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日本代表のこと・・・509

2021-10-15 00:01:55 | サッカー(日本代表、W杯等)

 リスペクトコラムです。
 一昨日の森保ジャパンの代表戦、ポジティブとネガティブ両方の論調の報道が流れています。グループ首位のオーストラリアに競り勝ったので賞賛の嵐のはずが、試合前と全く変わらない解任論が結構流れていますが、当ブログもどちらかといえば後者ですね。試合前に「大勝すれば別ですが、勝っても解任の流れはそれほど変わらないでしょう」と書いており、代表監督に関しては一貫して今の流れは反対です。日の経過とともにネガティブ論というより、代表監督論そのものが出て来なくなりました。このまま楽観論のまま、気が付いたらW杯1次リーグ敗退(基本的には出場できるとは思ってます)にならないように、当ブログが同調するコラムを集めてみました。
    
【辛くも勝った森保J、最終予選で「すでに2敗」はどこまで厳しい苦境なのか】
「これまでに日本が本大会出場権を獲得したW杯の最終予選成績を振り返ってみると、喫した黒星は「2」が最多となっている。
 ただし、最終予選がホームアンドアウエー方式で5チームと対戦する計10試合の戦いになったのは前回18年ロシア大会の予選からで、それまでの最終予選は6~8試合で競う方式だった。今回の最終予選で、4試合を終えて「2敗」を喫している森保ジャパンの成績を、過去の最終予選とそのまま比較することはできない。とはいえ、W杯出場権の獲得に向けては、すでに1つも勝ち点を落としたくないほど苦しい立場まで追い詰められているのもまた間違いない。」
引用:読売新聞オンライン

 4年前も、予選初戦に負けたチームは予選を突破できないジンクスがあったが、ハリルジャパンはそのジンクスを破った。だから今回も3試合で2敗しようがまた突破できる、そういう声もありました。そんな楽観論でいいのでしょうか。今までのように予選突破は当たり前。目指すは本大会ベスト8じゃなかったのか。今の森保ジャパンを見ても、とてもの目標に届くとは到底思えない。先日、日本に負けたオーストラリアは、オマーンに負けた日本とキャラがかぶります。オーストラリアは油断していた。だからアーノルド監督は4-4-3と聞いて「しまった」という声を挙げたのでしょう。と解説で聞きました。いずれ来るアウェーオーストラリア戦はそうはいかない。死に物狂いで日本に立ち向かってくるでしょう。そうなれば3敗目。もう一つ危険なのは来月のアウェーオマーン戦。勝てるでしょうか。負けるかもしれない。そうなれば4敗目。果たしてそうなったら日本はどの位置にいるのでしょうか。そのジンクスももう一度確認してみましょう。

【森保監督に2つの“解任ジンクス”】
「森保一監督(53)に2つの解任ジンクスがつきまとう。過去5回のアジア最終予選で2敗したのは、前回のロシア大会予選で、本戦出場を決めた後の消化試合でサウジアラビアに0-1で敗れたときだけ。本戦切符を獲得する前に2敗を喫した監督は1人もいない。
 初出場を決めたフランス大会予選(1997年)は苦戦続きだったが、この時は3戦終了時点で1勝1敗1分。4戦目のカザフスタン戦が1-1のドローに終わり、加茂周監督が解任された。
 2つめはW杯初出場以後、最終予選で2敗をした監督は本大会で指揮を執っていないこと。前回ロシア大会のハリルホジッチ監督は2敗で予選こそ突破したが、本大会直前に解任されている。」
引用:夕刊フジ
    
 おっと、前回のハリルジャパンの2敗目は予選突破が決まった後の消化試合でした。という事は実質1敗。それに対して今回は力負けの2敗目。これをどう見るかですね。最終予選で2敗した監督な本大会で指揮を取っていないとあります。今までの協会はそうしてきた。今回はどうか。ひょっとしたらの推論ですが、ここで森保監督を解任すると、日本協会の責任論が出てきて、自分達の首筋が寒くなる。「ジンクス破り」という大義名分で、いちかばちかの博打策を田嶋ジャパンは取っているのではないかと思うようになってきました。オーストラリア戦に勝っても、やはりいろいろと動きは起こっているようです。

【森保監督 “ギロチンマッチ” 制し延命も…外国人監督の売り込み続出 名将ビラスボアス氏らも浮上】
「〝負ければ解任濃厚だった森保一監督(53)は首の皮一枚つながったが、進退問題はくすぶったまま。有事の際には外国人の大物指揮官も選択肢になる可能性が出てきた。」
「自らのクビがかかった〝ギロチンマッチ〟を乗り越えた森保監督は試合後に「進退に関しては、特に今日の試合だけかかっているとは思っていない。代表の監督に就任してから毎試合、毎試合、監督としての道が続くのか、終わるのかという岐路に立っていると思っている。今日の試合で特別、自分の進退について考えることはなかった」と強い覚悟をにじませた。
 しかし、すでに日本は2敗しており、厳しい状況に変わりはない。今後も解任論はくすぶったままで、指揮官の言葉通り毎試合が進退をかけた戦いになる。緊急登板の場合はチーム再建の時間が限られているため日本人監督が基本方針。だが、複数の関係者によると「外国人監督のほうがいいのではないかという意見もある」と新たな動きが出てきた。」
「低迷する代表チーム再建のためには、実績ある外国人指揮官の手腕に期待する声も日本協会内部で根強い。そうした中で「何人か外国人の有名監督から売り込みがあるようだ」と欧州事情に詳しい代理人は指摘する。外国人監督からすでに〝逆オファー〟も寄せられているのだ。名将モウリーニョ監督の右腕として活躍し数々のビッグクラブを率いたアンドレ・ビラスボアス氏(43)や、スペイン人の名将で今月ヘタフェの監督を解任されたばかりのミチェル氏(58)は以前から日本代表監督に関心を寄せており、後任候補に挙がってきそうだ。ひとまず延命した森保監督。その一方で、ポスト森保に向けた動きはこれから活発化していくことになり、まだまだ予断を許さない。」
引用:東スポ

 「ギロチンマッチ」か、上手い表現をしますね。個人的にはその刃が落ちて来なかっただけで、まだ頭上にあると思われます。「低迷する代表チーム再建のためには、実績ある外国人指揮官の手腕に期待する声も日本協会内部で根強い」か、その声を封印してジャパンズウェイを突き進んできた田嶋ジャパンは、やはり長い目で見ると好ましくないのでは。
 この記事で自ら売り込んできた外国人指導者はよくわかりません。外国人監督にするなら、やはり代表監督として実績を残している人材を登用すべきであって、いくらナショナルリーグで実績があっても、それはJリーグで無敵だった森保監督と何も変わらない。つまり、世界を知らない外国人監督という事か。ただ、時期が悪いかな。

【「ぶっつけ本番」と思えない…日本代表の大胆采配、オーストラリア戦で手にした大きな強みとは?】
〔4-3-3は「ぶっつけ本番だった」〕
「解任危機に瀕した森保一監督が採った“秘策”は、ここまで先発では一度も公式戦でトライしていない4-3-3の採用だった。」
「「理詰めは正直、そこまでできていなくて、ぶっつけ本番だったのはあります」と守田は本音を吐露したが、中盤3人の距離感と連係、流動性は全く初めてとは思えなかった。」
「森保監督が公式戦でここまで大胆な采配を見せたのは、2018年夏の代表監督就任以降、初めて。最初は3バックと4バックの併用に意欲を示していたものの、「今までA代表が積み上げてきたベースを生かす」と4-2-3-1を基本にして以来、その布陣をなかなか変えようとはしなかった。
 しかしながら、オマーンとサウジアラビアにまさかの敗北を喫し、ボールロストの多さや中盤の攻防で勝てていない現状を目の当たりにした。そういう声も吉田や長友、遠藤らから寄せられたのだろう。」
引用:フットボールチャンネル

 このコラムを読むと、オーストラリア戦の4-3-3は博打サッカーと言えます。日本人監督は昔から博打サッカー、いちかばちか。たまたま岡田ジャパンも西野ジャパンも博打に勝ったが、引き出しが無い指導者であることをさらけ出した格好で、全く信頼性が無い。忘れもしない南アフリカ大会。不振で進退伺いを出した岡田監督がいちかばちかの、本田1トップの策を出して、博打サッカーに勝った。そもそも引き出しが無い監督に選手から声が寄せられ、しぶしぶ4-3-3をやったのか。そんな博打サッカーばかりで日本のサッカーはいいのかと思います。そこにやはり出てくるのが田嶋ジャパンの価値観か。

【森保監督“首の皮一枚”の2勝目もW杯自動出場は依然ピンチ…現体制をつくったJFA田嶋会長の罪】
「「森保兼任監督体制をつくった田嶋JFA会長にも<任命責任>がある」とはサッカー関係者。
「16年3月に現職に就いたJFA田嶋会長は、自身の功績作りとして<ジャパンズウェイ>という言葉を持ち出し、日本代表の監督、コーチ、スタッフをオール日本人にしてW杯に臨むことを思いつき、再任された直後の18年4月に<西野代表監督体制>をつくり、本番でも16強入りとそれなりの成果をあげた。さらにW杯後も同じコンセプトの道筋を立てるために森保五輪監督にA代表監督を兼務させることにした。森保監督にA代表を率いる資質が備わっているかどうか、ではなくて<会長自身のステータスを上げる>ための方策だった」(前出の関係者)
 20年1月、森保五輪監督が指揮を執った東京五輪代表は、タイで開催されたU―23(23歳以下)アジア選手権の1次リーグで敗退した。予選免除だった東京五輪は決勝トーナメント以降、主軸に頼り切るサッカーでチームを疲弊させ、メダルなしの4位に終わった。
 W杯最終予選では序盤1勝2敗と崖っぷちに立たされ、この日のオーストラリア戦の勝利でひと息ついたとはいえ、W杯自動出場圏外であることに変わりはない。
 これからも森保監督体制で本当に大丈夫なのか? 不安は尽きないし、現体制をつくったサッカー協会であり田嶋会長の責任は大きい――。」
引用:日刊ゲンダイDIGITAL

 日本人監督だけでなく、コーチやスタッフも全員日本人なのか・・・そりゃまさに世界をしらない日本の指導者達、いわば鎖国サッカーなのか。開国しなきゃ。開国しているのは選手だけか。田嶋ジャパンの価値観で日本サッカー全体が振り回されている事になりますね。「会長自身のステータスを上げるための方策」か、それはファン・サポーター不在の愚策ではないのか。田嶋会長の責任は大きいとありますが、まさに失われた6年?だったのか。早く開国刷新し、新しい日本サッカーの夜明けを観たい。そこに影響を示す存在があります。それはスポンサーです。

【森保ジャパン、豪州戦辛勝も経済界は「延命拒否」】
「沈静化したとは言い難い。サッカー・日本代表を率いる森保一監督への批判が今も沸騰している。12日のカタール・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選で2―1と勝利し、何とか土俵際で踏ん張った。解任論が高まっていた森保監督の進退問題はひとまず先延ばしされた格好だが、世間からの厳しい目は依然として向けられたままだ。」
「■森保ジャパンから「スポンサー離れ」の懸念
 楽観視できない森保ジャパンの今後を危惧しているのは、スポンサー企業も同様だ。大手広告代理店関係者は「弱い」「暗い」「人気ない」とクライアントにとってネガティブな要素が三拍子揃った森保監督の体制に強い危機感を抱き、次のように打ち明けている。
 「スポンサー企業の担当者からは『発信力のない森保監督が続投のままでは日本代表の人気凋落が深刻化する恐れがある』『これ以上、強くなる材料が見当たらない』『サポーターから辞任要求が頻発していることでサポートするクライアント側にも悪影響が及ぶのではないか』などといった率直な疑問と不安の声が今現在も鳴り止まない」
 しかも、その苦言は森保ジャパンが辛勝し、監督解任論を沈静化させたかと思われたオーストラリア戦の試合前の“珍事”によって皮肉にも拍車をかけることになってしまった。
 「12日のオーストラリア戦も勝ったとはいえ、森保ジャパンの広告的価値を引き上げる結果にはつながらなかった。それどころか、あの試合前の国歌斉唱の中継映像で映し出されてしまった森保監督の姿は弱々しく、イメージダウンにつながってしまったと捉えられている。
 君が代がスタジアムで斉唱された際、森保監督が涙を流していたことがクローズアップされ、美談にする傾向も一部報道によってはあったが、逆境に立たされていながらも動じない日本代表指揮官の姿を誇示してほしかったクライアント側の立場からすれば到底看過できるものではない。彼ら(クライアント側の)担当者は、ほぼ一貫して『頼りない』『追い詰められている』というクールな反応を示している。さすがにスポンサーを降りるというような強硬策は取らないだろうが、クライアント側が森保監督に落胆の色を隠せないでいるのは残念ながら間違いないところだ」
引用:JBpress

 当ブログは元々物を言いすぎる代表スポンサーはネガティブに映っていました。やれ、ユニレプの10番が香川選手で出場させて欲しいという圧力があったとか、昔はそんな噂を苦々しく聞いていました。ただ、今回は拍手を送りたい。スポンサーの先には末端のファン・サポーターの存在がある。ファン・サポーターの声を代弁して、ぜひ日本サッカーの改革を行って欲しいですね。
 他のコラムにもありましたが、森保監督と協会に改めて目標を確認したいです。日本がW杯に出場することなのか、それともW杯でベスト8に進みたいのか。W杯出場が目標だった時代は1998年のこと。もうW杯に行こう、というメンタルではないはず。出場7大会目となれば、目標は勝利であるべき。森保監督でそれが可能なのだろうかとありましたが、まさにその通り。異常な楽観論とおかしな価値観の中で、こんなところでジタバタしているようでは本当に日本サッカーは冬の時代に入ってしまうかもしれない。一足先に厳冬に入ったなでしこジャパンのように。今回の記事は寄せ集めのようなコラムになりましたが、「すでに2敗」「もう1敗(史上最悪)も」に頭を悩ませる日々です。
#がんばろう日本 #ThankYouHealthcareWorkers #ThankYouCaregivers 

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