J OKAYAMA ~岡山スポーツの桃源郷へ

岡山トップスポーツファミリー(ファジアーノ等)、スポーツ文化情報リスペクトブログ(共同運営)。

選手等による復興支援活動

2021-12-04 00:03:30 | ファジアーノ岡山

 リスペクトコラムです。
 よそと比べて、まだまだ少ないと個人的に映るJ2岡山の地域・社会貢献活動。それでもここ数年では、岡山市内小学校への訪問活動など、いい取り組みをやっているとは思います。でも正直、それはよそではスタンダードなレベルだと思われます。
 よそでは、巻さん(元選手)など特に頑張る選手の名前が出てくるし、ヴェルディさんではそういう選手ばかりで公益法人(当ブログも賛助会員登録)を発足させています。振り返って地元岡山の過去を見ると、クラブが規制している訳でもないでしょうが、普段のチャリティー活動などそういう活動はほとんど見られなかった(特に木村社長時代)。でも喜山選手だけは以前から熱心に取り組み、他の選手にも声掛けを行い、頑張っていました。
 チャリティーグッズの収益で豪雨災害で被災した小学生を、ホーム山形戦で招待したと聞き、すぐに記事にしようと思いましたが、もう1回その活動があるという事だったので、その後にと思っていました。すると、2回目は報道が無かったので、あれっと思っていてこんな遅いタイミングになりました。
   
【豪雨被災の子ども招待 喜山選手、グッズ収益充てる】
「Jリーグ通算400試合出場を達成したサッカーJ2ファジアーノ岡山の喜山康平選手(33)は7日、シティライトスタジアム(岡山市北区いずみ町)で行われた山形戦に、2018年の西日本豪雨で被災した子どもたちを招待した。
 倉敷市真備町地区の5小学校と岡山市東区の平島小学校に通う児童とその家族で計13組26人。試合前に喜山選手が『けがで残念ながらプレーは見せられないが、仲間が勝利のために頑張ってくれる。目に焼き付けて帰ってほしい』とあいさつし、サイン色紙やグッズを一人一人に手渡した。観戦前には、ピッチサイドでウオーミングアップの様子も見学。」
「400試合出場の記念グッズの収益を充てた。喜山選手は豪雨の後、避難所を訪問して子どもたちとサッカーで交流したこともあり、『大変な光景は今も覚えている。コロナ禍で2年間、訪問などの活動ができていないが、サッカーを通じた支援を続けていければ』と話した。
 クラブは災害発生の直後から、募金活動やチャリティーマッチを開催するなどの支援を行っていたが、昨季は新型コロナウイルスの感染拡大で活動を断念。今季は、感染状況が落ち着いてきたことから、11月のホーム2試合に招待することにした。」
引用:さんデジ①さんデジ②

 今回は自分の通算400試合出場記念グッズという事で、以前の記事で紹介しています。真備とともに平島の小学生も対象だったようです。喜山選手は豪雨災害の時に避難所を訪問もしているのですね。この11月というタイミングも少し感染者数が減少してきたのもあったのかな。現在も感染者数が少ない状態が続いていますが、もし来季開幕後もこの少なさだったら、こういう活動をクラブも先頭に立ってして欲しいですね。あと、よそのクラブの選手がよくある「シート」もいいですね。「喜山シート」、いい名前じゃないですか。
   
【被災地小学校児童とのオンライン交流】
「昨日(11/25)、平成30年7月豪雨災害で被災された倉敷市真備地区にある倉敷市立川辺小学校、倉敷市立薗小学校、倉敷市立二万小学校と岡山市立平島小学校を対象に、全選手が各小学校5~6名に分かれて、児童の皆さんとオンラインで交流しました。
 小学校のある地区が現在はどのようになっているか、児童の皆さんから近況報告や、選手たちへ質問が飛び交い、交流は盛り上がりました。」
引用:クラブ公式FBページ

 この取り組みについては、公式SNSで一瞬投稿されただけで、今回もこっちもあったと思い出して探しましたが、結構時間がかかりました。掲載内容もよりあえず書いとけのような義務的な書き方なので、クラブとしての姿勢がにじみ出ていました。当ブログでは大昔の大昔から口にしているように、いくら立派な活動をしていても情報開示・公開しなければやってない事と同じ。社会貢献活動での貢献部分は情報開示で世の中に知らせる事も含むという事。
 クラブ公式HPの「ホームタウン活動」ページも10何年更新されなかったものが、やっと更新されましたが写真ばかりの固定ページ。よそのようにこういう活動を一つ一つ丁寧に報告していけば、例えばスポンサーに対しても好感度が上がると思います。とにかく、こういう貢献活動をされたら、公式SNSはもちろんの事、更に丁寧に情報開示して欲しいと思います。
   
【ファジと小学生がオンライン交流 夢持ち、努力する大切さ学ぶ】
「岡山市立の11小学校で22日、サッカーJ2・ファジアーノ岡山の選手とのオンライン交流会が開かれた。選手へのインタビューを通じ、夢を持ち、努力することの大切さを学んだ。
 箕島小(南区箕島)では、6年生43人がビデオ会議システムで井上黎生人、金山隼樹、上門知樹の3選手に質問した。夢を諦めない方法を聞かれた3人は『サッカーが大好きだという思いを持ち続けている』『つらいときも楽しむ努力をしている』『小さな目標を一つ一つクリアすればゴールに到達できると思う』と答えた。」
引用:さんデジ

 コロナ前にはリアルで「岡山市内全小学校への全選手一斉訪問」という活動で、素晴らしい取り組みだと思います。コロナになってからオンラインになりました。選手への感染リスクを考慮した対応という事で、それはそれでいいと思います。しかし、今後もこれでいいじゃないかという価値観になってしまい、コロナ収束後もオンラインのみになってしまう懸念があります。J2岡山ならありうるぞと個人的にそんな思いがよぎります。
 来季、コロナが収束したらぜひリアルに戻して欲しいと思います。実際にシーガルズやトライフープは最近では、リアルでじゃんじゃん選手が訪問しています。そこまで普通にリアルにされていると、なぜファジはできないのか、やろうといないのかとつい思ってしまいます。Jリーグでのある程度のルールがあるからかもしれませんが。ぜひその辺りお願いしたいと思います。
岡山市内全小学校への全選手一斉訪問関連2020:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20201211
   〃                      2019:
https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20190527
   〃                      2018:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20180712
   〃                      2017②:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20171022
   〃                      2017①:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20170928

#がんばろう日本 #ThankYouHealthcareWorkers #ThankYouCaregivers 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする