拝啓、世界の路上から

ギター片手に世界を旅するミュージシャン&映画監督のブログ(現在の訪問国:104ヶ国)

バイエルン初の3冠達成!!!

2013-06-03 | その他


6月1日にベルリン(Berlin OlympiaStadion)で行われた、DFBポカール決勝ですが、3-2でバイエルンミュンヘンがシュトゥットガルトを下し、ブンデスリーガ、チャンピオンズリーグに続いて、クラブ史上初、そしてドイツ勢初となる三冠達成です。

試合はバイエルンペースで進み、1点目のミュラーのPKゴールは別としても、後半開始早々となる48分のマリオ・ゴメスの2点目、そして60分のラームのクロスからのゴメスの3点目は、完璧に崩されての失点。

スコアも3-0となり、やはり大方の予想通りバイエルンの圧勝なのかと思いきや、その直後の62分に交代で入った岡崎選手、67分に交代出場の酒井高徳選手といった日本代表勢が意地をみせてくれました。


71分に左サイドの酒井選手から、逆サイドのペナルティーエリア内へのクロスに、マルティン・ハルニクがヘッドでゴール。

そして80分には、CKのこぼれだまを岡崎選手がミドルシュート。しかし左のポストにはじかれた所を再びハルニクが詰めて1点差にします。


後半ロスタイムの92分に、同点のチャンスか?と思うセットプレイを、岡崎選手が「クリアか?」と思う程、大きく外すヘディングシュートで、1歩及ばずバイエルンの勝利となりましたが、CLのドルトムントしかり、ドイツ杯のシュトゥットガルトしかり、タイトルがかかった決勝戦でも、すんなりとバイエルンを勝たせないところに、ブンデスリーガのレベルの高さを感じます。


それにしても最後に岡崎選手が同点ゴールを決められれば、来季に向けた大きなアピール&6月4日のホームでの日本代表豪州戦に大きな弾みとなったのですけれど。。。
(今季岡崎選手は、ラッバディア監督からミスが多いと言われ冷遇されており、同監督は2015年6月契約延長したばかりなので、何とか代表での活躍で名誉挽回して欲しいところです)



3冠達成で最高のシーズンとなったバイエルン。
来季は、FCバルセロナを昨シーズンまで率いたペップ・グラディオラを監督に迎え、再スタートです。

これで今季の欧州サッカーも閉幕ですが、ドルトムントをはじめとする各チームも、バイエルンに負けない優秀な若手選手を補強して(赤字経営が許されないブンデスは高額選手の補強は容易でないので)、ブンデスリーガ&欧州サッカーを盛り上げて欲しいと思います。


最後に一個人の願いとして、日本サッカー界の未来の為に、柿谷曜一朗選手と、柴崎岳選手は、1日も早くブンデスリーガのチームへの移籍準備を始めて欲しいと思っています。