『アンブロークン アロー 戦闘妖精・雪風』 神林長平 (早川書房)

『グッドラック』を読み終えたとき、第3作があるとは思っていなかった。
このままオープンエンドでもいいのではないかと思った。
しかし……
第3作でもこのラストとは。
当然、続くんですよね、神林長平殿!
第一部はコミュニケーション。
第二部は愛。
では、第3部は?
自分の感想では、第3部はプロファクティングである。
しかし、プロファクティングという言葉をGoogleで検索しても、『雪風』しか出てこないんですが、これって、物語内造語じゃなくて、本当にあるんでしょうか。別に、第3部はプロファイリング、でもいいんですけど。
プロファクティング、あるいは、プロファイリングされているのは誰(何)か?
物語内では、人類-特殊戦-深井零ということになるんだろうが、実はプロファクティング対象は著者本人じゃないかと思う。
著者本人が、あるいは、作家=神林長平が、個人=高柳某をプロファクティング/プロファイリングしているんじゃないかという感想。
それであるがゆえに、小説すべてが自問自答で埋められているのだ。高柳某こそ、人類を侵略するJAMなのだ!
ΩΩΩ<(略)
正直言って、JAMに深井大尉とか、ブッカー少佐とか、クーリィ准将とかがニンゲンのプロトタイプだと思って欲しくないです。いや、まあ、戦争をする上での戦略としてはありかもしれんが。
ところで、ロンバート大佐の宣戦布告は、JAMから人類への宣戦布告にはどうしても思えない。
あれは、ロンバート大佐の誇大妄想だろ。
たぶん、JAMは人類を把握できていないし、だからこそ、戦線布告なんてするはずがない。意外に、JAMが人類を交渉相手と認めた瞬間には停戦合意が出来るような気がする。ロンバート大佐はJAMに取り込まれたのではなく、JAMを利用してるんじゃないだろうか。(そりゃ当たり前だろうと言われるか知れんが)
そして、このラスト。次はいつになるかわかりませんが、続くことは確かでしょう。って優香、再開された以上、続いてもらわないと困るんだが。
ただ、特殊戦や雪風を分断して閉じ込めたのがJAMなのかどうかも確証が無いんだよね。実は、JAMと人類の他の第3極を想定したほうが、構図がわかりやすくなると、個人的には思っているのだが、いったいこの物語はどこへ向かっているのか。
昔は理解できたと思っていたんだけどねぇ←思い込みです。

『グッドラック』を読み終えたとき、第3作があるとは思っていなかった。
このままオープンエンドでもいいのではないかと思った。
しかし……
第3作でもこのラストとは。
当然、続くんですよね、神林長平殿!
第一部はコミュニケーション。
第二部は愛。
では、第3部は?
自分の感想では、第3部はプロファクティングである。
しかし、プロファクティングという言葉をGoogleで検索しても、『雪風』しか出てこないんですが、これって、物語内造語じゃなくて、本当にあるんでしょうか。別に、第3部はプロファイリング、でもいいんですけど。
プロファクティング、あるいは、プロファイリングされているのは誰(何)か?
物語内では、人類-特殊戦-深井零ということになるんだろうが、実はプロファクティング対象は著者本人じゃないかと思う。
著者本人が、あるいは、作家=神林長平が、個人=高柳某をプロファクティング/プロファイリングしているんじゃないかという感想。
それであるがゆえに、小説すべてが自問自答で埋められているのだ。高柳某こそ、人類を侵略するJAMなのだ!
ΩΩΩ<(略)
正直言って、JAMに深井大尉とか、ブッカー少佐とか、クーリィ准将とかがニンゲンのプロトタイプだと思って欲しくないです。いや、まあ、戦争をする上での戦略としてはありかもしれんが。
ところで、ロンバート大佐の宣戦布告は、JAMから人類への宣戦布告にはどうしても思えない。
あれは、ロンバート大佐の誇大妄想だろ。
たぶん、JAMは人類を把握できていないし、だからこそ、戦線布告なんてするはずがない。意外に、JAMが人類を交渉相手と認めた瞬間には停戦合意が出来るような気がする。ロンバート大佐はJAMに取り込まれたのではなく、JAMを利用してるんじゃないだろうか。(そりゃ当たり前だろうと言われるか知れんが)
そして、このラスト。次はいつになるかわかりませんが、続くことは確かでしょう。って優香、再開された以上、続いてもらわないと困るんだが。
ただ、特殊戦や雪風を分断して閉じ込めたのがJAMなのかどうかも確証が無いんだよね。実は、JAMと人類の他の第3極を想定したほうが、構図がわかりやすくなると、個人的には思っているのだが、いったいこの物語はどこへ向かっているのか。
昔は理解できたと思っていたんだけどねぇ←思い込みです。
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