リスペクトコラムです。
今朝の山陽新聞にTリーグ女子が1チーム増えるというニュースが出ていて、目が留まりました。数年前まではチーム数増加は無理、当面4チームずつで運営という情報が流れていて、そうか当分リベッツの相手は今の3チームだけかと思い込んでいました。すると昨季に女子が1チーム増加と聞き、やればできるじゃないかと思っていたところで、また1チーム増の朗報。リーグが賑やかになる事はいい事です。
【Tリーグ女子、新規加入チーム(京都)は4月末までに条件を満たせば来季参戦】
「卓球のTリーグの通常理事会が開かれ、京都をホームとする女子の新チームに関して坂井一也理事長(写真)から報告があった。4月30日までに条件を満たせば来シーズンの加入を認めるというもので、その条件とはスポンサー獲得が確実にできることを示せるかどうか。
「現在、新たにチームを設立される代表の方がスポンサー獲得に回っており、スポンサー候補には有名な企業も入っていると同時に、選手についても話を進めているとのこと。加入したら5年間は継続してもらうので確実性がほしい」(坂井)。」
引用:卓球王国
Tリーグの理事会からの情報のようですね。女子は来季6チームになりそうです。今季に1チーム(九州さん)増えたし、続けて増えるというのはいい事だと思います。問題は現状4チームから増える兆しの無い男子ですか。リーグとしての課題は入場者数のようですね。元々岡山でも千人前後でしたが、岡山武道館のキャパの限界もあったのかな。だから今期は違う会場でも開催したようですが、イオンの無料試合もカウントしていいのかとも一瞬思いましたが、そういえばCスタでも以前に全員無料デー(当ブログではプロリーグとしての価値が下がるからとネガティブな論調)があったし、同じ事かなと。
思うのは、岡山という訳ではないですが、スポンサー収入額が目標に達していれば、観客は何人でもいいという考え方があったりしてと思ってしまいます。スポンサーに強く目が行きがちなのはサッカーに限らず、県民性もあるのかもしれません。
当ブログで昔から使うモノ・カネ・ヒト・コトという言葉があり、モノ・カネばかりではなく、ヒト・コトにもしっかり目を向けなければいけないと長年言い続けてきました。そういう点では、武道館から県下各地で会場を新たに設けたリベッツはいいと思います。トライフープもそうだし、シーガルズも笠岡でのファン感、山陽町での試合興行もありますね。リーグの限られた運営制限の中で工夫しながら、新規ファンの獲得を図るのはいいと思います。
あと、この報道では「ホーム&アウェイの開催が見えにくく、地元の卓球ファンが根付かず、登録選手が急きょ入れ替わったり、頻繁に新加入の選手が発生するために「ひいき」の選手が生まれないのも懸念材料」とも書かれてあります。確かに普段地元にいない選手達にはもう一つ馴染みが薄く、メディアに露出されるのは白神監督ばかりという現状もありますね。岡山でも確かインド人の選手がいたと思いますが、見た事ないし。まぁ他のトップスポーツリーグと比べて、まだ未成熟な部分もあるのでしょう。
また、坂井理事長の「加入したら5年間は継続してもらう」というコメントも気になる。今季で4季目で次で5年契約の5季目。ひょっとしたら来季の終盤にリーグ撤退表明をするチームが出てきたりしてと、要らない心配もついしてしまう。まぁ岡山はスポンサー獲得も目標どおり達成と聞いているので、そういう事は無いと信じていますが。
そして地元岡山です。結局昨季と同じ4位(最下位)フィニッシュでしたね。昨季よりはスリリングな展開だったのでまだ良かったです。ほんの1ケ月前までは単独2位でファイナル出場への期待感があった訳ですから。今季は1強3弱で、最後まで団子状態で楽しませてもらえました。思うに郝選手が入団していなかったら、1強2中1弱だったかもしれません。女子は木下グループはそれほど強くないのに、男子は無双一強状態。このアンバランスさを改善しないと、益々女子に引き離されるのではないでしょうか。
#がんばろう日本 #ThankYouHealthcareWorkers #ThankYouCaregivers