U23男子サッカー日本五輪代表が、2-0でバーレーンを破り、本大会出場を決めてくれました。
前半は相変わらずのやきもきする試合展開でしたが、後半に期待のボランチ扇原と清武が1点づつ決めてくれました。
これでロンドン五輪本大会出場権の切符を手にできました。
まずは代表選手達にお疲れ様と言いたいです。
ただ今回のアジア予選では、内容の伴わない試合が多く、今のままでは正直、本大会は「出場しただけ」で終ってしまう可能性大です。
メダルを狙うなら、あと4ヶ月半後の本番に向けて、まさにゼロからチームを再編成をする必要があると思います
現在のA代表の中心選手が欧州で活躍している状況を考えると、サッカーW杯最終予選で日本は、A代表も国内組中心でチームを再編成する必要があると思われます。
そういった意味で、五輪代表選手+国内組オーバー・エイジ選手の組み合わせで、9月以降の予選に向けた日本国内組代表チームを、五輪という場を通して作っていく位の思い切った取り組みがあっていいのではないでしょうか。
(6月の代表戦に向けた合宿は欧州組+五輪組+国内組の計32~36名位の合同合宿で、誰が試合に出てもいいように共通理解を深めていくようなプランはどうでしょうか)
そしてそのチームを指揮するのは、もちろんザッケローニ日本代表監督です。
(関塚さんにはA代表と同じくコーチをやってもらいましょう)
監督との契約上の問題や、その他色々と乗り越えなくてはいけない障壁はあると思われますが、日本代表がロンドン五輪をステップに、次のW杯で大きく飛躍するには、コレぐらいの思い切ったチャレンジが、日本サッカー協会に求められているのではないでしょうか。
現在の五輪世代の多くの選手は、既にザッケローニの元でA代表召集経験があり、あながち無理な話でも無いと思います。
(※U23では権田、酒井宏、清武、原口が最近のA代表に何度も呼ばれていますし、A代表レギュラーの香川も五輪世代、期待の若手である宮市や宇佐美、酒井高徳もザックJ召集経験があります。ハードなノルマを設定しない契約等で「W杯最終予選に向けた代表チーム強化&編成の一環」という大義名分の下、ザックがOKすれば、トルシエ監督時代のように充分ありえる話だと思いますがどうでしょう?<ザッケローニの頑固な性格を考えるとOKしないかもしれませんが)
五輪代表チームには、本大会での嬉しいサプライズを期待しています。