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日本代表のこと・・・507

2021-10-09 00:58:44 | サッカー(日本代表、W杯等)

 リスペクトコラムです。
 昨晩のアウェーサウジ戦の衝撃は大きかったですね。メディアではどちらかといえば、淡々とまだ報道されていますが、ネガティブな論調が出始めています。ホームオーストラリア戦を間近に控えている事もあり、解任論をストレートに言いにくい面もあるのかもしれませんが、3試合で1勝2敗ならば、普通に観たら即解任だと思います。一夜明けた各報道の中で、一番コンパクトでわかりやすかった報道をリスペクトしたいと思います。
   
【森保監督解任の“Xデー”迫る! サウジに敗れ致命的2敗目…「この指揮官でW杯はムリ」の声】
〔見誤った柴崎の交代機〕
「元サッカーダイジェスト編集長の六川亨氏がこう言う。
『柴崎は後半に入り、あっさりボールを奪われたり、自陣で相手の股を抜こうとして失敗したり、軽いプレーで何度もミスを犯していた。ボールを失った後も追いかけない。気温30度の暑さや疲れでアップアップ状態になり、致命的なパスミスが生まれた。そもそも、守備力が不安視され、暑い中でハードワークができない柴崎をなぜ起用したのか。そして、なぜ早く代えなかったのか。アウェーで厳しい戦いが予想される大一番で、最低でも引き分けないといけないという状況判断ができなかった森保一監督(53)の責任は重いと思います』」
「『采配に疑問符が多すぎる』
 しかし、W杯最終予選を3試合消化した時点で1勝2敗・勝ち点3という惨状を招いたのは、誰あろう『森保監督その人』ではないか。
『選手起用、試合中の交代など采配、攻守のチーム戦術など森保監督には疑問符が多すぎます」と元ワールドサッカーグラフィック編集長の中山淳氏がこう続ける。
『後半14分に左サイドMFを南野から古橋に、右サイドMFを浅野から原口に代えました。いつもより早い仕掛けではありましたが、入れ替えはいつもと一緒。同28分にトップ下を鎌田からオナイウに、失点につながるミスを犯した柴崎を守田に代え、後半46分に左SBを長友から中山に代えた。すべて同ポジションでの交代です。黒星スタートとなった最終予選初戦のオマーン戦もそうでしたが、森保監督は基本戦術の4(DF)―2(ボランチ)―3(MF)―1(トップ)を試合の流れに応じて3―4―2―1や4―3―3に変える戦術的なオプションがなく、試合中の選手交代も<同ポジションの選手を単純に入れ替えるだけ>です。なので試合中に軌道修正することができない。サウジ戦でいえば、たとえば古橋を1トップに移して右MFに入った原口を左サイドに配し、トップ下に入ったオナイウを右MFに起用するなど<変化>をつけた上でゴールを狙うべきだった。指揮官には、流れを引き寄せる<引き出し>がない。これが最終予選の大苦戦を招いている最大の要因だと思います』」
〔主将の吉田が異例の責任問題に言及〕
「試合直後、主将のDF吉田麻也が異例のコメントを発した。
『(W杯出場を逃したら)サッカー協会も監督も選手も責任を取る覚悟はあります』
 不甲斐ない成績しか残せなかったら、選手は『招集されなくなる』ことで責を負う。いち選手が協会と監督の責任問題について言及する――。前代未聞ではあるが、まったくもって正論である。」
引用:日刊ゲンダイ 

 オーストラリア戦までに代表監督交代は現実的にはないでしょうが、仮にオーストラリアに快勝してもこのまま森保ジャパンそのもの、W杯で勝てるのかの是非は残る。完敗となれば、一気に解任が現実味を増すとあります。
 やはり、柴崎選手についてですね。元々当ブログでも、特に欧州のニュースで全く名前が出て来ない柴崎選手が先発に入って、えっ!?と思っていました。このコラムでも守備力が不安視され、暑い中でハードワークができない選手と論じられており、選手の選択ミスもあったと思います。確かに試合を観ていてもミスが目立ち、解説でも名前が出ていました。失点には至らなかったですが、致命的なミスプレーもありました。
 その交代が遅れた。選手采配のミスは以前から指摘されていましたが、そこが世界を知らない日本人監督の致命的な欠陥でしょう。外国人監督は勝利のために非情な手を打つが、日本人監督は選手との距離感の近さが仇となり、「情」が邪魔をして勝利のための的確な手が打てないという事ですか。やはり、日本人監督ではダメという事が証明された気がします。
 戦術手的なオプションが無いために試合中に修正できないとも書かれています。まさにこの部分も世界を知らない部分と思います。Jリーグではそれでも通用したが、世界はそんなに甘くない。他の代表監督から森保監督の戦術はすでに丸裸にされて、笑われているのではないでしょうか。
 吉田選手のコメントで「協会も監督も選手も責任を取る覚悟」というのがありました。おっとー、キャプテンも田嶋ジャパンの欠陥を認識しているのかと思ってしまいました。選手も監督もできる範囲で精いっぱいやっている。本当の戦犯は協会そのものであるという事。「じゃあ誰にすればいいのか教えていただきたい」という開き直るコメントを目にしましたが、その道のプロがそういう発言をする時点で失格だと思います。今回の失態で森保ジャパンとともに田嶋ジャパンも責任を取って、ぜひ退いていただきたいです。早くもポスト森保として名前が出ていましたね。

【現在フリーの監督は? 日本代表がピンチ! ワールドカップ経験者、日本人指揮官だと…】
「6大会連続で本大会出場を果たしている日本代表にとって、ワールドカップ出場は最低限の目標ともいえるが、現時点ではそれすらも危うい位置にいる。それを覆すためには、監督交代という選択肢が挙がってきても不思議ではない。
 秋春制の欧州主要リーグはシーズンが始まったばかりで、J1リーグの閉幕は12月。ジェフ千葉を率いていたイビチャ・オシム監督をシーズン中に引き抜いた例もあるが、主な候補となるのは現在フリーの人物と、日本サッカー協会内にいる人物になるだろう。
 現在フリーの人物で代表監督経験者に絞ると、アントニオ・コンテやフランク・デ・ブールといった名前が挙がる。コンテは2016年のユーロ(欧州選手権)で下馬評が低かったイタリア代表を率い、その2年前のワールドカップ王者だったドイツ代表をPK戦まで追い詰めた。
 フランク・デ・ブールはバルセロナの監督に就任したロナルド・クーマンの後任として、昨年9月にオランダ代表に就任。しかし、今夏のユーロではラウンド16でチェコ代表に敗れ、大会後に退任となっている。同大会でウクライナ代表を準々決勝へと導いたアンドリー・シェフチェンコも、大会後に退任している。
 ワールドカップ経験者のユルゲン・クリンスマンも、現在はフリーとなっている。2006年大会でドイツ代表を3位、14年大会でアメリカ合衆国代表をベスト16に導いている。
 日本人に目を向けると、昨季のJ1でガンバ大阪を2位に導いた宮本恒靖は、今季は不振から抜け出せず、5月に解任となった。大槻毅は10位に終わった昨季限りで浦和レッズの監督を退任した。ちなみに、元日本代表監督のアルベルト・ザッケローニはUAE代表監督を退任した19年1月以降、監督業を休業している。
 日本代表は窮地に陥ったが、日本サッカー協会はどのような判断を下すのか。12日にはオーストラリア代表戦も控えているが、ピッチ外の采配にも注目が集まる。」
引用:フットボールチャンネル

 確かに今の時期では人材がなかなかいないと思います。コンテ監督、ブール監督はよく存じ上げませんが、クリンスマン監督は以前にも名前が挙がりましたが、確かいろいろあって条件に合わない、交渉に至らなかった覚えがあります。日本人監督はもういいでしょう。宮本ツネ氏やザック監督の名前が出ていましたが、あかんでしょう。
 当ブログで予想してしまうのが、西野監督。タイ代表で結果を出せず、フリーのはず。ここが一番ありうる。人材が探せないから安易にまた声をかけてしまう。ロシア大会で一応結果を出しているから。かつての岡田監督のような存在か。でも、あの時も博打采配が成功しましたが、森保監督と同レベルだと思います。博打采配の日本人監督では進歩できません。あと、可能性があるのが反町強化委員長。確かロシア大会前もハリル監督を更迭した強化委員会で、当時委員長だった西野氏がそのまま就いた覚えがあります。その線もあるなと。反町監督・・・Jクラブでは結果を出していますが、五輪代表では選手との距離感が開いて、上手くいかなかったと聞いています。反町監督も含めて当ブログでは日本人監督に反対です。
 たぶん協会では動いていると思います。ハリルジャパンの時もW杯予選通過のタイミングで、解任が発表されましたから。メディアでは結果にかかわらず、オーストラリア戦後に賑やかになる事でしょう。
 と書いていたら、今朝の日刊スポーツに協会で後任筆頭に長谷川監督の名前が挙がっていると出ていました。おいおい・・・森保レベルで何も反省していないじゃないかと。今回はかつての加茂ジャパンの再来と思っていますが、何か今の監督人事は加茂ジャパンでクルクル回っているだけで、長年かけても何も進歩していないじゃないのかと。ふと、思いましたが、欧州組の選手は日本人監督の采配ごとに「うちの●●監督(欧州の名将)だったら、こんな手は打たねえよなぁ」とみんな思って、内心馬鹿にしているのではないかと思ってきました。それが吉田主将の発言に隠れているのではないかと。長谷川ジャパン・・・悪夢は続くのか・・・
#がんばろう日本 #ThankYouHealthcareWorkers #ThankYouCaregivers 

コメント
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