リスペクトコラムです。
当ブログで評価の高い山口さん。その付加価値の高い取り組みはいつも強いインパクトを受けます。先日、J’s LINKで見かけた山口さんの事例です。ぱっと聞いて、よく読み込んだら結構奥深いぞという事が、山口さんは結構あります。同じ中国地方の地元岡山も今回の事例に限らず、地域に根を張るＪクラブに向けて、参考にできる部分はお願いしたいとよく思います。
【専門アドバイザー制度導入、専門アドバイザー5名就任】
「レノファ山口では、本年より専門アドバイザー制度を導入いたします。第1弾として、今シーズン終了までを任期とし、5名の方に専門アドバイザーに就任していただきます。担当の専門分野に関して、社長およびレノファ山口フロントスタッフに対して、クラブ運営向上を目的に、継続的なアドバイスを実施していただくこととなっております。」
今回のアドバイザーは５名で、顔ぶれは以下のとおりです。詳細はクラブ公式ＨＰをご覧ください。
・安永聡太郎氏 スカウト担当アドバイザー
・森山潤氏 スカウト担当アドバイザー
・山田徹治氏 グリーン担当アドバイザー
・成田俊彦氏 クラブ運営担当アドバイザー
・國光宏尚氏 Web3担当アドバイザー
安永さんは山口県出身で、選手としてマリノスさん（2005年Ｊ１柏で１年プレーして引退）が長いイメージがあります。森山さんは、アルゼンチンプロサッカーリーグ参戦を日本資本、運営で行う初の日本人が運営する育成型クラブチーム（無双ARGENTINAC.F.）の社長さん。山田さんは豊田スタジアムの芝生管理やイベント運営に従事され、造園業やスポーツ芝のメンテナンスを行う㈱フィールダーの社長さん。國光さんはネットコンテンツ企業（東証１部に上場させたってありますね）の創業者で、現在はトークン事業に携わっているとか。
そして、成田さんは何とＢ３山口のオーナーさん。これはビックリしました。Ｂ３クラブの社長がＪ２クラブのアドバイザーに就任って、すごいなと。しかも成田さんはＢ３山口の前に埼玉ブロンコスも設立されていて、経験豊富の様子。
地元岡山でもつい最近、この記事にあるように、フットボール本部アドバイザーというポストを設けて、アドバイザー第一号で岡山出身で岡山理大の久永先生が就いています。これが山口さんと同じ流れで、今後フットボール本部に次々とアドバイザーが集結するかどうかは不明ですが、何も動かないよりはいいと思うので密かに期待しています。いっその事、山口さんのようにトライフープの中島社長（薬剤師さん）を、健康管理アドバイザーとして加わってもらったら素晴らしい組織になるぞと思ってみたり。まぁ岡山スタイルでは無理でしょうが。よそを見て余り高望みしてはいけませんね。
あと、最近山口さんで社長交代があったようです。今年の１月15日って、ついこの間ではないですか。小山新社長さんは山口県出身のベンチャー社長（インキュベーション等）というイメージです。同じく社長を務めている365y㈱の公式ＨＰを見ると、「石巻」というキーワードが出てきて好感を持ちました。山口にいながら震災があった東北を見ている。いい社長さんですね。Ｊ２山口さんの地域を想う価値観と合致していますね。水戸さんのように今後化けていくかもしれませんね。続いて公式ＨＰをちょっと観ていたら、また素晴らしい事例がありました。さすが山口さん。
【3/23(水)「レノファが繋ぐ 地域と企業の新たなまちづくりイベント〜山口市吉敷編〜」開催！YouTube Live配信】
「レノファ山口は令和3年度山口市スマートシティ推進室委託事業「地域スポーツ資源を活用した21の幸せ地域拠点づくり」事業の取組みとして、山口市吉敷地域と秋川牧園をレノファ山口がつなぎ、両者の魅力を発信するYouTube Live配信を3/23(水)に行いますのでお知らせいたします。
吉敷地域住民の皆様による、吉敷地域魅力紹介と秋川牧園とレノファ山口ＦＣに所属する、33.山瀬功治選手の奥様であり、アス飯®料理研究家である山瀬理恵子さんによるコラボメニュー紹介を行います。」
「＜実施概要＞
タイトル： レノファが繋ぐ 地域と企業の新たなまちづくりイベント〜山口市吉敷編〜
配信日時： 2022年3月23日(水)19:30 ～ 20：30頃予定
配信方法： YouTube LIVE配信
配信チャンネル： 山口市レノファ21地域チャンネル内（ https://www.youtube.com/channel/UCKL0chZlr4XCEB85aVepq5A ）
※レノファ山口YouTubeチャンネルでの配信はございませんのでご注意ください。
内容：吉敷地域住民の皆様による、吉敷地域魅力紹介
秋川牧園とアス飯®料理研究家 山瀬理恵子さんによるコラボメニュー紹介
主催： 山口市スマートシティ推進室、山口市吉敷地域、秋川牧園
協力： 株式会社レノファ山口」
このページによると、「地域スポーツ資源を活用した21の幸せ地域拠点づくり」とは、プロスポーツチームの「つなぐ力」「伝える力」を活用し、持続可能な地域づくりに向けて、様々な主体が連携して、地域住民が主役となり「幸せ地域拠点づくり」を行っていく取り組みだそうです。これこそ公共財としての取り組み、存在価値だと思います。
Ｊクラブを使って地域でつなげる、まさにシャレンそのものですね。地味な取り組みかもしれませんが、こういう一つ一つの取り組みが、地域に根を張る一本一本になっていくのだと認識しています。持続可能な地域づくりか･･･地元岡山で決しては聞く耳にした事の無かった山口さんらしいキーワード。うらやましいですね。今季の山口さんは５試合消化して現在11位ですが、岡山とは勝ち点が２点差か。
Ｊ２山口関連：㉖ / ㉕ / ㉔ / ㉓ / ㉒ / ㉑ / ⑳ / ⑲ / ⑱ / ⑰ / ⑯ / ⑮ / ⑭ / ⑬ / ⑫ / ⑪ / ⑩ / ⑨ / ⑧ / ⑦ / ⑥ / ⑤ / ④ / ③ / ② / ①
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