶妙な感じのループになってキーパーの頭上を越えてゴール。

このプレーに引っ張られるかのように、札幌の選手たちが息を吹き返す。

その直後には、杉山からのパスをもらった岡本が神戸ゴール前まで独走。そこからパスを出すかと思いきや、意表を突いてそのままシュート。これが決まって、あっさり同点。

そこからはほぼ互角の展開。

後半は湿度77%の過酷さの中で両チームに足の攣る選手が出て来るが、カウンターの打ち合いでお互いにチャンスを作る。しかし、追加点なく、結局2-2で引き分け。


怪我人が多く、ベストメンバーどころか、ポジションによっては選手がいなくなるくらいの中、山本が先発復帰、さらに18歳の小山内貴哉が初先発。山本は当初からの予定通りに途中交代。しかし、小山内は90分間やり遂げた。これは朗報。小山内はちょっと判断が遅かったり、セルフジャッジでチャンスをつぶしたりしていたが、その辺はこれからの成長を待ちたい。

しかし、なんと練習中に奈良が怪我したとかで、先発発表だったのに急遽、櫛引に交代。まだ札幌に呪いは続いているのか。


今日の試合は、前節同様にズルズルといきそうだったところを、流れを引き戻した榊翔太のゴールに尽きる。やっぱり、ここ数試合の不甲斐無さは自信喪失というメンタル面の問題だったのだろうか。フレッシュな選手が夢中で頑張れば、中堅やベテランもそれに釣られてアゲアゲで行けるのかもしれない。

まだ調子を盛り返したとまではいかないまでも、悪い流れは今日の試合で終わったと思いたい。

来週はJ1再開。相手は首位の仙台。って、えー仙台首位なのかよ。かつてのライバルはみんな遠いところに行ってしまうな……。



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