拝啓、世界の路上から

ギター片手に世界を旅するミュージシャン&映画監督のブログ(現在の訪問国:104ヶ国)

香川選手のゴールでドルトムント優勝!!!

2012-04-22 | 欧州サッカー&日本代表


ついにやりました!!!!!!!

今年1年間追い続けてきたドルトムントが、ブンデスリーガ2011-12シーズンで見事優勝、そして昨年に続いて2連覇達成です!!!


ドルトムントのホームで迎えたブンデスリーガ第32節は、現在4位の古豪ボルシアMGでしたが、前半23分のセットプレーからのペリシッチの先制点に続き、後半14分にレワンドフスキからのパスを受けた香川選手の相手GKを交わしての自らのゴールで、優勝を決めてくれました。


特に試合を決めた香川選手のゴール後は、クロップ監督がダッシュで香川選手に駆け寄って抱きかかえる喜びようで、本当に香川選手にとってよい監督、よいチームメイト、よいサポーターと、最高の環境で過ごせた1年だったことを、改めて感じさせられる場面でした。


またこの試合では、久々にマリオ・ゲッツェがピッチに帰ってきました。(後半28分に香川選手と交代で出場)

昨シーズンはゲッツェがフルシーズンで活躍し、香川選手が怪我でシーズン前半のみでしたが、まさに今季は逆パターンだったものの、無事に祝杯には間に合いました。

しかもホームゲームということで、本当に最高の状態で、サポーター達へ優勝をプレゼントすることができたと思います。



香川選手はこれで13得点目。

残りあと2試合ですが、一部で噂されている欧州のビッククラブへ好条件で移籍するには、まだ2~4ゴール程不足しているのではないかという印象です。


移籍の話が事実であれば、景気づけにハットトリックを達成して、マイスターシャーレに続いてポカール(ドイツ杯)も宿敵バイエルンから自らの活躍でもぎ取って、今季ドイツNo.1プレイヤーとして、ドルトムントの地を後にして欲しいと思います。


個人的に欧州No.1の熱い最高のドルトムントサポーター達に、これ以上ない程愛されている香川選手なので、もう1シーズンこの地でプレイしてもらい、チャンピオンズリーグで上位争いするところをみてみたい気持ちもありますが、選手としてより高みを目指すのであれば、24歳になるシーズンは自らを一番高く売れるタイミングでもあるので、ここでスペインやイングランド、イタリアのビッククラブへの移籍することも良い選択肢だと思います。

ただ一方で、チーム状況や監督によって世界一から簡単に転げ落ちていくのは、長友選手の所属するインテルのようによくある話でもあります。(25歳になるシーズンでの移籍も決して悪くは無いので、納得のいくオファーがなければ1年だけ契約を延長する選択肢もあると思います)

サッカー選手として最も重要なタイミングだけに、くれぐれも間違った選択をしないようにして欲しいと思います。



※写真:優勝を喜ぶドルトムントサポーター達

ルールダービーでドルトムント勝ち点3GET!!!(ゲルゼンキルヒェン/ドイツ)

2012-04-15 | 欧州サッカー&日本代表


ブンデスリーガ第31節、シャルケ04vsドルトムントの対戦は、アウェーのドルトムントが見事勝ち点3をGETしました。

内田選手と香川選手が先発出場した今回のルールダービーは、終始ホームのシャルケペースで試合が進み、先制点はシャルケ。

しかし前半に同点、後半逆転と、内容はあまりよくないながらも、ちゃんと結果を出すのが優勝するチームなのでしょう。


内田選手も、香川選手もゴールやアシストこそなかったものの、随所で好プレーが光りました。

味方の雑なプレーが続き、香川選手になかなか良いボールが入りませんでしたが、その分この日の香川選手は守備で頑張っていました。


水曜日のバイエルン戦と、今日土曜日のシャルケ戦。

2位と3位のチームとの直接対決となる今シーズンの山場の試合で、この2連勝はドルトムントにとって本当に本当に大きな価値ある勝利です。

これでドルトムントの連覇がほぼ決まったと言っていいでしょう。


またこの試合で久々にベンチ入りし、ウォーミングアップするマリオ・ゲッツェの姿がありました。

彼の復帰も、もう間もなくだと思います。



残り3試合ですが、次節の結果次第では、今シーズンの優勝が決まります。

相手は4位の強敵ボルシアMGですが、ホームですっきりと勝ってリーグNo.1、いや欧州No.1と言って良いほどの熱いサポーター達に、優勝の美酒を届けて欲しいと思います。



※写真:ルールダービーが行われた、シャルケのドーム型スタジアム"VELTINS-Arena"。

ドルトムントとシャルケのゲルゼンキルヒェンとの間は約20キロ。車で30分もかからない位の距離、かつドイツでバイエルンと並ぶ人気の両チームだけあって、ルールダービーはドイツで最も熱いダービーです。

その両チームで日本人選手が先発出場するというのは、今の日本人が活躍するブンデスリーガの状況を物語っていると思います。

香川選手2ゴールの活躍

2012-01-30 | 欧州サッカー&日本代表

今週末はスカパー(フジテレビNEXT)で、ブンデスリーガ2011-12のドルトムントvsホッフェンハイム戦をLive観戦しました。

日本にいながらドイツの試合を生中継でみられるのは、すごく便利です。


試合は、香川ショーと言っても良いほど、2ゴールを含む大活躍。

ゴールに結びつく攻撃は、ほとんど香川選手が絡んでいると言っても過言ではないほど。

前節もそうでしたが、昨年後半に続き、香川選手は2012年も、引き続き好調を維持しています。


今やトップ下として、チームの攻撃に必要不可欠な、大黒柱的存在になった香川選手。


首位バイエルンとも勝ち点差なしでならんでおり、このまま最終節まで怪我無くプレイし、チームを2連覇に導く活躍を続けて欲しいと思います。



祝!2011女子バロンドール受賞おめでとう、澤選手!!!

2012-01-11 | 欧州サッカー&日本代表


やりました!!!

なでしこJAPANの澤選手が、2011年FIFA女子バロンドール(年間世界最優秀選手)受賞です。

女子とはいえ、日本人選手がこの最高の栄誉を手にする日がくるとは。

まさにドリームです!!!(本当にすごい)



男子は3年連続で、FCバルセロナのメッシ選手が受賞。
3年連続はプラティニに続く2人目ということで、メッシも名実共にレジェンドの仲間入りです。



2011年はおかげさまで、世界一に輝いた両選手のプレイを、スタジアムでみることができました。

両選手には、心からおめでとうと言いたいです。




澤選手には、なでしこJAPANでの今年の大目標、ロンドン・オリンピックのメダル獲得という次なる大目標があります。

実力から言えば正直、アメリカやドイツ、ブラジルの方が各上で、組み合わせ次第では、無冠で終わる可能性も多分にあります。


年末のTV番組をみていると、なでしこJAPANの選手達がバラエティ番組に引っ張りだこで、今なおそのブームは続いています。

これを一過性のもので終らせない為には、ロンドン五輪でのメダル獲得が絶対必要だと思います。


ドイツの女子W杯で自分が目にしたのは、「震災で大変な思いをしている被災地の為に、日本の為に頑張ろう!」という、彼女達の強い気持ちでした。

そして今なお、日本は復興の道半ば。

ぜひ2012年は気持ちを切り替えて、日本の真の復活の為にもう1度、チャンレンジャーとして頑張って欲しいと思います。


我々も、精一杯日本代表チームを応援したいと思います。



※ワールドカップを掲げる澤選手(2011年フランクフルト)




UEFA Champions League試合観戦(ミュンヘン/ドイツ)

2011-12-29 | 欧州サッカー&日本代表


以前ミュンヘンでバイエルンのチャンピンズリーグの試合を観戦した際の1枚です。

アリアンツ・アレーナの開閉式ドームの天井が空けられたものの、冷たい外気温が入り込み、スタジアム内に霧がかかったような状態になっていました。(苦笑)


ブンデスリーガの試合は会員で殆ど完売され、一般への販売は殆ど行われないアリアンツ・アレーナのバイエルン戦ですが、チャンピオンズ・リーグのグループリーグ戦等は、公式サイトでも比較的容易に入手できることが多いです。

ただしチャンピオンズリーグは平日夜の試合なので、その都市に滞在していないと観戦できないのがちょっと痛いところです。(汗)

Allianz Arena(ミュンヘン/ドイツ)

2011-12-28 | 欧州サッカー&日本代表


バイエルン・ミュンヘンと1860ミュンヘンの本拠地、アリアンツ・アレーナ(Allianz Arena)です。

2005年に完成した6万6千人(立ち見を含めると7万人弱)の収容人数を持つこのスタジアムは、2006年のW杯ドイツ大会等にも利用されました。

バイエルンの試合がある時は赤色に、1860ミュンヘンの試合の際には青色、そしてドイツ代表の試合では白色にライトアップされ、ドイツで最も美しいスタジアムと言われるその姿に見とれたドライバーが、よく交通事故を起こすのだとか。(苦笑)


最寄り駅はミュンヘンの地下鉄U6のフレーット・マーニング(Froettmaning)で、そこから徒歩15分程です。



スタジアム名:Allianz Arena
住所:Werner-Heisenberg-Allee25, 80939, Munich, Germany
最寄り駅:Frottmaning(U6)

Commerzbank Arena/Waldstadion(フランクフルト/ドイツ)

2011-12-22 | 欧州サッカー&日本代表


アイントラハト・フランクフルトの本拠地、コメルツバンク・アレーナ(ヴァルトシュタディオン)です。

収容人数約5万2千人のこのスタジアムは、2006年の男子ワールドカップの試合や、2011年女子ワールドカップW杯準決勝及び決勝戦も行われ、なでしこジャパンが世界一に輝いた"フランクフルトの歓喜"は記憶に新しいところです。


最寄り駅はS8又はS9のStadionで、フランクフルト中央駅からは空港方面に2駅(約10分)、フランクフルト空港からは中央駅方面に1駅(約5分)で、シュタディオン駅を出て左へ進み徒歩約10分でスタジアムの入り口が見えます。

なお他のスタジアムでも同じですが、当日の試合観戦チケットを持っていると、同市内からStadion駅までの往復は、無料でSバーンを利用できます。



現在はブンデスリーガ2部に降格しているアイントラハト・フランクフルトですが、現在昇格圏内におり、このまま順調にいけば来シーズンはブンデスリーガ1部復帰の可能性大です。

一方同じくブンデスリーガ2部のFSVフランクフルト(こちらは下位チーム)のホームスタジアムである、Volkbank Stadionは市内U7線Johanna-Tesch-Platz駅近くの別スタジアムなので注意が必要です。

BayArena(レバークーゼン/ドイツ)

2011-12-19 | 欧州サッカー&日本代表


バイヤー・レバークーゼンの本拠地、バイ・アレーナです。

収容人数約3万人のこのスタジアムは、ピッチと客席の距離が近いことから、雰囲気が良いスタジアムとして人気があります。

ケルン中央駅やデュッセルドルフ中央駅から、在来線で約15分のレバークーゼン・ミッテ駅から徒歩15分と、アクセスが比較的容易です。
(※ケルン中央駅へはフランクフルト中央駅やフランクフルト空港からICEで1時間前後と、夜の試合でもフランクフルトからも日帰りが可能です)


レバークーゼン・ミッテ駅からは住宅街寄りの5番ホーム側出口を出て左折し、スポーツパーク方面へ5分(約400メートル)程公園の中を進み、小さな川にかけられた橋を渡ると、右手にすぐバイアレーナが見えるので、橋を超えて右へ曲がり、そこから後は川沿いにまっすぐ8~10分(約600メートル)歩くだけです。


以前は収容人数2万人程度だった為、チケットの入手が難しいスタジアムの1つでしたが、2008年に収容人数3万人に拡大してからは、公式サイトからも正規でチケットが買えたりと、バイエルン等人気チームとの対戦以外では、以前ほどチケットの入手は難しくないように思えます。


週末にケルンやデュッセルドルフにSTAYしている時に、ふらりと立ち寄りたくなるスタジアムです。



スタジアム名:BayArena
住所:Bismarckstraße, Leverkusen, Deutschland
最寄り駅:Leverkusen-Mitte駅から徒歩約15分
アクセス:ケルン中央駅又はデュッセルドルフ駅からREで約15分(Sバーンで約20分)

FCバルセロナ2011年クラブ世界一!!!

2011-12-18 | 欧州サッカー&日本代表


トヨタ・クラブワールドカップで欧州王者のFCバルセロナが、南米王者のサントスFCを4-0の圧勝で、見事名実共に2011年世界一のクラブチームの称号を手にしました。

メッシの2発を含む4-0のスコア、ボールポゼッション71%という数字の通り、圧倒的なワンサイドゲームでチンチンにサントスを振り回し、バルサの素晴らしさ&凄さが存分に発揮された試合だったと思います。


メッシ、セスク、シャビ、イニエスタ等のカンテラ(下部組織)出身のスター選手達を中心に、チームとしても成熟を極めた、まさに完成されたチーム。

先日のエル・クラシコでの圧勝でもそうですが、コンディションのよい今のバルサを止めるのは、本当に至難の業だと思います。



今年は日本人小学生がバルサのカンテラに合格したニュースも出ていましたが、この世界最高峰のチームで日本人選手がレギュラーとしてプレイする日が今から楽しみです。



※写真:ゴールを決めて集まるバルサのメンバー(バルセロナ)

ドイツで1番大好きなスタジアム(ドルトムント/ドイツ)

2011-12-14 | 欧州サッカー&日本代表


先週末の試合観戦で訪れた、ドルトムントのズィグナル・イドゥナ・パルク(Signal Iduna Park)です。

ドイツ最大となる収容人数約8万人の大型スタジアムで、ドイツで最も熱いゴール裏のドルトムント・サポーター達がこのスタジアムの名物にもなっています。

自分にとって6年前にスタートしたドイツ生活で、初めて訪れた思い出深いサッカースタジアムで、その試合は中田英寿選手の代表ラストゲームとなる、ワールドカップ2006ドイツ大会の日本代表対ブラジル戦でした。


そして今では香川選手の活躍のおかげで、ものすごく親日的なドルトムント・サポーター達が、訪れる我々日本人をいつも大歓迎してくれます。


自分にとってドイツで一番大好きな、本当に特別なスタジアムです。



スタジアム名:Signal Iduna Park
住所:Strobelallee 50, 44139, Dortmund, Germany
最寄り駅:ドルトムント中央駅(Dortmund Hauptbahnhof)から約10分の、U45線(U-Bahn)シュタディオン(Stadion)駅下車徒歩すぐ。