神なる冬

カミナルフユはマヤの遺跡
コンサドーレサポーターなSFファンのブログ(謎)

[コンサ] 2011 J2第29節 札幌 - 徳島

2011-09-24 18:59:34 | コンサ
2011年 J2第29節 コンサドーレ札幌 0-0 徳島ヴォルティス @スカパー


暫定ながら首位にたった札幌が、今年全勝の聖地厚別で3位徳島を迎え撃つ大一番。

母親からチケット(招待券)無いのかと電話が来るくらいの盛り上がり方だが、ドームじゃないと知ったら行かないと言われた。まぁ、雨降ったらいやだしね。今日は幸運にも晴れてたけど。

今日は芳賀、宮澤に続いて岩沼も体調不良でお休み。やっぱり上里必要、不要? 来年どうすんだろうね。

先発は高木、河合のダブルボランチに、上原が左SB。攻撃陣も返ってきたブラックバード・ジオゴに合わせたシフトか、古田、岡本、近藤の並びで、砂川、内村はベンチ。過密スケジュールの中、欠場も多くてターンオーバー制なんか組める余裕は無いはずなので、戦術的な選択だと思うのだが。

ベンチにはU-18から前くん。荒野は日本代表U-18でタイにドナドナ中。

対する徳島は西嶋先発。そして、なんとデビ純がベンチに。お前、こんなところにいたのか(笑)

選手紹介で西嶋にブーイングがあったらしいが、試合前の握手では和やかな雰囲気。隠し子を抱いてきた岡本の頭を西嶋がパチンとたたく。



そしてキックオフ。

またいきなり強引に撃つ近藤。枠に行かないところまで含めて、いつもの風景。

徳島は西嶋がオープニングシュート。低い弾道のいいシュートだったが、今日は活躍すんな。

札幌はジオゴにボールを集めるが、徳島がしっかり守っているのであまり効果的ではない。かえって、裏に走る選手が出なくなってる。ジオゴへ簡単にボールを入れるだけではパスカットを狙われてしまうので、ちょっと頭を使うことが必要。それでも何度か、厳しい体勢からでもボールをキープできてしまうジオゴの強さ。今日は相手DFを引きずるような重戦車ドリブルも見せ、観客を沸かせた。

徳島の攻撃に対しては、中央はしっかり守れているが、柿谷、西嶋の左サイドで押され気味。上原のサイドじゃなくて、ある意味ラッキー。

徳島も中央の佐藤にボールを入れてから展開するというスタイル。両チームとも似たような感じの攻撃だが、前半の終わりごろは徳島ペースで、札幌は前に蹴りだすのが精いっぱいな感じ。



やっちまえコールで後半開始。

しかし、徳島にペースを握られ気味なのは変わらず。特に、攻撃の起点になっている柿谷を止められない。下手に柿谷をマークすると西嶋が後ろから顔尾を出す。これは古田の守備力を考えれば仕方がないのか。

膠着状態を打開するために、双方のベンチが合わせ鏡のように動き、ベテラン投入。札幌は古田に変えて砂川投入。一方の徳島は佐藤に変えて徳重。戦術やポジションは変えずに流れを変えたかった札幌に対し、攻撃のキーマンを変え、戦術を変えてきた徳島。

さらに、岡本に変えて内村投入。どちらかというと、こちらがベストメンバーかも。しかし、砂川のシュートも相手キーパーの股間に吸い込まれてノーゴール。あれが最大のチャンスだったんだが。

そして、遂に前貴之が登場。上原の足釣ったので、スクランブル発進。左SBをそれなりにこなして合格点。

結局0-0で試合終了。似たようなサッカーから互角の展開で、無得点ながらも見ごたえのある試合だった。



ホームとはいえ中二日の過密日程、予定外の欠場者(岩沼体調不良)でメンバーが組めない中、負けなかったのは評価できる。とはいえ、聖地厚別伝説の復活のためには、やっぱり今日は勝ちたかった。それでも、全勝は崩れても無敗は続く。

観客数は連続の1万人越えで10215人。このお客様たちが満足して帰ってもらえたなら良かったと言えるのだろう。

今日のMVPを選ぶなら、CBのポジションを完全に勝ち取った櫛引。初出場の頃は危なっかしくて、周りにサポートしてもらっている感じだったが、今日は貫禄すら感じられる落ち着きと強さ。上原や、河合のフォローまでやってのけた。若い選手で試合に出続けているDFは少ないので、このまま活躍して、ぜひロンドンまで行ってもらいたい。あと、宮澤、古田も代表からまったく声がかからなくなっちゃったのがさびしい。J1に上がればもしかしたら……。

今日はJ2が4試合中、3試合の引き分け。このまま明日も引き分けだらけになってくれれば、暫定首位キープできるんだけどなぁ。まあ、今年は昇格できたとしても棚ボタ気味なので、なんとか3位に入ってくれれば良しということだ。




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