J OKAYAMA ~岡山スポーツの桃源郷へ

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監督、GMの力量38

2021-12-15 00:01:26 | ファジアーノ岡山

 リスペクトコラムです。
 今日、一斉にJ2岡山の新監督が報道されました。ここ最近ネットで噂されていた木山さんでした。城福さんという噂もありましたが、こちらに落ち着きました。4人続けてJクラブの監督経験ほとんど無しという結果にならなくて良かったと個人的に思っていました。木山監督については過去の岡山との対戦で、何となく相手チームの監督だったなぁという記憶しかありません。まずはプレーオフに常時出場できるチームづくりなのか、ある意味岡山らしい選択だったとも個人的に思っています。
        
【木山隆之監督 就任】
木山隆之(きやま たかし) 監督 プロフィール
■生年月日 : 1972年2月18日   ■出身地 : 兵庫県
■選手歴 :  伊丹西高 - 筑波大 - ガンバ大阪 - コンサドーレ札幌 - 水戸ホーリーホック
■指導歴 : 
 2003年~2004年 筑波大学 蹴球部監督         
2005年~2007年 ヴィッセル神戸 ユース監督     
 2008年~2010年 水戸ホーリーホック トップチーム監督 
2011年 清水エスパルス トップチームヘッドコーチ  
 2012年 ジェフユナイテッド千葉 トップチーム監督   
2013年~2014年 ヴィッセル神戸 トップチームコーチ 
 2015年~2016年 愛媛FC トップチーム監督        
2017年~2019年 モンテディオ山形 トップチーム監督 
 2020年 べガルタ仙台 トップチーム監督        
2021年9月~ ガンバ大阪 トップチームコーチ
■就任コメント
 ファジアーノ岡山のファン・サポーターの皆さま、このたび監督に就任することになりました、木山隆之です。2009年にJ2に昇格して、地域の皆さんとともに大きく成長してきたこのチームの指揮を執ることを、非常に光栄に思っております。
 私はこれまでJ2の4クラブを率いて、ファジアーノ岡山とリーグ戦で17回対戦し、シティライトスタジアムの熱気あふれる雰囲気を肌で感じてきました。その皆さんの後押しを受けて指揮を執る日が、今から楽しみです。
 目標はJ1昇格です。攻守にアクティブにプレーし、ファジアーノ岡山を愛する全ての方と心を一つにして戦い抜きます。ともに、J1に行きましょう!応援をよろしくお願いいたします。」
引用:クラブ公式HP

【新監督に木山氏 ファジ正式発表 J1仙台など指揮】
「サッカーJ2ファジアーノ岡山は14日、来季の新監督にJ1仙台などを率いた木山隆之氏(49)が就任すると正式に発表した。堅実なチームづくりやハードな練習で選手を鍛え上げる手腕に定評がある。
 木山氏は今季、J1G大阪でコーチを務め、昨シーズンはJ1仙台で指揮を執った。J2では監督として2012年に千葉で5位、15年に愛媛で5位、19年に山形で6位に入り、いずれもJ1昇格を懸けたプレーオフ(3~6位)に導いた実績を持つ。」
引用:さんデジ

 3チームでPOに進出し、2チームで決勝まで行ったというのはすごいですね。確かに経験値高いです。J1チームの監督経験もあるとの事ですが、昨季の仙台さんですか。コロナ禍でなかったら降格していた順位でした。ただ、堅実なチームづくりという部分は岡山と合うのかもしれませんね。あと、監督は選手補強の強いネットワークも持っていて欲しいところですが、昨季まで所属していた古巣ガンバさんとかいいですね。つい期待してしまいます。

      
【ファジ新監督 木山氏 J1仙台やJ2山形指揮】【高い経験値 現状打破を】
「関係者によると、複数の監督候補の中から絞り込みを進めてきた。コーチにはJ1浦和などで指導歴があり、仙台や山形で木山氏を支えた小坂雄樹氏(44)らが就く見込みという。」
「クラブは経験値が高く、指導力と戦術にたけた新指揮官にJ1昇格の悲願を託した。」
「J2で過去に監督を務めた三つのチームでJ1昇格プレーオフ(PO)に進出するなど、限られた戦力で上位に食い込んできた手腕は折り紙付きだ。
 特筆されるのはJ2愛媛の指揮を執った2015年。際立つタレントが少ない中、ハードワークをベースとし、攻守に組織化されたサッカーを展開。戦前の下馬評を覆して5位に入り、クラブ初となるPOに導いた。17年から3シーズン監督務めたJ2山形では毎年、主力を他に引き抜かれながらハードな練習で選手を鍛え上げて19年に6位でPOへ。ファジアーノも近年は同じように先発クラスが去る状況が続いており、卓越した指導力による戦力の底上げが大いに期待される。18年には天皇杯全日本選手権でJ1の柏やFC東京を撃破して4強入りした。」
引用:山陽新聞

 水戸さんの監督就任時はJリーグ史上初の'70年代生まれの監督で、Jリーグ最年少監督だったようです。少し前からネットで噂された方ですが、正式に決まりました。クラブは来季は本気度が違うらしいと耳にしており、どんな監督を招聘してくるのか気になっていました。当ブログではどうしても俯瞰で見てしまう癖があり、条件が揃い、本当に目標達成しそうな状況であれば本気で応援するところですが、そうでない場合は「正直高望みしてはいけんよなぁ」とつい冷めて観てしまいます。今回の例はJ1昇格がどこまで現実的なのか、クラブの本気度はどこまで高いのかという点で見守っていました。

 ぶっちゃけた話、J1昇格は昇格請負人(京都さんの曹監督のイメージ)が上げてくれる。更にもっと現実的な見方をすれば、自動昇格ではなく、PO優勝での昇格ではチームの地力が不足したままで、J1連敗新記録を作って1年でJ2に舞い戻り、その下向きの雰囲気のまま下手をしたら、かつての大分さんや今回の山雅さんのように一気にJ3まで落ち込んでしまうのではないか。だからJ1昇格はJ2優勝でないとダメだという持論を昔から持ってます。
 さて、今回の監督人事。J1昇格に関してのクラブの本気度で「強」「中」「弱」とあり、今までは「弱」のイメージが強かったですが、今回は「中」である事を感じました。過去の3人の監督はいずれもJクラブの監督経験がゼロに等しい人材でしたが、木山監督は一応J1監督の経験があります。が、J1昇格経験が無く、あるのはPO進出経験。なので、来季からの3年間として、POに何回か進出はできるかもしれないが、自動昇格やPO優勝というイメージはまだ持てないかな。
 そういう当ブログのネガティブな予想をぜひ打ち破って欲しいと思います。今季の終盤そうでしたが、補強力でしょうか。補強に成功すれば化けるかもしれないと思っています。ただ、ハードな練習は大いに期待しています。五輪など他の競技もそうですが、びっくりする好成績を残すチームはハードな練習をしているところが多い。ぜひ木山監督も「J2で一番厳しい」練習を課していただいて、J2岡山を変えて欲しいですね。ハイレベルなフィジカル、優勝を狙える戦力補強、そして昇格までは至っていないが、新監督の高い経験値があれば、ひょっとしたら大化けするかもしれませんね。すいません、夢に頼らない現実主義なもので。

 遅くなりましたが有馬監督、3年間お疲れ様でした。今季の終盤は本当に岡山を強くしてくれました。ボランティア活動の時に、気さくに声をかけてくれた事を今でも覚えています。試合中も絶えずピッチに向かってコーチングを大声を行い、DAZNの画面から、Cスタのスタンドからよく有馬監督の声が聞こえていました。また、ホーム最終戦での選手達からの温かい対応を見ても、チームから本当に愛された指揮官だったんだなと感心していました。
 J2岡山の過去3人の指揮官は、「岡山後」はパッとしません。その後Jクラブの指揮を執った人はなく、影山さんが日本代表のアンダーを指揮しているくらい。有馬さんにはぜひ、Jクラブのどこかの監督になっていただき、Cスタで相まみえたいところ。その時がJ1だったら言う事なしですね。お疲れ様でした。
クラブ公式HP該当ページ:https://www.fagiano-okayama.com/news/p1473057107.html
#がんばろう日本 #ThankYouHealthcareWorkers #ThankYouCaregivers

コメント
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