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Bリーグについて69

2021-10-05 00:01:42 | バスケ(Bリーグ・代表等)

 リスペクトコラムです。
 この週末でBリーグが開幕しました。B3リーグの一部の試合が中止になりましたが、B1とB2は予定どおり実施。過去には派手な演出で、TV地上波で中継されたりしましたが、今季はコロナ禍もあるのかひっそりと開幕した印象です。インドアスポーツという事で、コロナ禍の影響を受けやすく、昨季はいろいろとありましたが、今季は今のところそれ以上のダメージは無いようです。このまま最終節までフィニッシュして欲しいですね。
 そんな中、Bリーグの中で「顔認証実験」なるキーワードが出てきてビックリ。NPBにもJリーグにもまだ登場していない取り組みで、Bリーグはそんなに最先端なのかと感心しました。
   
【ソフトバンクの「B.LEAGUE」顔認証実験レポート――顔パスで入場、参加者はフードとドリンク無料】
「ソフトバンクとジャパン・プロフェッショナル・バスケットボールリーグ(B.LEAGUE)、沖縄バスケットボールは9月30日、沖縄アリーナ(沖縄県沖縄市)で開催された「B.LEAGUE 2021-22 開幕戦 琉球ゴールデンキングスVSアルバルク東京」において、顔認証ソリューションを活用した新たなスポーツ観戦体験の実証実験を実施した。今回は、同実証実験の模様をご紹介する。
 今回の実証実験では、試合を観戦するユーザーを対象に、チケット情報とユーザーの顔の情報を事前に登録してもらい、ユーザーの顔情報をもとに「顔認証で入場できる」取り組み。」
〔認証システム〕
「今回の実証実験で使用する顔認証システムは、iPadのインカメラが利用されている。また、後述の体温測定は、外付けのセンサーが利用されている。ソフトバンク担当者によると、今回の顔認証では、ユーザーの顔の骨格などの特徴点をもとに認証をしているという。このため、認証時は「マスクを取り外す」ことや、サングラスや眼鏡の取り外し、前髪を上げるなどが必要なケースもある。認証システムは、通信環境によって認証が遅くならないよう、事前登録済みの情報がデバイスに保存され、デバイス上で認証を行う。」
〔スタジアムまでの無料シャトルバス〕
「事前に登録しているユーザーには、近隣の大型施設からの無料シャトルバスが用意されている。シャトルバス乗車時に、顔認証を行い同時に検温を実施。体温が正常範囲から外れている場合、オレンジのデザインのポップアップ画面が表示され、案内するスタッフから改めて検温を実施する。顔認証のスピードは、人によりまちまちで数秒でスムーズに進む人もいれば、何度やってもうまくいかないユーザーもいた。」
〔入場ゲートでは多少の混雑がみられる〕
「入場ゲートでは、2つのレーンで顔認証によるチケットの確認が実施された。入場口手前で手荷物確認を行った後、顔認証システムで認証し入場する流れ。一方、顔認証を利用しない来場者は、手荷物確認のあとスマートフォン上でチケットの二次元コードをスキャンし、入場する。入口付近では、顔認証システムについて案内を求める来場者や、メディアによる取材などで多少混雑している印象だった。顔認証システムは、子供や背の低いユーザーも利用することがあり、iPadのスタンドを傾けたり箱馬のような台に乗って認証する必要があった。」
〔大盛況のフード/ドリンクコーナー〕
「会場内には、顔認証ユーザーに無料フードとドリンクが提供されていた。ドリンクカウンターが1カ所、フードカウンターが2カ所用意されており、カウンター手前の顔認証システムで認証後、カウンターのフードやドリンクをピックアップできる。入場開始から試合開始まで時間があったためか、多くのユーザーがカウンターに立ち寄り、フードやドリンクを楽しむ光景が見られた。」
引用:ケータイ Watch
   
 リーグトップパートナーのソフトバンクが主導で進められた技術なのですね。仕組みとしては来場客のチケット情報とユーザーの顔の情報を事前に登録し、本人の顔情報をもとに「顔認証で入場できる」取り組みだそうです。入場以外にも移動シャトルバス、スタグルも使えるとか。つまり、観戦時にすべて顔をかざすだけですべて事足りるそうで、これは便利なシステムですね。コロナ禍がきっかけで、当ブログもJリーグチケットというQRコードでの入場を行う事になった時にすごいなと思いましたが、今回の取り組みは更にすごいものです。

【B.LEAGUE初の顔認証ソリューションを活用した新たなスポーツ観戦体験の実証実験を開幕戦で実施 ~アリーナへの交通および入場からアクティビティーまで全てが顔認証で可能~】
〔実証実験の概要〕
「1.実施日  2021年9月30日(木)および10月2日(土)
2.対戦カード  琉球ゴールデンキングス VS アルバルク東京
3.実施場所  沖縄アリーナ(沖縄県沖縄市山内1-16-1)
4.試合観戦チケット発売日  2021年8月19日:ファンクラブ先行発売  2021年8月20日:一般発売
5.参加方法
 試合観戦チケット※2購入後、試合前日までに顔情報登録アプリ「Face&Go」で顔情報をご登録ください。アプリで顔情報や購入済みの試合観戦チケット情報を登録すると、この実証実験に参加できます。
6.実施内容※3
・顔認証専用無料送迎バス
 乗車場所に設置された専用デバイスで顔認証を行うことで、スムーズにご乗車いただけます。下記のルートで顔認証専用無料送迎バスを運行する予定です。」
・専用入場ゲート
 手荷物検査を含めて専用レーンを設置します。試合観戦チケットを係員に提示する必要がなく、スムーズな入場が可能です。また、顔認証時に検温を実施します。」
引用:ソフトバンク公式HP
   
 顔認証アプリ(Face&Go)を活用するのですね。顔情報を試合前日までに登録するそうですが、これって試合ごとにやるんですかね。顔認証と同じ機械で検温も実施するのか。イメージ的にはETCですか。ETCは電波を拾いますが、このシステムは顔を拾う訳ですね。高速ICのようにスムーズに入場ができそうです。
 現在でもゲートには検温器があり、顔をかざしたら体温が表示されますが、それが同時に顔認証もできちゃうって事ですか。それにしても財布を取り出さなくていいのは本当に便利だと思います。

【Bリーグ開幕戦で実施!アリーナ入場も売店もすべて“顔認証” コロナ時代に期待される新たな観戦スタイルとその課題】
〔コロナ禍でのファンサービス拡充に期待〕
三田友梨佳キャスター(三):Jリーグ栃木SC取締役マーケティング戦略部長の江藤美帆さんに聞きます。渋谷のIT企業の社長からサッカークラブのDX推進の司令塔に転身した江藤さんは今回の取り組みをどうご覧になりますか?
Jリーグ栃木SC取締役マーケティング戦略部長・江藤美帆さん(江):今回の取り組みは行列などの「密」をつくらないということで、見た目にもよりお客様に安心をアピールできる取り組みなのではないかと思います。また、いま選手との握手会やサイン会といったファンサービスが出来なくなっているんですけれども、顔認証で個人を識別出来るようになると、より個人のニーズを把握し、ファンに寄り添ったサービスの拡充も図れるようになるんじゃないかと期待しています。
三:ファンに寄り添ったサービスとは具体的にどういったことですか?
江:例えば、お誕生日の方がいらっしゃったらスタジアムのモニターに選手が出てきて動画で「お誕生日おめでとうございます!」 とお祝いしてくれるとか、シーズン中に何回来場したか、どんなグッズやグルメを購入したのかといった行動履歴も取得出来るので、連続して3回以上来場された方にプレゼントを差し上げるとか、グルメをいくら以上買って下さっている方にクーポンを差し上げるとか、そういったこともタイムリーに出来ると思います。
三:今回の取り組みが広く普及するためのポイントについてはいかがですか?
江:やはり個人の詳細な行動履歴が記録されることになるので、そこに抵抗がある方もいらっしゃると思います。そこは、システムのセキュリティーの強化はもちろんのこと、データを扱うクラブスタッフの リテラシー教育は欠かせません。また、スポーツ観戦にはスマホを持たないお子様やシニアのお客様も大勢いらっしゃいます。こういった方々にも配慮して、少しずつ段階を踏んで慣れていってもらうことも大事なのかなと思います。」
引用:FNNプライムオンライン
  
 観ていたら、
栃木さんのえとみほさんが出てきました。今季は無理としても来季には導入するクラブが出てくるのかもしれません。確かに瞬時に個人を認識できたら、クラブとしてのホスピタリティやサービスで進歩するかもしれません。
 ただ、課題もあると思います。例えば機械の故障、スマホを使えないお年寄りの対応はどうするのかなど。あと、こういう新しいテクノロジーが登場すると、必ず機械の故障など予期せぬトラブルも発生するでしょう。
 SNSの積極的導入など、NPBやJリーグよりもBリーグの方が積極性を感じます。ぜひスポーツ界を引っ張っていって欲しいです。
#がんばろう日本 #ThankYouHealthcareWorkers #ThankYouCaregivers 

コメント
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