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拝啓、世界の路上から

ギター片手に世界を旅するミュージシャン&映画監督のブログ(現在の訪問国:104ヶ国)

チョコアイス寿司???

2011-11-17 | 世界の食


ドイツでも日本の寿司はメジャーな食べ物となり、REWE等の高級スーパーでもパック寿司が売られるようになり、町中でも非日本人系の寿司屋が増えています。
(日本人経営のマトモなお店は、デュッセルドルフやベルリン、ハンブルグ、フランクフルト、ミュンヘンといった国際都市位ですが)


そんな中、少し前に仕事でハノーファーを訪れた際のこと。

日曜日の夜に開いている店があるだろうか?と思いながら、宿泊した市内中心部のホテルのフロントで、近くに良いレストランはない?と聞いたところ、この近くならスシレストランが一番近くてオススメと言われたので、行ってみることに。


5分程歩き、それらしき店に入ると明らかに非日本人系のお店(よくある中国系のお店ではなく、ここはドイツ人が作っているらしい雰囲気)で、席に座りドイツ人ウェイターにメニューを見せてもらうと、飲み物代は別なものの、スシや焼き物、中華メニューが食べ放題とのこと。
(よくあるビュッフェスタイルではなく、メニュー内からどれだけ頼んでも料金一律(ただし1度の注文は4品まで)というシステム)


ここはスシレストランなのだからと、まずは恐る恐る赤身や白身のスシを食べてみると、オリジナルとはちょっと違うものの、海に近い北ドイツだけあってネタはちゃんとしており、スーパーのパック寿司程度にはまともな食べ物。

逆に中華や焼き物はかなりイマイチで、そこは中国系の店とは違うところ。


大方食事が終わり、もう少し食べれるかな?という感じだったので、メニューを見ていると「日替わりデザート」があったので、頼んでみることに。


そこで出てきたのが写真の「チョコアイス寿司」

スシにどろっとしたバニラアイスをかけ、さらにチョコレートソースをかけたシロモノ。


お味は、、、、、「ああ~~~やってもうた~~~~~」という感じ。(涙)


シャリがびちゃびちゃで、酢飯にバニラアイスとチョコソースはどうやってもあわんだろ!!!というテイストで、これを作った奴の味覚センスがまったくもって理解不能です。


フツーにアイスクリームにチョコレートソースをかけておけばよかったのに、、、、残念!!!



食後のお会計の際、ドイツ人ウェーターに自信満々の笑顔で「美味しかった?」と聞かれた時には、答えに困って思わず「とても面白かったよ」と返してしまいました。


まだあのお店では、自信満々のオススメメニューになっているのでしょうか、、、。(汗)

クリスピーダックとアジア野菜のココナッツカレー(ドイツ)

2011-11-02 | 世界の食



ドイツの中華料理の定番メニュー?「クリスピーダックとアジア野菜のココナッツカレー」(KNUSPRIGE ENTENGERICHTE CURRY, Kokosmilch und exotischem Gemuese)です。


ドイツの中華料理は、かなりローカル色の強い料理が多く、本場中国の中華料理とは似て非なるものが多いですが、日本食レストランが近くにない地域・地区では、米を主食とする我々日本人にとっては、サイフにやさしいお値段で、野菜と米がたくさん食べられる中華料理は非常にありがたい存在です。

特にドイツでは鴨肉が安価で手に入る為、鴨肉料理は中華料理の定番メニューです。
(ただし北京ダックとはこれまた大きく異なる食べ物です)


カレーといったも殆ど色だけのただのココナッツミルクソースで、ドイツ中華のカレーの大半はまったく辛くありません。


それでもカラッとあがったコクのある鴨肉とたっぷりのアジア野菜に、ココナッツソースをかけたこの一皿は、中華でもカレーでもない「まったく別の料理」と考えるとなかなか美味しく、自分にとってほぼ毎週食べている定番メニューです。

マンゴージュース(エジプト)

2011-10-28 | 世界の食


先日エジプトで飲んだ、生マンゴージュースです。

1杯10エジプト・ポンド(約140円)で、至福の時を味わうことができます。

個人的にエジプトの食はそれほど特筆すべきものは多くない(地鶏はおいしいですが)と思っていますが、エジプトやシリア、ヨルダン等の夏のフルーツは非常に糖度が高く、その中でもマンゴージュースはまさに絶品です。


ぜひ機会があれば、夏のエジプト(又はヨルダンorシリア)でとれた、生マンゴージュースを味わってほしいと思います。

豚フィレ肉のアンズタケ・クリームソース(ドイツ)

2011-10-26 | 世界の食


ドイツの秋の味覚の代表格である「きのこ」を使った料理、豚フィレ肉のアンズタケ・クリームソース(Pfifferlinge mit Schweinefilet-Medaillons)です。

フランクフルト市内の住宅街にあるドイツ料理店で季節限定メニューになっており、試しに食べてみたところ激ウマでした。
(サラダ&パン付で18EUR位でした)

日本人好みのドイツ料理といえば、ソーセージだったり、シュニッツェル(ドイツ風トンカツ)だったり、春のシュパーゲル(白アスパラガス)だったりしますが、正直これはドイツ生活6年目にして、個人的に最も旨いと思ったドイツ料理かもしれません。


濃厚なクリームソースに溶け込んだ豚フィレ肉の肉汁と、アンズタケのきのこのコクが絶妙にマッチング。

高級キノコといえば、日本ではトリュフが有名ですが、高級料理はめったに口にしない一般的なドイツ人が、秋になると異様に執着するキノコの代表格がコレです。

最初は半信半疑だったのですが、それも納得!!!という一皿でした。


春になる周りにシュパーゲルを薦めていましたが、秋はこれを薦めたいと思っています。




※写真は以下のドイツ料理店のもの。
季節限定メニューですが、他の料理も結構美味しいです。

店名:Hausener Dorfkrug Hotel Restaurant
住所:Alt Hausen 11, 60488, Frankfurt am Main, Deutschland
TEL:069-7898900
WEB:http://www.hausener-dorfkrug.de/
最寄り駅:Frankfurt/MのUバーン(U7)のハウゼン(Hausen)駅から徒歩3分程。

ブレザオラ(北イタリア)

2011-10-14 | 世界の食

北イタリア名産の牛の生ハム、ブレザオラです。

今回は近所のスーパー(REWE)で購入したのですが、Bresaola Punta d'Anca(イタリア語で牛の尻の生ハムチップの意味)と書かれていました。

100gで5EURちょっと。

ちょっと珍しいからか、お値段は豚の生ハムよりもやや高めです。


北イタリアの生ハムと言えば、パルマのプロシュートに代表されるように、豚の生ハムが世界的に有名ですが、牛の生ハムも意外によく食べられているようで、ルッコラにブレザオラをのせて、パルミジャーノ等のチーズをかけたサラダは人気があります。

写真は昨晩一緒に飲んだフェダー・ローター(赤ワインのどぶろく)ですが、基本的に赤ワイン等とよくあうと思います。



お味の方は豚と比べてちょっとクセがあるので、単品で食べるなら個人的にはプロシュート等の豚の生ハムの方が好みなのですが、赤ワイン系と豚の生ハムはあまりあわないのか、フェダー・ローターには牛の生ハムの方が美味しかったです。



ちなみに今日は、フェーダー・ヴァイサー(白ワインのどぶろく)と、豚の生ハム(近所のREWEでスペイン産のハモンセラーノが、100gで約2EURとお値打ちでした)を一緒に試したところ、こちらはうまくマッチしていました。


やはり料理とアルコールは組み合わせが大事なんでしょうね。


なおフェーダー・ヴァイサーは焼き栗ともよくあうらしく、まだボトルに半分程残っているので、明日の仕事帰りに寄り道して、栗でも買って帰ろうかな?(冬はよく露店の焼き栗屋を見かけますが、まだちょっと早い???)と考えています。(笑)



フェダー・ローターとフェーダー・ヴァイサー(ドイツ)

2011-10-13 | 世界の食


近所のスーパーマーケット(REWE)で、ドイツの秋の味覚、フェダー・ローター(赤)とフェーダー・ヴァイサー(白)が売られていたので、買ってみました。

どちらも1本1リットルで1.89EUR。(約190円)

通常の白は、先月マインツの屋台で飲んだので、早速試しに赤を飲んでみたのですが、これまた果汁たっぷりの炭酸ぶどうジュースという感じで、すごく飲みやすいです。

1人1晩で1本いけてしまう程ですが、いわゆる「ワインのどぶろく」で、アルコール度数は意外に高い(最大11%。若いものは4~5%位からどんどん発酵してアルコール度数がUP)ので要注意です。
(あっという間に飲んでしまい、すっかり気分がよくなってしまいました。笑)


ドイツ全土に展開するスーパーで気軽に買えて、しかも1本200円しない位と、これならドイツに短期間しか滞在しない旅行者でも入手しやすいと思います。


今回飲んだのは北イタリア産のものですが、ドイツ語表記になっていることから、やはりドイツ向けに作られたもののようです。(フェーダー・ヴァイサーは主にドイツ語圏で人気が高いからでしょうか)


一緒にスペイン産の生ハムがお手軽値段で売られていた(100gで2EUR位)ので、つまみにと買ってみたのですが、赤のローターには正直あまりあわず、一緒に買ったちょっとクセのある牛の生ハム(こちらはちょっとお値段高めで100g5EUR位)の方がよくあいました。


やはりワインと同じく、赤は牛肉等の方がよくあう感じですが、口当たりがライトなので、どちらかというとロゼワインにあう食材が一番向いているかもしれません。(意外に中華料理にもあいそうです)


もし9~10月にドイツへ滞在する機会があれば、近くのREWE(やや高級なスーパーマーケットのチェーン店。発音はレーヴェ)で探してみるのもよいかもしれません。


REWEの店内で見当たらない場合は、フェーダー・ヴァイサーある?(Haben sie Federweißer?/ハーベン・ズィ・フェダーヴァイサー?)と、店員に聞いてみるのもよいと思います。






シーフード・ラビオリ(アマルフィ/イタリア)

2011-09-28 | 世界の食

アマルフィで食べた、地元の海の幸を使った海鮮ラビオリです。

アマルフィのレストランで店員に、おすすめのシーフードパスタは?と尋ねて、出てきたのがコレ。

ラビオリと言っても、これ1個が手のひら位の特大サイズです。


小さな海老やタコ、ムール貝やアサリといったシーフードと、その海鮮ダシがしっかりと出たトマトソースをからめて、リコッタチーズをつめた特大のもっちり生パスタの上に一気に流し込んだ一品です。


ちょっとお味が濃い目なので、ワインやアルコールとよくあうと思います。
(アルコールがあまり得意ではない自分は、山道をバスで揺られた後&旅の初日ということもあって、頼んだのは水(ガス入り)でしたけど。苦笑)

ピッツァ・フリッタ(ナポリ/イタリア)

2011-09-27 | 世界の食

揚げピッツァ「ピッツァ・フリッタ」(Pizza Fritta)です。

写真はナポリの有名店、ディ・マッテオのもの。


ピッコロ(小サイズ)を頼んだのですが、直径約20cmで結構デカイです。


サクサクの衣を開くと、濃厚なモッツァレラがとろーりととけ出し、中には肉等の具が入っていて、シチューをピッツァで包んで油で揚げたようなイメージでしょうか???


Pizzaの枠を超えたインパクトのある一品で、ナポリでのピッツァ食べ歩きの際には、ぜひ1度チャレンジしてみるとよいと思います。


個人的にはマルゲリータの方が好みですけど。(笑)






フェーダーヴァイサー(ドイツ)

2011-09-26 | 世界の食


先日サッカーの試合観戦で訪れた際に、マインツの大聖堂前の屋台で飲んだ、フェーダーヴァイサー(Federweißer)です。


発酵中のぶどう発泡酒であるノイアー・ヴァイン(Neuer Wein。Junger Wein(若いワインの意味)とも呼ばれます)の、白ワインバージョンです。

赤ワインバージョン(ローター)もあります。


毎年秋の感謝祭の時期に作られる季節限定品で、スパークリングワインより炭酸が多く、すぐに発酵してしまうそうで、数日しか日持ちしないとか。(濁酒状態のものらしいです)

また炭酸が作られつづけるので、破裂の危険があるらしく瓶に栓ができない為、輸出不可で日本ではまず飲めない産地限定ワインです。


味はすごく甘くて、まるでぶどうジュースのようにフルーティーな為、女性受けは良いと思います。
(自分のように、あまりアルコールが強くない男性にもお薦めです)

ただ意外にアルコール度数が高めの11パーセントなので、口当たりのよさに騙されて?飲みすぎると悪酔いしてしまいます。
(グラス一杯だけですが、知らずに一気飲みしたら、結構酔っ払いました。苦笑)


9月~10月初旬に、ドイツ及びオーストリア各地と、スイスや北イタリアの一部で楽しむことができます。

ディ・マッテオのピッツァ・マルゲリータ(ナポリ/イタリア)

2011-09-24 | 世界の食


ダ・ミケーレと双璧をなす、本場ナポリの超人気店、Di Matteo(ディ・マッテオ)のピッツァ・マルゲリータです。

ジャンボサイズのマルゲリータはやや薄型のパンピザで、ジューシーなトマトソースとクリーミーなモッツァレラチーズが絶品です。お値段は1枚3EUR程。(ドリンクとあわせて約5EUR)

もっちりやわらかな生地のダ・ミケーレ程インパクトはありませんが、総合的なお味では個人的にディ・マッテオの方が好みで、自分がリピートしたいと思うお店は間違いなくこちらです。
(※個人的には一般的な日本人がイメージする、イタリアン・ピッツァの王道と言っても良い味だと思います。笑)


夕食時に訪れましたが、まったく並ぶことなく席についてすぐ食べられました。

他にも日本人観光客が来ており、気軽に訪れやすいのもこちらのお店の方だと思います。


場所はナポリのドゥオーモの近く、スパッカ・ナポリの中心部にありますが、比較的賑わいのある人通りが多いトリブナーリ通りにあるので、わかりやすいと思います。

中央駅前のガリバルディ広場、又は地下鉄ダンテ駅から400~500メートル程で、歩いていける距離です。



店名:Di Matteo
住所:Via dei Tribunali 94
TEL:081-455262
営業時間:9:00-24:00(日曜日&8月の15日間は休業)