神なる冬

カミナルフユはマヤの遺跡
コンサドーレサポーターなSFファンのブログ(謎)

[コンサ] 2011 J2第3節 札幌 - 千葉

2011-08-17 22:08:12 | コンサ
2011年 J2第3節 コンサドーレ札幌 4-0 ジェフ千葉 @スカパー


「厚別のうた」まで歌ったのに、完敗した7/23、フクアリ。スコアこそ2-0だったが、完全に心を折られる負けっぷりだった。

それから3週間半。ついに捲土重来、汚名返上、名誉挽回、焼肉定食の時が来た!

本当はビデオセット済みで残業上等だったのだけれど、16時過ぎからいてもたってもいられなくなり、ついに仕事を残したまま、そして構内PHS持ったまま、会社を抜け出したのが18時過ぎ。キックオフにも間に合いました(笑)


今日は前回のように受身ではなく、積極的。選手たちも、この前のフクアリが屈辱的な負け方だったことを存分に意識している。

そして、いきなり砂川のコーナーキックからJPのシュートでゴールイン。

さらに、近藤のカットからクロス→誰にも合わず、砂川が左から折り返し→「今まで隠していましたが、本当は飛べるんです」の内村ヘッドで2点目。

なんと、前半だけで2-0。

カウンターのときにジオゴが落ち着いているのが良い。そして、よくボールが収まる。石崎的4-5-1のワントップを努めるために生まれてきたような選手が遂に札幌に現れた。

前半シュート数は札幌6-5千葉。これだけ見れば互角だが、ペースは完全に札幌。千葉が簡単に放り込んでくれるので守りやすいことこの上なし。まるで、調子の悪いときの札幌のようだ(笑)

千葉はオーロイ頼みのサッカーをやりすぎて、オーロイがいないのに気付いていなかったらしい。一方の札幌は、これまでジオゴがいないのに1トップ目掛けて蹴っていたんだな。本当にジオゴはいきなり戦術にフィットしすぎだ。いったい、どうやって発見したんだ、この選手。

後半はジェフが、やっとオーロイ不在に気づいたのか、グラウンダーのボールで繋ぐサッカーをしてきたが、これをいつもの河合、山下、ホスンのトライアングルがなんとか身体を張って防ぐ。

ジェフの林がいらいらしてペットボトルを蹴り上げてイエローカード。それだけうまくいかないジェフ。

札幌は後半もジオゴに当て、そこから左右に開くパターン。ただ、ジオゴはちょっと疲れ気味でカウンターでは走れず。しかし、中盤から後ろがちょっと攻め急ぎすぎか、みすみす相手に渡るボールが多くなった。

しかし、砂川のコーナーキックから再び内村が決め、終了間際には、その内村に替わって入った古田がぶち込んで、なんと夢の4-0にて終了。砂川はなんと3アシストの大活躍。

よんぜろさっぽろ! よんぜろさっぽろ!
ばいがえし! ばいがえし!

シュート数で見れば、12-11と互角。けして圧勝という内容ではなかったが、とにかく何をやってもうまくいったのが今日の札幌。こんな試合ばかりじゃないだろう。浮かれてると、次の京都戦はマジやばい。

しかし、とにかくジオゴだ。これまで、1トップを任せられる選手がなかなか出てこなくて、DFのチアゴを使うくらいだったのが、やっと完全にフィットする逸材を掘り当てた。さらには、ジオゴのやり方を、横野や三上が学べば、ジオゴを越える選手になれるかもしれない。

石崎的4-5-1への批判は主に1トップの使い方、生かし方だったのだが、ここに明確な解答がある。もう、戦術的に問題がどうこうとか言えなくなった。ただ、選手が成長してこの役目を果たすようになったのではなく、補強選手を持ってこざるを得なかったというのがちょっとさびしい。しかし、ジオゴを見習えば、若手選手にも十分チャンスはある。

目先の結果以上に、石崎監督の意図を分かりやすく表現すると言う意味で、若手選手にとって、さらにはサポーターにとっても、ジオゴの存在というのは非常に大きくなるだろう。


最後に付け足しみたいになってしまうが、鼻骨骨折ながら、フェイスガードを付けて先発した宮澤、最後まで良く頑張った。一回、顔面に肘入れられてたみたいだけど、ひるまずに戦う姿は感動的だったぞ。次節はイエロー4枚で出場停止だが、ちょうどいい休みだと思って、治療に専念して欲しい。

そして、芳賀。また足の裏筋やっちゃったかもしれないけど、こっちも治療に専念して、万全な体調で戻ってきてくれ。

次節はこの二人がいなくて不安もあるが、今の勢いならば、失速京都になんかまけるはずがなかろう。


いやー、それにしても、本当に今日は今年いちばんの気持ち良い試合だった。

よんぜろさっぽろ! よんぜろさっぽろ!
ばいがえし! ばいがえし!

ビールもう1本!



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