拝啓、カズさん。シンジです。
カズさんが前に話してくれた開拓者の話、めっちゃ心に染みました。
以前の僕のイメージでは、カズさんは野毛でチンチン麺食べているイメージだったけど、今や砂漠でギター片手にメロン食べている姿しか思い浮かびません。(笑)
さてドイツに来て早いもので3ヶ月が経ちました。
でも相変わらずトラブルまみれの日々が続いています。
先月、日本から家族が来てくれたので、役所へ住民票の登録をして、家族のビザを申請する為、シュトゥットガルト郊外の外人局へ行きました。
その際、外人局の担当者から、自分が持っているビザは、自社のあるデュッセルドルフやフランクフルトでしか働けない制限付のもので、南ドイツで働いているのは法律違反だと突然言われました。
前にも少し話したかもしれませんが、ウチの奥さんの麻友は子供の頃ドイツで育った関係でドイツ語が堪能なので、彼女にドイツ語でその担当者と直接話してもらったのですが、その担当者曰く、このままだと自分は労働法違反で警察に通報され逮捕、又は国外追放になると言っているとのこと。
ただし申請書類は揃っているので、この場で再度労働ビザの取得申請をすれば大丈夫と言われたので、家族の分と一緒に、自分のビザの労働可能なエリアに、今住んでいる州を追記してもらう為の申請をして、その日は家に帰りました。
2週間後の平日の朝にビザが出来上がる(役所なので平日昼間しか開いていません)と言われたので、事前に入れたアポイントメントの時間に会社から外出許可をもらい、家族と役所に出向いたのですが、まだできていないので来週の同じ曜日、時間に出直せとのこと。
仕方なく翌週もう1度同じように出直したのですが、担当者が休みでまだできていないから、来週もう1回同じように出直せと言われる始末。
デュッセルドルフで最初にビザをとった時は30分位でできたのに、1ヶ月たってもまだビザが下りないのはどうしてか?と食い下がっても、できていないものはできていない、来週また来いの一点ばり。
その翌週も電話で事前に問い合わせたものの、やっぱり駄目で、結局出来上がったのは最初の申請から6週間後のつい昨日です。
これで何とか逮捕されずにすみそうですが、民間サービスが"砂漠"なら、お役所は"あり地獄"辺りなのでしょうかね。騒げば騒ぐ程、深みにはまって行くみたいな、、、。
はあ。ホントこの国はシンドイです。(涙)
P.S.
昨日とったビザの写真をアップします。
1年目の有効期限は1年間なので、来年また同じことをするのかと思うと、今から気が重いです。
開拓者って、めっちゃキツイですね。(汗)
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