今日の審査対象は、農林課、都市整備課、教育委員会・県体推進室。
それぞれが、様々な角度から質問を展開。
農林課に対しては、新幹線工事に伴い小岱山トンネル工事によって今まで流れていた川の水が干上がり、その原因がハッキリしたことから鉄道運輸機構によるため池築造工事などが行われていますが、今後に別件も含めて問題が出てきた場合、協議する場が設けられるのかと質しましたが、これで補償は終わりだそうです。
地下水をくみ上げて水を蓄える方法となっていますが、地元からは困惑の声も出されています。
何かあった場合は、キチンとした協議の場でもって対処するよう、すべきだと思いますね。
都市整備課では、市営住宅政策、特に朝日ヶ丘団地の取り扱いについてが話題となりました。
現在、朝日ヶ丘団地に家庭の事情で今もなおお住まいの方は20軒ほどで、全員が転居されることで同意をされているようです。老朽化が激しいことから、そして不便な状態になっていることから、またその団地へ通じる道が三井私有地であることから、集団移転が行われています。
その集団移転が完了した際に、その団地の土地は市有地であるので、どうするのかということです。
この件に対し、様々な意見が出ました。この件については、いずれかの機会のときに報告することにしましょう。
教育委員会では、万田坑の世界遺産登録、学校規模適正化事業、学校給食の未納問題などに集中。私からも、意見や質問を述べてきました。
決算特別委員会が開催されてから5日目の今日、2日目から始まった平成21年度の一般会計決算については今日で終了。最後に、討論と評決。
今までの経験の中で反対討論はありましたが、賛成討論は珍しかったですね。3人からありました。
でも、議案に対しての討論をすべきなのに、反対討論に対して異議を唱える討論となり、違和感が大きくありました。反対討論に対する反対討論となった賛成討論。言うなれば『その考えは間違っている』と言わんばかりのもので、それはおかしいです。
挙手採決の結果、賛成多数により認定されました。私は、住基ネット、J-ALERT、国民投票法、後期高齢者医療制度などについて意義を唱えていますから、反対としました。
明日がいよいよ特別委員会の最終日で、市民病院と水道局の企業会計を審査します。