神なる冬

カミナルフユはマヤの遺跡
コンサドーレサポーターなSFファンのブログ(謎)

[コンサ] 2013 J2 第4節 札幌 vs 松本

2013-03-20 23:59:59 | コンサ

2013 J2 第4節 コンサドーレ札幌 1-2 松本山雅FC @スカパー

 

ホーム2戦目で勝ち星が欲しい札幌。3連敗はごめんだ。

今日も内村が不在だが、先発は前田。トップ下は前節同様、宮澤。そして、左サイドに神田に替わって岡本。そして、なんと右サイドに上里で、ボランチにルーキー深井。

前節、古田が良くなかったとはいえ、先発落ちするとは思わなかった。しかも、上里かよ。左サイドは見たことあるけど、右サイドは初めてだ。いわゆるカットインタイプではないので、この位置で持ち味を生かせることができるかどうかが見物だ。

そして、深井については、同じルーキーの神田が高い評価を受けているので、それを越える逸材と言われ、吉原宏太、芳賀博信の18番を受け継いだ男として、どのようなプレーをするのか期待したい。

一方の松本には岩沼。これまで札幌一筋で、左サイドバックとして完全にレギュラーに定着していた男がどうしてチームを出て行ったのか。そして、新天地でどのようなプレーをしているのか。ここも見どころのひとつだ。

 

というのが試合前。試合後はなんというか、もうダメぽ。

 

後半、河合のクロスから宮澤が合わせて折り返し、岡本が蹴り込んでの先制。ここまでは良かったのだが……。

松本の速い攻撃についていけずに、先制から10分もたたずに失点。さらに、その失点にぼーっとしたまま、直後に追加点を喰らう。いったいどうした。

この守備陣は大問題だが、それ以上に攻撃陣に問題が大きい。

どう見ても、松本の方が選手の動きもボールの動きも早い。J2に来てまで、選手の動き出しがとか、パススピードが、とか言わなければならないとは。しかも、若手じゃなくって、もうベテランになろうとしている選手がそれでどうする。

先発した前田のキープ力と、プレスが低い松本の守備が嫌な感じで噛み合ってしまい、ボールは持てどもそれだけの状態。特に右サイドが上里というのもパスだけサッカーの原因を作ってしまったかもしれない。

開始早々に放った深井のシュートは良かった。最高。惜しくもバーに跳ね返されたが、あれが決まっていれば、全く違う展開だったのだろうか。

しかし、松本の試合巧者ぶりからすると、結果は変わらなかったかもしれない。5バックで守って、カウンター気味にサイドからクロスを上げるとか、かなり徹底した試合運びだった。そして、その中心にいたのがアンカー役の岩沼だったというのがいまいましい。

うちの松本怜大も、大卒ルーキーにしては左サイドバックとしてそつなくこなし、なんだ岩沼なんかいらなかったじゃないかと思い始めた時に、さらにワンステージ上に行ってしまった岩沼の底力を見せつけられた感じ。やっぱり、外に出た選手の成長は嬉しくもあるが、腹立たしくもある。

上里も他チームで成長して帰ってきたしな。サカつくじゃないけど、成長させるためのレンタルというのは有りかもしれんね。

あれ、金沢にレンタルされてた奴は、どれだけ成長したんだっけ?