今日デュッセルドルフのホテルから、本田選手のサッカースクールの開場へ向かうタクシーの中、ドイツ人運転手と世間話をしていた時のこと。
今日はサッカーの練習かい?と聞かれ、W杯でも活躍した日本の有名なサッカー先週の子供向けサッカー教室があるんだと答えると、「ああ、あのすごいフリーキックを決めた選手かい?チャンピオンズリーグでも確か彼はゴール決めていたよね」と本田選手のことをよく知っているようでした。
(この日はドイツのローカルTV局の取材陣も来ていました)
さすが今や日本のエース、本田選手の知名度はかなりのものだと、同じ日本人として嬉しくなりました。
彼は今ロシアでプレーしていて、モスクワから来ているのだけど、来年はイギリスかイタリア、スペインあたりでプレーするかもしれないねと続けざま話すと、きっと沢山お金を稼ぐんだろうねなんて答えが帰ってきました。
その後彼の口から続いて出たのが、現在ドルトムントで活躍している香川選手の話。
ちょうど今週のドイツの試合でもゴールを決めて、翌日のフランクフルト市内の街頭モニターでも香川のゴールを決めたシーンがデカデカと映し出されるほど、ドイツでは今や注目選手の1人になった香川選手。
「お金と言えばカガワだ。彼は沢山ゴールを決めているけど、ドルトムントはすごく安い給料(失礼)で彼をやとったんだから、いい買い物をしたよね」とタクシーの運転手からの言葉。
ドルトムントから電車で1時間以内の近隣エリアとはいえ、おらが町の選手でもないアジア人プレイヤーのことをここまで知っているのは、正直びっくりしました。
その後タクシーの運転手は続けて「でもこんなに活躍したら、来年カガワはきっとビッククラブに買われて、沢山給料を貰うんだろうな。まあそれがココ(欧州)ではノーマルだ」と話すと、なぜかため息。
やっぱり沢山お金貰っているスタープレーヤーが羨ましいのでしょうかね。(自分も羨ましいけど。笑)
写真:デュッセルドルフのサッカースクール開場での本田選手