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拝啓、世界の路上から

ギター片手に世界を旅するミュージシャン&映画監督のブログ(現在の訪問国:104ヶ国)

カンプノウでの試合観戦(バルセロナ/スペイン)

2010-10-18 | 欧州サッカー&日本代表

リーガ・エスパニョーラ2010-11シーズン第七節、FCバルセロナvsバレンシアの試合へ行ってきました。

メインスタンド中央後方(ものすごく高くて怖いぐらい)での観戦でしたが、首位争いの試合だけあって地元観客も相当ヒートアップしており、地響きをあげる声援、鼓膜が破れそうな位のブーイング(殆どがバルセロナサポーターで相手チームGKなど気の毒な程)と、カンプノウの雰囲気はすごかったです。


試合前半は圧倒的なバレンシアペースで0-1で折り返しましたが、後半早々にイエニスタのゴールでバルセロナが追いつき、同18分のプジョルのゴールで逆転すると、圧倒的にバルセロナペースとなり、そのまま勝利。

選手のプレーの質はもちろん素晴らしいですが、観客のパワーがものすごぐ、ある意味ブンデスリーガが遠く及ばないほどの「熱さ」を感じました。
さすがは情熱の国スペイン。(笑)


2年前のEURO2008、そして今年のW杯で世界の頂点にたったスペインですが、世界各地から集った一流プレーヤーと共に、自国プレーヤーが最高レベルのサッカーをし、それをみつめる観客がまたチームと選手を育てる、、、スペインのサッカーがこの20年位で飛躍的に強くなったのも頷けます。


ぜひ機会があればまたスタジアムへ足を運びたいと思っています。



なおバルセロナのサッカー観戦チケットは、インターネットでも事前に座席の予約ができるようですが(Eチケではないのであくまでシート予約)、よほどのビックゲームでないかぎり、当日券も結構あります。

地下鉄3号線(L3)のLesCorts(ラスコルツ)駅から大通り(TravesseraDeLesCorts)をまっすぐ西へ徒歩10分程進むと、カンプノウのゲートがあり、そのすぐ西側(進行方向奥)が当日券売り場です。


座席は1番良い席で150EUROぐらい(2010-11リーグ戦)で、現金orクレジットカードが使用できるみたいで(自分はキャッシュでしたが前に並んでいたスペイン人はカードで支払っていました)、チケット売り場のおばちゃんも英語が通じました。


試合のある日にバルセロナにSTAYしているのであれば、ぜひ1度行く価値あり!!!です。


写真:サッカー観戦のチケット



2010FIFA W杯パブリックビューイングでの試合観戦(フランクフルト/ドイツ)

2010-06-19 | 欧州サッカー&日本代表


フランクフルトの町中のパブリックビューイングで、日本代表のユニフォームを着て、サッカーW杯南アフリカ大会、日本vsオランダ戦を観戦しました。

しかし結果は、残念ながら0-1で敗戦。


この日のフランクフルト市内のパブリックビューイングでは、日本代表のユニフォームを着た(4年前のものが多く背番号7番NAKATAの人もいましたが)50~60人の日本人の方々と一緒に、最後の笛が鳴るまで応援しましたが、本当に残念です。

しかしまだ日本のワールドカップは終わっていません。


先程デンマーク対カメルーンの試合をテレビで見ていましたが、最終戦は引き分けでも日本は決勝トーナメントに進出です。

しかしデンマークはやはり強く、日本よりずっと格上の相手。厳しい試合となるでしょう。
でも泣いても笑っても次の試合の結果が全てです。


どんなに泥臭い内容でもいいので、最終戦もしっかり守って守って守り抜いて、何が何でも勝ち点1以上をGETして欲しいと思います。

頑張れ日本!!!


※写真:フランクフルトのハウプトバッフェにあるW杯のパブリックビューイング

中田英寿の日本代表復帰は???(Remember World Cup Game 2006 Japan vs Brasil)

2009-05-12 | 欧州サッカー&日本代表


いつものようにWEBでニュースをチェックしていたら、こんな記事を見つけました。

http://www.sanspo.com/soccer/news/090512/scc0905120502002-n1.htm


早ければ次戦となる6月6日の対ウズベキスタン戦で、2010年サッカーW杯南アフリカ大会の出場権を獲得する日本代表ですが、中澤選手が、W杯でもう1度ブラジルと戦いたい、もし戦えれば4年間でプレーヤーとしてどれだけ伸びたか、確かめられると思うというリベンジを望む発言をしていました。


06年W杯ブラジル代表戦は、ドイツに来たばかりの自分が、ドルトムントのスタジアムで、声を張り上げて日本代表を応援した試合。

前半に1点先制したものの、後半に猛攻を受け4失点目をした際、グランドで声をからして応援する自分達観客も、心がポキッと折れた音が聞こえたような気がする、そんな大きなショックを受けた試合でした。

グラウンドで戦っていた選手もやはり絶対に忘れられない試合だったと思いますが、もう1度リベンジしたいというその気持ちがとても嬉しく、心が熱くなりました。


そしてこの試合を最後に公式戦から遠ざかっている中田英寿選手ですが、世間では賛否両論あるものの、同じ旅人として?個人的に彼を今も応援しており、どんな形であれ、もう1度最前線で日本サッカー界の為に頑張って欲しいと思っています。


チャリティーマッチももちろん素晴らしいことだと思います。
しかし彼にできること、彼にしかできないことはまだ他にもあるような気がします。


推測するに、現在の日本代表の試合等を見て、自分がそこにいないことの寂しさと、そこに1度背を向けた人間として、もうそこには戻る資格が無いのではないか、またいつまでもそこに自分がいるべきでないであろうと、そう感じているのではないかと思ったりします。

彼には彼の人生哲学や美学があると思うし、彼はとても頭の良い人だと思います。

一方でボロボロになっても、挑戦し続ける背中に勇気づけられる人達も多いのではないかと思います。
(実際に40歳を過ぎてJ2でプレイする、三浦知良選手に勇気付けられている人達は少なくないと思います)


プロとして頂点、栄光をつかみ結果を出すことは最高の目的だと思いますが、別の視点では、他にも大切なこともあるのでは?と思ったりもします。


32歳、33歳で選手として最前線に復帰するのは難しい部分もあるかもしれませんが(ACミランのマルディーニ選手のような40歳でチャンピオンズリーグに出場していた選手もいますが)、ベンチでもコーチでもどんな形でもいいので、彼の持つ経験や財産を日本サッカー界に還元して欲しいと思うのは、自分だけでしょうか。


※写真:2006年サッカーW杯日本代表VSブラジル代表戦(ドルトムント)での1枚