2012年 J1 第7節 コンサドーレ札幌 2-3 川崎フロンターレ @スカパー
今日こそは勝てる。そう思った試合は何度目だ。またしても逆転負け……。しかも、今度は2-0からである。
前半はとにかくぶっちぎりだった。
川崎の前線に動きが乏しく、縦パスをどうしても足元で受けようとするものだから、札幌の守備陣が面白いようにパスカットする。そのボールをシンプルに縦に繋ぐ。前が詰まれば、ちゃんと後ろに戻してサイドチェンジする。まさに理想の守備と攻撃。
いったいどうしたのだ。……というほどでもない。これまでの試合も、最初の20分はこんな感じでリズムよくサッカーをやれていたじゃないか。
この試合では、開始9分には左サイドから岩沼の縦パスに岡本が抜け出してセンタリング、これを前田がヘディングで合わせて先制ゴール。なんと前田の初ゴールは左足ではなく、頭。まーえだーのあたーまできーめーてーやれー。
その後、32分に今度は右サイドから岡本の縦パスに日高が抜け出してクロス。これを高木がヘディングで決めて2点目。右サイドバックでの守備の重圧から解放された右サイドハーフの出場で、本人もちょっと吹っ切れた感じがあるんじゃないか。
これまでは20分過ぎから30分過ぎには失速しだす札幌なのだが、なんとリードしたままハーフタイム。しかも差は2点。これは勝てるかもしれない。
ところが、後半12分に、稲本に代わって中村憲剛が入ると、ファーストタッチでシュートを決められてしまう。変わった直後にマークがずれ、なんとペナルティエリア内でフリーにしてしまった。ここは河合が指示出しをしてマークの確認をすべきだったのかな。
そこからバタバタと札幌が崩れていく。失点のショックと共に肉体の疲労に気付いてしまった感じで一気に運動量が落ちる。逆に川崎は中村が入ることで精神的に落ち着きを取り戻し、ボールの収まりどころができたおかげで前線の選手も自由に動き始める。そこから先は、数日前に見た光景。
さすがに一人少ないわけではないので、惜しいカウンターも何度かあったが、完全にボールを支配されたワンサイドゲーム。しかも、ゴール前の混戦からボールを手に当ててハンドでPKを取られるところまで一緒。
さらに前田の負傷退場と、山瀬の恩返しゴールまで喰らって遂に逆転負け。いやぁ、札幌サポじゃなかったら、こんなに面白い試合は無かっただろう。日本代表クラスの選手が一人で試合をひっくり返すという、まさに台本があるかのような試合展開。
もう、本当に結果だけが付いてこない感じ。前半のサッカーはJ2ですら無かったようなすばらしい圧勝だったんだけど。主力が順番に負傷欠場で欠けていっても、10代の選手を含めたこのメンバーでここまでやれるということは、札幌が続けてきたことは間違いなじゃいという証拠である。そこは胸を張っていい。
だから、他の人が言うほどショックは大きくない。次こそは必ず勝てる。そう信じるだけの戦い方だった。だから、ブーイングもしない。
ただ、選手交代はちょっと遅かったような気がする。近藤は前半から疲れが見えていたし、前も前田も運動量が落ちていたので1点取られた後ですぐに変えても良かったんじゃないか。もちろん、結果論でしかないけど。
横野は一発だけだったが、ビッグチャンスがあった。あれを決めればヒーローだったんだけど、決められないところが純貴らしい。しかし、控えFWが掴めるチャンスは1試合に1回だけだと思ってもいい。あれを決められるように集中力とゴールへの嗅覚を研ぎ澄ませ。お前も栄光のコンサドーレU-18のエースだった男だろう。負傷の前田が次節ダメなら、お前がやるしかないんだ。サポーターみんなが、お前に期待している。
次節は大宮。関東だ。ナビスコカップで横浜FMに勝った時のように、いい雰囲気で選手を迎えよう。勝たせよう。そして、うまいビールを飲もうじゃないか!
今日こそは勝てる。そう思った試合は何度目だ。またしても逆転負け……。しかも、今度は2-0からである。
前半はとにかくぶっちぎりだった。
川崎の前線に動きが乏しく、縦パスをどうしても足元で受けようとするものだから、札幌の守備陣が面白いようにパスカットする。そのボールをシンプルに縦に繋ぐ。前が詰まれば、ちゃんと後ろに戻してサイドチェンジする。まさに理想の守備と攻撃。
いったいどうしたのだ。……というほどでもない。これまでの試合も、最初の20分はこんな感じでリズムよくサッカーをやれていたじゃないか。
この試合では、開始9分には左サイドから岩沼の縦パスに岡本が抜け出してセンタリング、これを前田がヘディングで合わせて先制ゴール。なんと前田の初ゴールは左足ではなく、頭。まーえだーのあたーまできーめーてーやれー。
その後、32分に今度は右サイドから岡本の縦パスに日高が抜け出してクロス。これを高木がヘディングで決めて2点目。右サイドバックでの守備の重圧から解放された右サイドハーフの出場で、本人もちょっと吹っ切れた感じがあるんじゃないか。
これまでは20分過ぎから30分過ぎには失速しだす札幌なのだが、なんとリードしたままハーフタイム。しかも差は2点。これは勝てるかもしれない。
ところが、後半12分に、稲本に代わって中村憲剛が入ると、ファーストタッチでシュートを決められてしまう。変わった直後にマークがずれ、なんとペナルティエリア内でフリーにしてしまった。ここは河合が指示出しをしてマークの確認をすべきだったのかな。
そこからバタバタと札幌が崩れていく。失点のショックと共に肉体の疲労に気付いてしまった感じで一気に運動量が落ちる。逆に川崎は中村が入ることで精神的に落ち着きを取り戻し、ボールの収まりどころができたおかげで前線の選手も自由に動き始める。そこから先は、数日前に見た光景。
さすがに一人少ないわけではないので、惜しいカウンターも何度かあったが、完全にボールを支配されたワンサイドゲーム。しかも、ゴール前の混戦からボールを手に当ててハンドでPKを取られるところまで一緒。
さらに前田の負傷退場と、山瀬の恩返しゴールまで喰らって遂に逆転負け。いやぁ、札幌サポじゃなかったら、こんなに面白い試合は無かっただろう。日本代表クラスの選手が一人で試合をひっくり返すという、まさに台本があるかのような試合展開。
もう、本当に結果だけが付いてこない感じ。前半のサッカーはJ2ですら無かったようなすばらしい圧勝だったんだけど。主力が順番に負傷欠場で欠けていっても、10代の選手を含めたこのメンバーでここまでやれるということは、札幌が続けてきたことは間違いなじゃいという証拠である。そこは胸を張っていい。
だから、他の人が言うほどショックは大きくない。次こそは必ず勝てる。そう信じるだけの戦い方だった。だから、ブーイングもしない。
ただ、選手交代はちょっと遅かったような気がする。近藤は前半から疲れが見えていたし、前も前田も運動量が落ちていたので1点取られた後ですぐに変えても良かったんじゃないか。もちろん、結果論でしかないけど。
横野は一発だけだったが、ビッグチャンスがあった。あれを決めればヒーローだったんだけど、決められないところが純貴らしい。しかし、控えFWが掴めるチャンスは1試合に1回だけだと思ってもいい。あれを決められるように集中力とゴールへの嗅覚を研ぎ澄ませ。お前も栄光のコンサドーレU-18のエースだった男だろう。負傷の前田が次節ダメなら、お前がやるしかないんだ。サポーターみんなが、お前に期待している。
次節は大宮。関東だ。ナビスコカップで横浜FMに勝った時のように、いい雰囲気で選手を迎えよう。勝たせよう。そして、うまいビールを飲もうじゃないか!
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